谷 好通コラム

2001年09月16日(日曜日)

223話 新しい形の店舗

バイパスなどの街道沿いを走ると
道の両側にあるのは、ほとんど何らかのチェーン店、フランチャイズ店で
その土地の人が独自の嗜好でやっている単独店は、ほとんど出ていない

 

?一番多いのが外食産業
ファミリーレストラン
回転すし屋
焼肉屋
ラーメン屋
牛丼
中華料理
コーヒー・喫茶・軽食
オカズとメシの店
食べ放題
?コンビニエンス・ストアー
?カーディーラー
?ホームセンター
?ビックサイズスーパー
?スポーツ用品店
?ゲームセンター
?中古車屋
など、など、など

 

 

共通しているのは
車で走っていても、そこに何の店が在るのか分かるように
「でっかいサインポールの看板」

 

一説によると
この手の店舗では
設備投資の30%~50%までを、「看板」に使うそうだ
目立ってナンボ

 

建物自体に嗜好を凝らして、目立つより
手っ取り早く
看板に金をかけた方が、効率的であるということか

 

私たち快洗隊では
洗っている姿そのものが看板である、としてきた
車を泡まみれにして洗っている姿
テキパキした、プロを感じさせるスタッフの動き
これこそ、もっとも有効な看板だと考えてきた

 

 

しかし
これからは、本当の“看板”の威力にも、もっと、力を入れなくてはイカンな、と
考え始めている
それが新しい店舗の形だとすれば

 

しかし「看板倒れ」という言葉があるとおり
看板のでかさ
看板のインパクトに見合っただけの
「商品の中味」がないと
じきに客から見放されてしまう

 

チェーン店の強みは
商品・サービスの質に対する安心感だ
「あのチェーン店なら、あの味が間違いなくある」
「接客も大丈夫、不愉快なことも無いだろう」
「あのコンビニなら、あの程度の品揃えで、安心して買える」

 

どこかのチェーン店での
「良かった」という経験が
他の地域にある同じチェーン店に対しても
同質の商品・サービスが、当然その店でも得られるであろうという
安心感を与える

 

だからチェーン店は
その商品の質の均質化が、勝負とも言える
快洗隊のチェーン店も
そろそろ50店舗に届く
これからが勝負と、気持ちに力が入る

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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