谷 好通コラム

2001年08月21日(火曜日)

202話 台風と飛行機 ?

今、北海道千歳空港から、名古屋空港への飛行機の中
台風11号が名古屋の直前に来ていて
ほとんど、台風に突っ込んでいく形で飛んでいる

 

今日、札幌でワンデースクール
第3回目
札幌の高さんは相変わらずで
ヒョウヒョウとスクール参加者に話しかけている
午前中で無事、私の出番が終わり
いつものように、実技の部は任せて会場をあとにした
※水を得た魚、の高さん

 

 

あと、いろいろな仕事をこなして、最終便の飛行機で帰る予定だったのだが
台風の影響で、その飛行機は、ほぼ欠航になると思って
急遽、一便早くして乗ったのだ
搭乗前に
「名古屋空港の天候が悪く、着陸できない場合は、
東京羽田、あるいは福岡空港に着陸する予定をしております。」
と言っていた

 

ワクワクである!

 

ちょっと気負って、いざ出発
飛行機は、あまり揺れもせずに快調に上昇した
後ろの席に
よく喋るオッサンが二人
せっかくウキウキして飛び立ったのに
軽薄かつ、しょうもない経済評論がうるさい
神聖なる「台風に向かっての出発」が、雑音で少々興ざめになってしまった

 

台風はまだ四国にいて、北海道など、まだ何の関係もないと思うのだが
雲の様子がいつもと違う
なんとなく神々しい

 

と、その時
機体の右側に、「洞爺湖」が見えてきた
美しい!
湖の真ん中の丸い島が、この湖がカルデラ湖であり
二重火山であることがよく分かる
洞爺湖の右後方には、「羊蹄山」が見える
羊蹄山は、富士山と同じコニーデ型火山
裾野を持ったきれいな円錐形の火山、遠目には富士山そっくりのラインである
久々の名場面であった

 

 

洞爺湖と言えば、2年ほど?前に噴火があったところ
今は落ち着いて、温泉も営業を再開していると、ニュースで言っていた

 

次に見えてきたのが
見事な“いわし雲”
今日は絶品の連続であった

 

 

夢中で写真を撮っているうちに
後のオッサンの軽薄な会話が、また気になりだした
見ると、反対側の窓側の席が空いている
私は、無償にそっちの席に移動したくなってきた
移動することになんら支障はない
スッチュワーデスさんが、少しイヤな顔をするだけ
そう思ったら
ためらうことはない、そそくさと移動してしまった

 

反対側の窓、それで見たものは!
(次話に続く)

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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