谷 好通コラム

2001年05月20日(日曜日)

第118話 思い入れの車

私は車が大好きである
決してイイ車ばかりではないが、たくさん乗り継いで来た
18歳の時、ホンダN?の中古をたしか15万円で買ったのを皮切りに
30台以上乗った
1年に1台ぐらいのペースである
特に若い時はポンコツばかり買ったから、次から次へと壊れてしまい
結果的にたくさん乗り継いだということもある

 

しかし、全部の車それぞれに思い入れて乗った
だから今でも全車、乗った順番に言うことも出来る

 

人から見ればただのポンコツでも
本人にとっては個性のある車ばかりで、思い出もある

 

昨日めずらしい車と出会った
自動車新聞の記者の方が乗って来た車
この人は昔
“レーシングカート”に乗ってレースをやっていた経験を持っていて
色々な意味で意気投合する所が多く親しくさせていただいている
つい先日も
「もう自分は使う事もないだろうから、皆さんで使ってください」
と、“パープル色のレーシングスーツ”をいただいてしまった
このスーツは今
IT推進室のリーダー「タブチガワくん」のご愛用となっている
奴にはパープルが良く似合う
(私がこれを着たら絶対ひんしゅくを買うだろう、何を言われるかは大体想像がつく)

 

その記者さんの車
「ホンダ・初代シティーのカブリオレ」

 

 

?15年前!の車だそうだ
?ソリッドなのに塗装の劣化ほぼ無し、
?傷もほとんどなし
こまめに洗車をしていたそうだ
?ナント、幌がほとんど完全な状態。退色もヒビ割れも全くない
?メッキ部分に全く錆がない
?信じられないことに樹脂部分の劣化もほぼ皆無
?車内も完璧
という事は「乗っていない、シマッテあった車」なのかと言うと
走行距離はりっぱに90000キロ以上
ちゃんと使っている車なのである

 

「これはすごい!イイものを見せてもらいました。これだけの極上のレア物だと、すごい値段が付きますよ」
と、言っても
そんな事はどちらでも良さそう
大好きな車であって
“売っていくら”になるということには興味なさそう

 

そういうものだと思う
共感する

 

快洗隊に洗車をしに来るお客さんを見ていても
そういうものを感じることがある
高い車だから高い洗車を
と言う訳では全然ない
自分にとって“大切”な車だから
いい洗車をして上げたい
私達がその車に対してどう思うのかなんて事は関係ない
“その車”に対する“その人”の問題である

 

私達は“その人”にとっての“その車”に対して
何が提供できるかが問題である

 

さて
そんなすごい車の記者さんから“レーシングスーツ”をもらったタブチガワ君の車
「ベンツ」
彼にとっての“宝もの”
いくらかと言えば
Yahoo!オークションで買った30万円
クーラーは扇風機状態
燃費→最悪
それがどうした!!!!
彼にとっての宝物

 

 

こいつも共感を感じる

 

洗車を考えるとき
彼等の事を思い出して見ると何かのヒントになるかも知れない

 

今日のおまけ
実は本日また、MINEサーキットでレースを見に行って来た
フォーミュラニッポン

 

大っきいレースにつきものって言えば
「キャ~ンギャル~~~!」
清水さんのレースも面白かった
それは「へなちょこーサー日記」に明日か明後日報告することにして
とりあえずキャンギャルを1コマ

 

 

そして
明日か、明後日にはキャンギャルもズラーッと紹介します
おたのしみにっ!

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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