谷 好通コラム

2001年03月21日(水曜日)

第60話 春が来た

今日の暖かいこと、万歳である
やっと春が来た!

 

今年の冬はとても寒かった
特に北海道、東北は厳しかったようだ

 

今の私は現場をほとんど離れてしまったので、あまり実感はないのだが
かつてのことを考えると
寒い時は本当にみんな大変だと思う

 

そんな冬がやっと終わって、春がやって来た!
(寒い地方はまだまだかな?)

 

川の土手には“からし菜”の花がぽつぽつと咲き始める
ここ刈谷から大府にかけて流れる“一瀬川の土手のからし菜”は
その膨大な群生で、土手一面がまっ黄色になるほど見事なものだった

 

ところが、3年ほど前から始まった護岸工事によって
からし菜の群生は壊滅状態になってしまった
今は護岸工事から外れた部分で細々と咲いているだけ
人間の為に一つの花の社会が消滅したようだ
しかし、けなげに生きているからし菜はポツリポツリではあるが、可憐でまた可愛いものだ

 

 

この辺の畠には、梅が多い
その梅が、今、満開
あちらこちら梅の花だらけ、白やら、ピンクやらすばらしい風景となる
梅独特の甘い香りが充満する
この辺の方、風流な人が多いのか
この梅、実は農作物
畠は、“生産緑地”
住宅地の真っ只中に出現する梅の大花畑は
税金対策の“農地”なのであった
だから梅の“実”が熟しても誰も収穫はしない

 

どっちにしても梅の花は花
すごくキレイなのだから
春を思いっきり感じさせてくれるのだから
そんな事はどうでもいい
精一杯、梅の花見を楽しむ

 

 

花も人間がらみになると、色々ややこしい

 

公園の花壇にも一杯花が咲き始めた(私、花の名前はさっぱり解らない)
花粉症の人に、申し訳ないとは思うが
やっぱり“春”が最高である
快洗隊もこのところ大忙しで、大変ありがたい季節でもあります

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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