谷 好通コラム

2001年02月25日(日曜日)

第35話 レースが終わった

5時間ほど前にレースが終わった
今は帰りの飛行機の中

 

レース終了後
後片付けもせず、手伝っていただいた多く方達に何のお礼もせず
挨拶もそこそこに
「飛行機の時間」を口実に、いつものように早々に帰路についてしまった
いつもながら皆さん、すいません。
ホントにすいません

 

なのに、飛行機の出発が予定より大幅に送れて、空港でかなり時間のロスもあり
飛行機の中で
今、どっと疲れが出ているところ

 

今日は、個人的には満足だった
大満足であった
特に清水さん・上村さんの組の総合優勝は最高であった

 

しかし私達の、レースとしての結果は、非常に残念なものであったことだけ報告しておきます
3.4日の内には「へなちょこレーサー日記」に山ほどの話題が掲載されます

 

しかし
今回は疲れた・・・
去年12月のレース初体験の時よりもむしろ疲れているような気がする

 

足は、鉛のように重く
腹筋の存在が、心地よい痛みとして感じられ
腕は力尽き、機内サービスの紅茶のカップが3倍重く感じられ、赤ん坊レベルになった握力でカップを持った時、思わず落としそうになってしまった
おまけに頭が、ボーっとしている(これは空港で飲んだビールのせい?)

 

それにしてもなかなか速く走れるようにならない
どうすれば良いのか
理屈と感覚はずいぶん解ってきたつもりなのだ・・
だから、暗中模索の状態ではない
だが
解っている事が中々実行出来ない
なかなか出来ない

 

確かに“歳のせい”であることは間違いない
加えて、もともとの反射神経が鈍い事も大きな理由であろう

 

しかし、絶対に出来ないとは思っていない!
断じて思っていない

 

歳のせいで、からだの憶えが遅くはなっているかもしれないが
どうすれば良いのかが解ってきているのだから
時間と、回数と、集中力をモット持てば、絶対速く走れるようになると確信している

 

(もちろん清水さん、畠中さんレベルになれるとは思っていないが)

 

もっともっと速くなれるということには
絶対の確信をもっている

 

体は疲れているが
今、この瞬間も、もっと走りたい、早く走れるようになりたいと
心が騒いでいる

 

才能のかけらも無い
歳とって覚えの悪いオジサンであるへな?(へな?もほぼ同類?)
そんな私達のレースの面倒を見ていただいている清水さん、畠中さん
それからいっぱい大勢の方々
そのうち諦めるだろう、とお思いの方もいるかもしれませんが

 

すいません
皆さんが相手にしている男は異常なくらいに“あきらめないヤツ”なのです
疲れても、心は滅茶苦茶元気なのです

 

だって、レースは私の元気のモトなので、やればやるほど元気になってしまうのです

 

皆様には大変申し訳ない気持ちでいっぱいでありますが
へな?もエライ災難だと思って
付き合ってやってください。

 

ヘトヘトだけど
今日は絶好調に元気です

 

※レース使用前のへな?

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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