谷 好通コラム

2001年01月23日(火曜日)

第2話 雪の伊吹山

 

かつて2.3年程前まで、私はほとんど毎日、異動の連続の生活をしていた。
飛行機に最高ひと月32回乗って、新幹線にもひと月20万円以上の請求がJRカードから来て、それでも車のメーターは月2000km以上と、どうやったらそんなに移動できるのか自分でも不思議なほど動き回っていた。
今は各地に営業所が出来、信頼のおける担当者がいるので、すっかり落ち着いて仕事が出来るようになっている。ありがたいことだ。
それでも普通の人に比べれば、今でもはるかに移動は多いが。

 

かつて激しい移動をしていた時からの習慣がいくつかある。
その一つが、東海道新幹線に乗って東京に行く時は“富士山”、大阪に行く時は“伊吹山”を見ること。
新幹線に乗っているビジネスマンの多くは前夜の接待疲れか寝ているが、私はほとんどの場合何かしらしている。カッコつける訳でなく時間がもったいないから。
(私も絶対的に睡眠時間が足りないときは寝ることもあるが、そんな時私は30秒で寝ついてしまう特技がある)、
“富士山”と“伊吹山”を見ることが最高の楽しみである。
富士山がきれいに見えたときは、仕事がうまくいくというジンクスまで持っている。
伊吹山にはジンクスはないが、きれいに見えると最高に気持ちがいい。

 

きのう、大阪に行くとき雪をかぶった伊吹山がきれいに見えたので、最近持ちはじめたデジカメで早速撮りました。
この日は大阪のあるSSに勉強をしに行った。
すごくいい勉強が出来たので、次はそれに関連した話をしたいと思います。
やっと洗車の話が出てきます。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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