2021年09月23日(木曜日)
9.23.頼もしい大人たち
亡母に関わることは今日で最後にします。
母が老衰で息を引き取る時期が近いと老人ホームから連絡をもらい、
その日のうちに息子と娘にも一応連絡をしたのですが、
まさか、その次の日に駆けつけるとは思っていませんでした。
しかし、そのおかげでまだ息のある内に母と会えたのは本当に良かったです。
それから翌日、息を引き取った母を式場に安置し、
お通夜を経て葬儀に至る昨日まで
亡母が眠る脇に泊まり込んでくれたのは、
最初の日が弟、次の日から二日間息子と娘が率先してくれました。
人の役に立つことを率先してくれるようなったことが私は大変嬉しく、
母もきっと喜んでくれると思い、
大役を我が息子と娘に託して、私と妻は休ませてもらいました。
式の打ち合わせなどにも積極的に発言してきて、私たちを助けてくれてました。
考えてみれば二人とも40歳をゆうに越していて、
もう立派に大人なのだから、
当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが、
不意に頼もしい姿を見せられて、
私は自らの年齢と存在位置を改めて思い知らされた思いです。
母の弔事が機会になって、
次世代の二人に対する見方と姿勢がかなり変わりました。
お互いの生き方、考え方には当然違いはあっても
私の姿勢が変わって、大人同士のコミュニケーションが取れるようになって、
はじめて、まともな関係になったのかもしれません。
亡き母に感謝です。
この話とは関係ありませんが、
陸ガメのトンボは、犬のリンダが大好きなようで、
一緒の庭にいる間じゅう、ずっとトンボはリンダの方を見続けて、
ちょっとでも近づきたい仕草をして、大好きさをアピールしていました。