谷 好通コラム

2022年02月06日(日曜日)

02.06.暇な時間の勝手な空想、ペット論

今日は日曜日、午前中の傷の処理が終わったら、

後はご飯を食べて、薬を飲むだけで病院には何もなく。

ZOOMでの会議の仕事も日曜日はさすがに無く、メールもほとんど来ない。

今日は何の緊張感もない一日です。

 

こんな時には、家で飼っていたペットたちに会いたくなる。

普通、家庭で飼われているのは「犬」と「猫」がぶっちぎりで多いが、

ふと不思議に思うのは犬も猫も今は雑食ではあるか、

野生では両方とも肉食動物であり、

犬の祖先であるジャッカルや狼も、

猫の祖先である山猫たちはいずれも攻撃的で、獲物を襲い食べて生きてている。

そんな攻撃的な動物がどうして選択的に人間のペットになっているのか。

 

最初からおとなしい草食動物がいくらでもいるのに

何故わざわざ攻撃性の高い祖先を持った犬と猫が可愛がられているのか。

もちろん、暇だからこんなことを考え始めたのだろうが、不思議だ。

 

以下は私の勝手な想像による

何の後ろ盾も無い空想の話であることを前もってお断りしておく。

 

草食動物は、いつも肉食動物から襲われることを警戒して、

警戒心の塊になり24時間ビクビクしている生活で、

一言で言えばいわゆる小心者だ。

小心者は基本的に自分を守ることに精一杯で、

多くは同種の生き物と群れを成し、他の誰もが敵であることが前提だ。

だからいくら人から可愛がられても、

人間に服従したり、人間に甘えたりすることも無いのではないだろうか。

馬とか牛とか長い歴史を人間と生きてきた草食動物は、

人を信頼するすることがあるのかもしれないが、

人と犬や猫との深い関係とはやっぱり別のような気がする。

 

犬と猫は、その甘え方とか信頼の仕方のスタイルはかなり違うが、

人間との関係の深さはとても似ている。

大昔、犬がまだジャッカルであったり狼であった頃、

また猫が野生の山猫であった頃、

彼らは、人間に捕らえられ、紐やかごの中に拘束されて、

食べ物などを人間から与えられ、つまりその”生”のすべてを人間に支配されて、

人間に服従するしかない生活を送るうちに、

攻撃性をすっかり失い、

しかも草食動物のように小心者ではないので

服従して可愛がられている方が、

楽であり幸せである事が自然に身についてしまった。

すると、

積極的に可愛がられようともするし、

甘えて可愛がられると自分も本当に嬉しくなって、

人に対して”嬉しい”とか”甘えたい”という感情を本当に持つようになる。

こうして、

人間の永遠の友である可愛い犬や猫というペットが出来上がった。

 

とは、いずれにしても、

有り余る入院生活の暇な時間に任せて考えた単なる私の空想である。

 

ネットで見た可愛い犬の写真。

うちのペットの女王「チーちゃん」

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2024年4月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.