谷 好通コラム

2022年03月17日(木曜日)

03.17.辛夷(こぶし)の花は3月18日前後に咲くのだそうです、

「辛夷」を「こぶし」と読むなんて知りませんでした。

その辛夷が3月18日前後に咲くなんて事も知りませんでした。

私は、明日の3月18日が誕生日で、これでちょうど70歳になります。

そして、70歳は「古希」というめでたい歳であることも、

今日、誰かに言われて知りました。

 

「古希」をネットで調べてみると、

中国の詩人・杜甫の詩

「人生七十古来稀也(70歳まで生きる人は古来よりまれだった)」に、由来する。

本来は「古稀」という字でしたが、

今日では長生きしてほしいという希望の気持ちも込めて

「古希」という字を用いるようになりました。

と、ありました。

 

昔は、医学が発達していなかったので70歳でも長寿と言われたのでしょう。

私だって、100年も昔だったらとっくに死んでいただろう病気に、

これまでに何回かはかかっているはずだ。

だいいち私は4歳の時に「急性灰白髄炎 (ポリオ)」にかかっているので、

その時に死に至らなかったとしても、

もっと大昔だったら、まったく歩けなかったかもしれない。

そんな事は数えたらきりがないほどあっただろうし、

今月の1日に退院したこと自体、昔だったら無理だったのだろう。

だから昔なら、70歳は本当に「古来稀に見る長寿」だったのだろう。

 

しかし、今は大多数の人が70歳を越して、

平均でも男性が81.64歳で、

女性に至っては87.74歳まで生きるのだそうだ。

たから、私も平均でもあと11.64年生きることになるが、

老いさらばえて生きているだけの状態になってまで生きるのはともかくとして

目いっぱい元気に仕事をして、

活き活きと生きられるのはあと5年くらいだろうか。

ちなみに私の父も75歳まで生きて、最後まで元気だった。

 

三月1日に退院以降、毎日、

何件もの機関投資家の方からのIRをお受けしているが、

入院中、病院であまりにも暇だったので、このブログに入院中の事を書き過ぎ、

皆さんがそのことをご存じで、

「谷さん、お体は大丈夫ですか?」と、聞かれ、

かえってご心配をおかけしてしまったと反省すると同時に、

退院してくると、自分が歳を取っているので、

体(生命)のご心配をおかけしてしまうほどの年寄りになったと実感して、

「私もいい加減に、自分がジジイになったことを自覚しなきゃイカンなぁ」と、

重ねて、反省をしたのでした。

 

 

私の誕生日の前後に「辛夷(こぶし)の花」が咲くそうで、

「辛夷」の漢字を教えてくれた人は、

辛夷の花を見ると私のことを思い出すのだそうだ。

私はいつも「握りこぶし」みたいに力を入れていて生きているみたいだ。

とも、言っていました。

 

そんなことはないんだけどなぁ~と、自分では思うのですが。

 

辛夷の花

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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