谷 好通コラム

2018年08月26日(日曜日)

8.26.晴れあがった日曜日。二年ぶりのインタープロト

猛暑の後、台風の連続発生の新記録が出たりして
夏の終わりごろの天候の乱れがいつものようにあったが、
今日、夏休み最後の日曜日は見事に晴れ上がってくれました。

 

そして8月は
キーパープロショップの皆さんが参加されるキーパー選手権。
まだ途中経過ではありますが
今年の選手権はとんでもない記録が出そうなのです。
その上、最後の日曜日が晴れ上がったことが、どう影響するのか。
色々と気を揉みながら、でも、今日はお休みにしました。

 

スーパーGTの我がチームKeePer TOM’Sの
#1 LC500の監督でもある関谷監督が、
ご自身の信念と情熱を注いだ「インタープロト」というレースがあります。
超一流の選手と普通の人が、
電子制御をあまり持たないアナログのメートル原器のような
でも結構高性能な
まったく同一の性能を持ったレースカーに乗って、
素人とプロと別々にガチンコのレースが繰り広げるのですが、
約4年前には私自身も乗っていたことがあります。
しかし3年半前に腰を痛めて私自身が乗るのをやめ、
二年前にはある事があって、関わること自体もやめました。

 

あれから二年。
関谷監督のポリシーとコンセプトが素晴らしかったのでしょう、
インタープロトは、今では参加が12台にまで膨れ上がり、
テレビの番組で取り上げられるようになっています。
出場の選手も、平川亮選手をはじめ、関口雄飛選手、石浦選手、国本選手、
ロニー・クィンタレッリ選手、松田次生選手、中山雄一選手、土屋武士選手、
などなど、超一流で、ガチンコな真剣勝負が繰り広げられています。
その様子は雑誌の記事などを見て知っていたものの、
関谷監督から「現場で今のインタープロトをぜひ見て欲しい。」と言われていて、
私も必ず見に行くことを約束していたので、
それが今日になった訳です。

 

久しぶりに見たインタープロトのレースは、
超エキサイティングなレースで、
実績のある選手が、実力のあるレースカー乗っている訳ではなく、
すべての出場選手がほぼイコールコンディションで走る
夢のようなレースなのです。
だから、速くて、でも若くて、まだ実績を積んでいない選手が、
ぽんと飛び出して勝ってしまう。そんな偶然を秘めています。
今日のレースでは、
まだ登竜門のF3レースで勝ち続けている超若手「坪井翔選手」が、
スーパーGTの最年少チャンピオンの平川亮選手を食ったり、
スーパーGTの先輩たちを脅かしたり
あらゆる先輩を差し置いて2位に輝くなど、
インタープロト本来の目的を見事に果たしていました。

 

三年前までインタープロトに参戦していた#37は、
文字は変わっていたものの、KeePerの基本カラーをそのままに元気そうでした。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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