谷 好通コラム

2022年11月19日(土曜日)

11.18.「雨で車がキレイになる」今迄とは逆の新常識が生まれる時。

KeePerの会社案内のホームページには、

社長メッセージの下に、創業者メッセージというページがあって、

そこに、こり会社の創業以来のポリシーが書いてあります。

 

そこには、2001年に書いた私の言葉として、

こんなことが書いてあります。

創業者メッセージ│KeePer技研株式会社 (keepergiken.co.jp)

その一節に

 

「18歳の時、ガソリンスタンドで働き始めてから、
洗車とは、ずっと自分の仕事として関わってきました。

昔のガソリンスタンドでは、
ガソリンを満タンに入れてくれれば、
洗車をタダでサービスすることは当たり前でありました。
だから、雨が降った翌日などは、
ガソリンを満タンにして洗車をしてもらう車がいっぱい来ました。
同じ給料をもらっていても、
雨が降って暇な一日と、晴れて給油と洗車でごった返す一日では、
天国と地獄の差があって、若い私は晴れの日が嫌いでした。
反対に、朝起きた時、外で雨が降っている音がすると、
ホッとしてすごく嬉しかった覚えがあります。
これが繰り返し摺りこまれて、
今の自分の商売が雨の日が多くては困る洗車業なのに、
雨音は、今でも「ホッとした気持ち」になる大好きな音の一つです。

・・・・・・

・・・・・・・・・。」

 

昔の私の職場ガソリンスタンドでは、

雨が降った後は「洗車」をするお客様がいっぱい来て、とても忙しかった。

雨が降っていると仕事は暇になって楽だったので、ホッとした。

だから、今でも、雨を音を聞くと自然にほっとした気持ちになります。

と、言うようなことが書いてあります。

 

昔から「雨が降ったら、車は汚れる。」が、当たり前の常識だったのです。

だから、雨が降った翌日は、ものすごく忙しかったのです。

今ならば、連続洗車機、一般にはセルフ洗車機の前にずらっと行列ができます。

大昔から今でも、

「雨が降ったら、車は汚れる。」が、

ごく一般的な「常識」だった訳で、世間一般、みんなの固定概念だったのです。

そんな汚れた車(マイナスの状態)を、

汚れていない車(ゼロの状態)に戻すのが、「洗車」であり、

自分でも出来、機械でも出来るサービスだったので、低付加価値でした。

その洗車を、驚くぐらいキレイにまでする(プラスの状態)にすることによって、

高付加価値が生まれ、お客様の喜び・満足(CS)と、

その喜びによって従業員の満足(ES)も得られて、

CSとESが同時に実現するというKeePerの基本的な仕組みになる訳です。

 

しかし今、

それ以前の元の常識「雨が降ったら、車は汚れる。」が壊れようとしています。

 

「雨で車がキレイになる。」なんて、

今迄とは全く逆の事を言い出したのです。当のKeePerが。

 

さぁ一大事。  続きはまた明日。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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