谷 好通コラム

2018年05月21日(月曜日)

5.21.組織が硬直している場合、打つ手のいくつか。

組織が硬直するとは、権力構造が順調に働かずに固まっていること。
いろんなケースがあるが、
まず、上司がその組織の仕事をよく理解しようとせずに、
ただ単に権力構造の一部として機能しようとしているだけで、
部下が「どうせ理解されないのだから」と良くあろうとしない組織で、
それぞれが「楽をする」ことを良しとして動く低効率組織。
効率の良い能力の高い者は「報われず」、徐々にいなくなる。
現場が全く理解できない上司を持った現場の部署が陥りやすい。

 

 

もう一つは、滅多にないが、
それなりに能力があって、組織の長になったのに、
直属の部下を掌握できず、しかし強権を発揮することもせずに、
逃げる為に、
掌握する代わりに、自らの権力と責任範囲を部下に渡してしまい、
二重権力構造を自ら作って、勝手に「住み分ける」。
責任の所在がはっきりしないので責任ある行動が職場から無くなり、
責任ある行動を取ろうとする能力の高い者が徐々にいなくなる。

 

 

どうすればいいか、
打つ手がいくつかあるような表題を書いてしまったが、
私は、上司を変更する手しか、実は知らない。
少なくとも上司に問題を理解させようとする努力は
あまり効果がないことは知っている。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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