谷 好通コラム

2020年11月03日(火曜日)

11.01. 2020年10月のキーパーラボ運営事業の主観的報告

(前文)
この解説は、先の「開示」が客観的であるのに対して
これはあくまでも私の主観的な見方を主とした解説であり、
先に開示されたものに対するものではありません。
例えば数値的に差異があれば、それは先に開示された情報が正しいものです。

 


 

10月7日に新LABO鹿児島県庁前店がオープンして全83店舗になりました。
その83店が4億41百万円で前年の80店に対して158.2%の実績であり、
また80店の既存店のみで4億31百万円であり前年同月比154.6%でした。

 

お天気は、どの都市も前年に対して同じくらいの降水量と日照時間で、
特に昨年に比べて天候的に恵まれた訳ではありません。
もちろん昨年の10月は、消費税増税の直後の月であり、需要が落ちた月です。
その低迷した月に対する当月の158.2%ならば上がって当然のようですが、
来店客台数は前年比128.8%であり、売上げの増加率にははるかに及びません。

 

いずれにしても、前年10月は増税直後の特殊な月なので、
そんな月との直接的な比較では評価しにくいので、
あえて、2年前の10月と比べると、
つまり、既存店での前々年同月比でみると面白い事実が見えてきます。
来店台数の前々年同月比は96%であり、僅かですが減少しているのです。
それに対して平均単価は前々年10月が9,257円/台で、
今年の平均単価は13,445円/台であり、前々年同月比145.3%と
大幅に上がっています。

 

 

つまり、前年が特殊な事情で需要が低下したのですが、
今年、特に来店台数は前年比同月比120.1%と劇的に増えた訳でもなく、
あえて2年前と比べれば、今年は94%で6%減少しているぐらいで、
逆に1台当たりの平均販売単価が145.3%と著しく上がっているのです。

 

その平均単価の大幅な上昇は、
ほとんどKeePerコーティングの販売数の増加によるものです。
特に最新のEXキーパーは、前年0台に対して施工台数が423台、
売上で約5,830万円と大幅な実績の上乗せとなっています。
従来からの人気のダイヤモンドキーパーシリーズも46%増と大きく伸びて、一番多く販売されているクリスタルキーパーは、32%増となり、
メンテケア類も48%増と伸び、ミネラルオフ(+ピュア)も54%増と、
全てのコーティングにおいて非常に大きな伸びをしめしました。

 

これらのコーティングの増販による売り上げの増加は約1億4千万円にのぼり、
83店の合計の売上アップ分約1憶6千万円のほとんどを占めています。
高付加価値、高効率のコーティングが大幅に増販された結果、
人時生産性が二年前の5,771円/人時から
今年の6,984円/人時と、121.0%に上がっています。

 

このビジネス自体の生産性が著しく上がっていると言えます。
コロナ禍を端に発したLABOの実績の上昇は、
ここに至って、
コロナ禍から別の次元に移っているような気がしていて
KeePerコーティングの本物の価値が、
ひろく広まって浸透しつつあることを実感します。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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