谷 好通コラム

2020年10月16日(金曜日)

10.16.創業の頃からの大まかな流れ

1982年つまりKeePer技研株式会社の創業の年、
それまで会社員として、大きなガソリンスタンドを運営する会社の中の
統括マネージャーをしていた谷 好通は、
一軒のガソリンスタンドを店主として運営するチャンスを手に入れて、
愛知県刈谷市に小さなガソリンスタンドで妻と一緒に働くことで
株式会社タニとして独立をしたのです。
元々ガソリンスタンドの運営に優れた手腕を持っていたので
そのガソリンスタンドは、すぐに成功して
ガソリンスタンドの軒数を増やして㈱タニを成長させようとしたのですが、
ガソリンスタンドとして伸ばして行く為には、
燃料をより多く仕入れて行く為に「担保」の追加が必要でした。
しかし、谷 好通は独立した時には裸一貫だったので、
担保の追加が出来ず、
㈱タニはガソリンスタンド運営会社として成長が難しいことに気づき、
会社の営業をガソリンスタンドから
洗車、カーコーティングに大きく転換しました。
そして、ガソリンスタンドは廃業して、今の形で成長したのです。

 

ですから、
谷 好通は元々ガソリンスタンドの人脈を多く持っていたので、
洗車、カーコーティングのケミカルなどの材料の販売を始めた時、
その販売先をガソリンスタンド相手に大きく偏って活動した訳です。
しかも、谷 好通はガソリンスタンドのビジネスを熟知していて、
ガソリンスタンドの中で洗車コーティングの販売のやり方や、
どんな洗車コーティングが合っているか知っていて、
ガソリンスタンドで圧倒的に便利で、
ガソリンスタンドでのお客様に喜ばれるKeePerコーティングを考案したのです。
複数の特許も取得しながら、委託製造工場を確保しつつ、
洗車、カーコーティングのメーカー「KeePer」として
今のように、全国のガソリンスタンドの中での
大きなシェアを取るに至った訳です。

 

 

なぜ、こんなことを急に書き始めたのかというと、
今日も海外の投資家からのIR取材を受けたのですが、
また英語で、通訳の方を通じての取材だったのですが、
最初に、KeePer技研株式会社の成り立ちの話を求められて、
上記のような話をしたのですが、
英語の通訳を通じての話だったので、
素晴らしく能力が高く、理解が早い通訳の方を通じてだったのですが、
やはり、時間がかかって、
その基本的な話だけで、相当な時間を要し、
肝心なKeePer技研の将来の話とか、可能性の話があまり出来なかったので、
せめて、最初のこの部分の話だけでも
早く「英語版」の資料を造らなければと思って、
その元になる日本語版の「KeePer技研発祥の話」を、
ブログついでに書き始めた訳です。

 

今日はこの辺にしておきましょう。

 

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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