谷 好通コラム

2017年11月11日(土曜日)

11.11.人が多過ぎると店が腐るが、少な過ぎると店が縮む。潰れる。

店舗における適正人数とは難しい。
人が多過ぎると、
人は余計なことをやり始めて、
かえってすべきことをしないで、店の商品やサービスが腐り、
店全体が腐る。
この現象には十分気を付けなければいけないので、
私たちの会社では人時生産性を一定以上保つように気を付けます。

 

しかし、新店の場合、
その店にはまだリピートのお客様は定着していないので、
店は思いっきりヒマですが、
新店で、社員スタッフ”3名”は最低人員として必要とします。

 

会社として社員の週休2日は最低限の約束であり、
3名がそれぞれ週休2日を取ると、3×2日=6日で、
3名揃うのは週に一回だけとなりますが、
土曜、日曜日は相当に忙しくなるので、フルメンバー揃えるとすると、
1名は週休2日が取れなくなってしまう。
とは言うものの、一か月の間には雨が降る日がそれなりにあるので、
預かりの車が少なくて、
予約もあまりない雨の日には1人営業もありうる。
だから、
土日フルメンバーにした上で
余程のことがない限り週休二日は守られる。
雨の多い月と少ない月があるので、そこは調整しながらシフトを組む。

 

それでも、立地にあまり恵まれない新店の場合、
来店が少なく人が多すぎる場合もある。
と言って、社員スタッフ2名の体制にはしてはいけない。
これだと平日は1人営業が当たり前になって、
土日にやっと2人営業。
1人営業はお客様にとっても異様に映るし、この店に通おうとは思わない。
それなりの店に一人だけでの営業は、会社から諦められた店がすることだ。
やっている者にとってもつらい。
「俺って何やっているんだろう。」とつぶやく。

 

これをやると、お客様か全く増えずに店が縮む一方になる。
店舗とはある程度のお客様が入るようになると、
初めてその存在が見えるようになるもので、
その限界の点を臨界点と言っている。

 

社員3名体制で人手が余るのならば、
それは来店されるべきお客様の認知が低すぎでいるので、
余力の1名分は
ポスティングや、周辺への法人への営業、いろんな集会への参加など、
周辺の方への店舗の認知を進めるための活動を積極的に行うべきで、
それをしないと、
その店はある一定の認知力よりも低い訳なので、
つまり、臨界点に届いていない状態で無用に人減らしすると、
せっかくの新店を臨界点に届かないまま潰してしまうことなる。

 

新店は3名。以上でもなければ以下でもない。
新店は3名が適正で、店舗の認知が進んで来店が臨界点に届けばOKで、
月間3百万に届くようになったら1名ずつ動員する。
それで順調に成長していくはずである。

 

新幹線から見る富士山はOKであった。

 

 


「キーパーLABO小山店」

木下店長甲斐チーフ

 

がんばれ

 

 

小山店はホームセンターカインズさんの敷地にある。

 

 

もてぎの山は今紅葉が真っ盛りである。

 

 

水戸の街に着いた時はもう夕暮れで、明日の大晴天を約束していてくれだ。

 

 

「キーパLABO水戸内原店」

 

江波チーフ

 

 

狭い柏店で鍛えられている長谷川店長

 

 

活発な一級技術資格伊藤大地スタッフ。

 

 

キーパーLABO水戸内原店はちゃんと臨界点を突破しているようだ。
しかしこの店のつくりはキャパシティが思ったよりも低い。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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