谷 好通コラム

2017年07月21日(金曜日)

7.21.意外なヒントをくれる味方

定期的に機関投資家のアナリストとの取材があり、
これをIRと呼んでいます(インベスター リレーションの略)。
※カジノと関わりのあるIR=インテグレーテッド リゾートとは
まったく関係ありません。

 

私はこのIRが好きです。
取材を受ける時には、1日に5社から6社から1時間ずつ、
30分の間をあけて続けて行うのでかなりハードですが、
普段の仕事からは得られない多くのヒントを頂くことが多いので、
何か月かに一回のIRが、
何をどうしていくかの経営方針にけっこう大きなヒントになるのです。

 

IRでは、事業の現況を詳しく説明するから、
自分で喋っている話から、逆に自分が気が付くことも多いものです。
それだけでなく、
店舗の在り方とか、代車がお客様に与えている影響とか、
商品を選択する際の効果的なツールのヒントとか、
KeePerのPRに有効な方法のヒントとか、
とにかく、普段の仕事の中では気が付かないたくさんのヒントを、
お客様目線で言っていただけるだけでなく
さらに株主目線という会社と利害の一致する目線まで加わって、
ヒントをいっぱいもらえます。

 

それ以外にも、店舗に行って感じたことを、
直接メールでいただくこともあります。
お客様からの投稿もありますが、
その場合はあくまでもご自分が主体であって、
反省させられることもありますが、
こうすれば良いというアドバイスやヒントまでいただけることはありません。

 

今日は「名証IRエキスポ」という一般の投資家さんへのIRだったので、
私たちのブースには開発部長、キーパープロショップ部長、経理部長が詰めて、
大勢の一般投資家の皆さんのご質問に、一生懸命応えていました。
私は会場の別の場所で、
機関投資家のアナリストの皆さんに個別IRを受けていました。
ブースでの部長たちのIR振りの多くを見ていた訳ではありませんが、
彼らにも投資家の皆さんからのヒントの意味が、
きっと分かってくれたのではないかと思います。

 

IRは事務畑がこなさなければならない厄介な義務ではなく、
このビジネスの本体かつ主役である現場に直接関わる人たちが参加してこそ、
たくさんのヒントをいただくことになって
投資家の皆さんにとっても、参加した者にとっても有意義であったと思います。
来年からも、ぜひこのスタイルで、主役たちをたくさん連れて来ましょう。

 

もちろんブースデザインも自分たちで作った物です。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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