谷 好通コラム

2017年06月17日(土曜日)

6.17.非論理的に画一的に扱われるのは大嫌い

私は昔から、
誰か権威とか権力を持った人から、
自分を画一的に扱われるのが大嫌いでした。
人にはそれぞれの人の特性があって、
それぞれの特性に合わせた行動があるべきなのに、
その権威とか権力を持った人の画一的な論理で、
自分が他の人と同じ基準と一般論で、画一的に処理されるのは、
はっきり間違っていると思うのです。

 

背が高い人もいれば低い人もいます。
標準身長がすべての人間にとって有益である訳がなく、
背の高い人が標準身長の人に比べて何か劣っている訳でもなく、
標準身長の人が背の低い人よりも何か優れている訳でもない。
標準身長とはただの平均値であるだけ。

 

それと同じようなことがたくさんあるように思う。
平均は平均であって、
平均から外れていても
必ずしも異常とは限らない。
違うことが異常であり、悪い事ならば、
背の高い人も、低い人も、異常であり、悪い人だということになる。
そんなことは絶対にないのだから、
何でも標準に近づけることが良いとすることは、
独りよがりであり、権威的であり、権力的であって、実は悪い事だと思う。

 

ましてや、それぞれの人に画一的に標準を押し付けようとして、
自分が盲信していることを
本人が嫌がっているのに、
「あなたのためだから」と、
だまって知らぬ間にそれにハメテいくのは
独善的に過ぎて、怒れてくることがあります。

 

人はみんなそれぞれなのです。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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