谷 好通コラム

2017年06月03日(土曜日)

6.03.東日本と西日本のLABO新店の差はどこで出るか

これは、
あくまでも5月の実績だけで計算してみたものであり、
長時間をかけ傾向を精密に測定したものではない事をお断りしておきます。

 

ここで言う「新店」とは、オープン後1年を経ていない店舗であり、
5月月末時点で一か月を経過していない昭島店と手稲店は除いています。
それを前提に、
東日本支社は新店4店舗、
西日本支社は新店を7店舗ピックアップして、
データをまとめてみました、

 

その結果、東日本のLABO新店は、西日本のLABO新店に比べて、
なんと153.6%と、1.5倍もの売り上げの差があったのです。

 

 

東日本、とりわけ関東のLABO新店が
ダイヤモンドキーパーの施工台数1店舗平均22.3台に対して
西日本のそれは平均12.6台であり
高価格コーティングが多いということは解っていたので
売上げが多い=平均単価が高いからと思っていました。
ところがピックアップして計算してみると、
東日本新店の10,444円/台に対して
西日本新店は9,098円/台と、
その比率は114.8%とそれほど大きくなく、
むしろ来店台数平均が東日本312台に対して西日本は233台であり、
その比率は133.8%とむしろ単価よりも大きい差でした。

 

つまり、
平均単価差114.8%×来店台数差133.8%=売上差153.6%となる訳です。
東西の新店の差は、
やはり絶対的なマーケットの大きさと濃さの違いであって、
質の問題ではなさそうです。

 

しかし新店は、
お客様が少ないのは仕方なく、
年がかりでリピートのお客様を積み上げて行けば良いとして
最低必要数3名のスタッフが最初から従事します。
それは東西のLABO新店とも同じです。
だから人時生産性が、
東日本5,294円/人時、西日本3,989円/人時と
大きく差が出来ています。

 

この状況を見ると、
東日本のLABO新店は、
新店オープンの時点から4名が必要な店舗があるはずです。

 

改めて気が付きました。

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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