谷 好通コラム

2001年11月29日(木曜日)

291話 脱いだり着たり

仙台への飛行機の中でこれを書き始めた
夕方から雨雲が低く垂れ込め、こんな時の上昇はかなり揺れる
仙台で夜のミーティングをする
新しい体制になってから初めての仙台ミーティング

 

中所長が、東日本営業部の部長になり
本社販売一課の石川君が、単身仙台に赴任している
若いし、経験も少ないが、彼に東北6県を任せることにした
彼は意識の高い奴で、苦労するだろうが、この重責をきっとやり遂げてくれる

 

今日は仙台に泊まって
明日の朝8時の飛行機で福岡に行く
福岡経由でMINEサーキットに
いよいよ最後のレース
12月2日のレース本番に向けて
最後の調整、予選、決勝レースと
スケジュールが進んでいく

 

先週の練習は1本走っただけで終わってしまった
おまけに、ミッションとエンジンが壊れてしまったが
清水さんの手配で車は何とか修理が出来、走れることになった
が、しかし
今回は体調がイマイチである
今朝、会社に出てくる前から、頭がなんとなく痛い
体が熱っぽい

 

このところ、グンと冷えてきたので、風邪でもひいたのであろうか
私は、もう何年も風邪をひいていない
最後に風邪を引いたのがいつであったのか、覚えていないくらいだ
体が特別に丈夫なわけでもないが

 

出張が多い職業柄、風邪を引かないように気をつけていることが一つ

 

「暑かったら、汗をかく前にさっさと服を脱ぐ」
「寒い思ったら、とっととセーターとかジャンバーを着込む」

 

滅多なことがない限り、暑さを我慢して、服を着続ける事はしない
かといって
夏、外にいて暑くて、服を脱いでいるのに汗をかく、というのはかまわない
滴るほど汗をかけば、大変気持ちがいい
“我慢して服を脱がずに、汗をかく”ということが、良くないのだ
服をいっぱい着ている状態で汗をかくことは避けている

 

その反対に
「寒い」と思ったら、さっさと服を着る
ゾクゾクッとする前に、とっとと服を着てしまう

 

主張中に風邪を引くのはつらい
ホテルで看病してくれる人はいないし
講演の予定はなんとしてもキャンセルできない
必死になって、耐えるしかその事態を乗り越える手段がない
だから
風邪に対する用心(服を着たり脱いだり)だけは、遠慮なくさせてもらう

 

今回は、それほどハードスケジュールをこなした訳でもないし
熱い思いも、寒い思いもそれほどしていない
なのに、チョッと体調が変だ

 

もうすぐ、長い間楽しみにしていた「ジュニア耐久レース」本番
という時に
よりによって、風邪を引いたのか?

 

飛行機の中でも、車の中でも
温度が変わるたびに、せっせと脱いだり着たり
必死に風邪を引くことに抵抗する

 

仙台に着いて
中さんと石川君にあったら
なんとなく元気になってきたような気がする
仲間と会って話をするのは、やっぱり楽しい
案外明日の朝起きたら、スッキリしているかもしれない

 

 

仙台の町も、もうすっかりクリスマスであった

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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