谷 好通コラム

2001年12月17日(月曜日)

306話 出張とお弁当

今日は東京への出張
常務と一緒で
東日本の営業会議である
新幹線に乗ったのが午前11時20分
本当は、もう1本前の「望み」に乗るはずであったが
私が、メールの送信にモタモタしていて、結局、この列車になってしまった

 

もうすぐお昼なので駅弁を買って乗った
私はすぐに弁当を開いて、食べ始めることにしたのだが
ところが常務は食べようとしない
彼いわく
「朝飯を食べたばかりなので・・」
とかなんとか訳の分からない事をつぶやく
昼飯は、12時になってから食べるものと決めているらしい

 

しかも彼が言うことには
「新幹線の中では、お茶は飲むけど、弁当は食べない」
「この揺れの中で弁当を食べると、気持ちが悪くなる」とも

 

私達は、出張が多い
言ってみれば電車の中での弁当は、私達にとって“主食”のようなものだ
それが新幹線の中では食べられないというのでは
彼は、生命力に問題がある
そのうちに飢え死にするかもしれない

 

あるいは、私のように、いつでもどこででも
お弁当を美味しく食べる事が出来る、ということの方が、おかしいのか
鈍感なのか(身に憶えはある)

 

今日のお弁当
「名古屋TOP3」、880円
「味噌カツ」、「エビフリャ~」、「名古屋コーチンのチキンライス」「きしめんサラダ」
およそ名古屋の名物といわれているものが、4種類入っている
4種類入っているのに、TOP3とは
どれが名古屋名物として認定されなかったのか

 

私個人的には
「きしめん」を外したい

 

「エビフライ」は、ホントは名古屋名物でもなんでもない
タモリが「エビフリャ~」と、勝手に言い出しただけ
名古屋人はちゃんと「エビフライ」と発音する
だけど「エビフライ」はうまいので、外すのは反対だ

 

外すなら「きしめんサラダ」
これはうまくない
きしめんはサラダに合わない
だいいち、「きしめん」は、昔から名古屋の名物になっているが
名古屋の人は、ほとんど誰も食べない
だいいち、蕎麦屋に行っても、うどん屋に行っても
メニューに「きしめん」が載っているところは、まず無い
私も、決して嫌いではないが
滅多に、いや、ほとんど食べた事が無い

 

今日のお弁当「名古屋TOP3」、880円

 

 

とりあえず完食!
今日は、この後とても良いことがあった
明日、また書くとします

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2001年12月17日(月曜日)

305話 雪景色と契約書

(この文章は16日に書いたものですが、パソコンの調子が悪く17日にHPにアップしました。)

 

昨日、予定外の温泉泊まりのあと、今日は大変だ
どうしても今日中に仕上げなければならない仕事を、一つ残している
朝飯をそそくさと食べて、早速出発
昨日は真っ暗の中で随分緊張したが、今日は明るい
気持ちに余裕をもって雪道に出た

 

ところが
とんでもない事に気がついた
昨日は登り道だったのが、今日は下り道
雪が降って滑る状態では登りより下りの方が、うんと危ないのだ
ブレーキを掛けた時にすぐに滑ってしまい、コントロールが出来ない!
昨日はセカンドで走れたが
今日は、ところどころローにまで入れる
すべては、坊主タイヤのせい
いくら四輪駆動でも、スタッドレスでもないただの坊主タイヤでは
なんともしがたい
後ろから来る軽四やら、トラックにまで道を譲りながら
ヨタヨタと山を降りたのだった

 

もちろん、すばらしい雪景色を腹いっぱい楽しみながら!

 

それからまた、約200km中央高速を走って会社に着いたのは
午後2時過ぎ
ヘロヘロに疲れた
それでも、気合を入れて仕事にかかる

 

今日の仕事は「契約書」の作成
それも、私たちの将来を左右するかもしれない重要な契約書
資料をひっくり返しながら
1行1行
根気よく、言葉を吟味しながら積み重ねて行く

 

契約書なんて形式だけのもの、と思ってきた
保険の契約文だって、ローンの契約書だって
わざわざ読めないように書いてある、としか思えないような小さな字で書いてあって
ほとんど読んだこともなかった
ところが
企業対企業の
固有のビジネスに関わる契約書になると、そうはいかない

 

慎重に言葉を選び
それが双方の、本当の意味での発展につながるように書いていく
契約書はややもすると
お互いが自分の立場を有利にする事だけを考えて、作りがちだ
お互いが、お互いの我を通そうとして、主張し始めると
その契約書自体が、トラブルの発端となってしまう事すらある

 

契約書の目的は、スムーズなビジネスの遂行にある
その目的をキチンと真ん中において
一生懸命、書いた
書き終わったのが8時過ぎ

 

さすがに、ヘロヘロからボロボロになってきた

 

明日からまた東京
来年に向けて、東日本のスタッフ全員で真剣勝負のミーティングである

 

今日の写真は
そのすばらしい「雪景色」

 

 

泊まった宿の軒から雪が垂れ下がっている
おじさんが一生懸命落としていた

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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