谷 好通コラム

2002年04月17日(水曜日)

399話 新しいホテル

昨日泊まったホテル、宿泊6,800円で、「安い」と書いた
これは間違いであった
反省

 

最近東京に泊まる事が多くなってきたので、感覚的におかしくなってきたのか
東京はやはり、ホテルは高いが
今、ローカルなら、5,000円ぐらい出せば
けっこう新しいホテルに泊まれる
と言うより、新しいホテルがえらく安いようだ

 

先ほど小郡(山口県)で、清水さん、山本君、清水翔君と会った
こちらは、西日本担当の部長と2人
仕事のことに着いて、今後のことをいろいろたくさん話あった

 

小郡は、MINEサーキットに行く時いつも泊まったところ
仕事が終わってから
新幹線「ひかり」で、名古屋から約3時間半
小郡で泊まって
翌朝早く
吉田君とレンタカーでMINEサーキットに向かうのが、レギュラーコースであった

 

最近は、飛行機で福岡まで飛んで
レンタカーで下関まで行って、泊まる
あるいは
新幹線「のぞみ」で「小倉」まで、約3時間
小倉で泊まって、翌日MINEに行くというコースに変わっている
この方が結果的に、早くて楽なので
小郡で泊まる事は全く無くなってしまった
だから小郡の駅前を見たのは久しぶりで、ほぼ1年ぶりだろうか

 

小郡に泊まっていた頃は
JR小郡駅の新幹線側なら「山口グランドホテル」
在来線側なら「石田屋」と決まっていた

 

いずれのホテルも、宿泊が6,800円ぐらいで、割とよく混んでいた
予約が取れないこともしばしばであった

 

久しぶりの新幹線側は、チョッと様子が変わっていた
ホテルは、「山口グランドホテル」と「ビジネスホテル小郡」の2軒だけだったのが
ちょっと見渡して、4軒に増えていた
駅の建物の横に建った大きなホテルは、以前は建築中であった
「ホテル アクティブ」

 

そのホテルの横の壁に電光掲示板があり
小郡駅の新幹線のホームに立つと、それが目の前に見える

 

{~ホテルアクティブ~} {~シングルルーム オール 4,980円~朝食つき~}
{~インターネット接続無料(LAN)~~~}

 

字が流れる電光掲示板は、その気が無くても自然に読んでしまう
4,980円で朝食つきは、さすがに安い
6,800円と4,980円、約30%の違いだが
経費節減の折、感覚的にはこの差は大きく感じる

 

そして朝食
ホテルでの朝食はほとんどの場合バイキング、概して人気が無い
朝ご飯は、大して量を食べられない
コーヒーとトーストだけ、と言う人も多い (私はけっこう食べる!)
バイキングは量を食べないと、損をしたような気がする
安くて700円、高いと1,000円以上する場合もある
たいして食欲も無い人に、この値段は高い
しかも、朝食代まで出張費として見てくれる会社は無い

 

宿泊料、朝食込みは、そんな人には非常に魅力的であろう
込みならば、食べるのがチョッとだけでも、損をした気にはならないから

 

そして
インターネット接続無料
つまり有線の接続端子があって、それが使い放題と言うわけだ
これは魅力である
今の出張族、ほとんどパソコンを持っている
当社でも、全員に持たせている
毎日毎日の連絡、資料の配布は全部パソコンだ

 

パソコン通信なしでは、一日も過ごせない
あっという間に遅れてしまう
(それでも送受信を、たまにしかしない者もいるが)
しかし、出張中の送受信にはけっこう苦労する
PHSは、遅い上に不安定
(私は最近エアーエッジを使っている、これは安定している。が、遅い)
公衆電話での送受信は、うっかりするとパソコンを落としてしまいそう

 

空調のある室内で、ゆっくりと、送受信速度の速いケーブルで快適に
しかも!電話料金を全く気にせずに、パソコン通信を使えれば最高だ

 

このホテル
なかなか客の痛いところをついている

 

しかも
バブルが崩壊してから、建設費は暴落している
バブルの頃に建ったホテルに比べると、かなり安く出来たのであろう
そして、若いスタッフをマニュアルで教育して人件費を抑える
運営コストは、今までの「山口グランドホテル(GH)」よりもかなり低そうだ
「山口GH」かなりの苦戦か

 

おまけに、「山口GH」の隣には、一回り小さなホテルが建っていた
しかし、その新しいホテル
いずれにも、まだ泊まったわけではない
新しいから、イコールいいホテルとは限らないのだ

 

 

競争があった方が、経済の発展には有効である
とはいえ
厳しい世の中になったものだと、つくづく思ったのでした

 

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2002年04月17日(水曜日)

398話 予定通りには・

昨日、飛行機で福岡に入った
低気圧と前線の影響で、飛行機は激しく揺れた
事前の天気予報で分かっていたのだが、やっぱり、かなりであった

 

今回の福岡行きは、仕事が半分とレースの練習が目的の半分であった
4月28日、今年初めてレースに参加することに決めている
そのための練習が、先々週、雨と故障のため、結局、まともに出来なかった
それ以後は、サーキットの走行枠スケジュールでどうしても土日が取れず
やむなく平日にやることにしたのだ
びっしりの予定を無理やりこじ開けた
プラス、福岡に仕事をつくり、西日本担当部長に無理を言って
サーキットで入社予定の山本君との面談をセットしたりで
かなり無理やりであった

 

そんな風にしてなんとか2日間、練習に没頭できる時間を作って
元気満々で名古屋空港に向かった時
師匠?の清水さんから電話が入った
「社長、申し訳ないけど17日18日ともサーキットの方が駄目みたいです。」

 

15日16日、MINEサーキットはコース補修の工事の予定でクローズドであった
それは知っていた
しかし
その両日とも激しい雨で、工事が中止になってしまい
急遽、17日18日に、その工事をやることになった、ということらしい
それを出発直前の名古屋空港で聞いたのだ

 

めげた・・
さすがに、めげた

 

しかし、福岡ではスタッフが待っている
そして、同行の西日本担当部長は、他にもいっぱい仕事を作っているので
「いずれにしても、私は行きます」と言っている
今日は飛行機がメチャ揺れることは分かっている
一瞬迷ったが
サーキットが駄目だから作った仕事もキャンセル、という訳にはいかない
とりあえず、福岡に飛ぶことにした
ドスン・バタン・と揺れる飛行機に乗って

 

・・・・・
なかなか予定通りには行かない

 

仕事でも同じだ
ぎっちりと予定を詰めていって、最も効率よく自分を動かし
よりいい形で、目的に早く近づこうと思うのだが
思いもよらぬ要素が入ってきたり
障害が発生したりで
必ず、と言っていいほど、予定通りにはいかない

 

きちんとスケジュールを立てて、つまり
「何を」
「いつまでに」
「誰が」
「どこで」
「どのようにして」
要素を埋めていって
着実にそれをこなしていくのが、目的に達する一番の早道である

 

分かってはいるのだが
その要素一つ一つに何らのアクシデントもなく
スケジュールの要素に漏れもなく
スムーズに、すべて事が進むということは、むしろ稀有である

 

目的を実現する力とは
スケジュールをこなす力というよりも
予想外の要素が発生した時に、それを如何に克服できるか
その力なのかもしれない

 

昨日は小倉に泊まった
お気に入りの小倉ステーションホテル
駅から最短距離(つまり、駅の中にある)で
感じが良くて
清潔で
安い!(6,800円、税・サービス料別)

 

ポッカリと予定が空いてしまった時間、朝9時から12時半までを
そのホテルの部屋で、あちこちに電話をかけまくり
メールを打ってすごした
これはこれで有意義な時間であった、が
ここのホテルのチェックアウトの午前11時をオーバーしてしまったので
室料の30%を追加でとられてしまった

 

なかなか思い通りにはいかないもので

 

今度のレースどうしようか
今年になってから、まだ、まともに練習をしていないまま
5ヶ月ぶりのレースにぶっつけ本番か?
やはり、チョッとめげている

 

※ホテルから小倉の港の風景

 

 

※小倉の町にも黄砂が、ホテルの窓ガラスも汚れていた

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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