谷 好通コラム

2002年06月04日(火曜日)

435話 COCO壱番屋

今日の昼
カレーを食べに行った
快洗隊の近くの「カレーハウス・COCO壱番屋」
中部地区を中心に、約800店を展開するカレーの専門店チェーン

 

今日行ったのは、刈谷店
この店は、チェーン店の「CSコンテスト」で全国一位になったそうだ
いつも勉強させられる
そして
おいしいカレーを食べて
キビキビした接客を見て
店長の見事な気配り振り、コントロール振りを見て
勇気と、元気をもらえる

 

いいフットワークと、かわいい笑顔

 

 

なんとなく誇らしげに見えませんか

 

 

CSは、やはりお客様の声を、いかに良い形で取り込めるかが勝負

 

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2002年06月04日(火曜日)

434話 気持ちに余裕を

大阪に行く新幹線の中でこれを書き始めた
只今、午後9時
明日の朝早くにセミナーがあって、前日の大阪入りだが
だからと言って、べつに、こんなに遅く大阪に行くことはないのだけれど
ワールドカップの日本-ベルギー戦を
どうしても見たかったので
試合が終わってから移動することにしたのだ

 

私は普段、サッカーにまったく興味が無い
サッカーだけでなく、野球も、ゴルフも興味ない
一時、格闘技のK-1を一生懸命見たこともあったが、飽きた
勝負事を“見る”事にまったく興味が無い
レースだって
見ることにはほとんど興味ない
F-1すら、あまり見ないのだ
レースは自分が走って、面白いものだ

 

しかし
しかし、今日のサッカーの試合は興奮した
日本のサッカーにとって歴史的な試合なので、見たいと思っただけなのだが
すっかり興奮してしまった
こんなにサッカーが面白いとは思わなかった

 

日本のシュートが決まった時など
「やった、やった!」と、声を出して喜び、拍手している
それにしても、最後のイワモトの逆転シュートがファールになったのは
絶対おかしい
審判は、どうもフェアではなかったような気がする
などと、感情的になったり

 

自分にとって、こんなことは非常に珍しい

 

 

久しぶりに、スポーツのゲームにエキサイトして、気持ち良かった

 

チョッとだけ、気持ちに余裕が出来たような気がする

 

だからサッカーに、こんなに夢中に慣れたのか
今日は、朝から疲れ切っていた
私はあまり休まない
早くに帰宅しても、結局夜遅くまで原稿などを書いている
このところ1ケ月に1・2日の休みを無理やり取って
休むようにしていたが
年取って、体に疲れがたまるようになってきた
とりわけ、その疲れが目に来るようになってきて
目の調子が、体調のバロメーターのようになっていた
だから
今日は午後3時過ぎまで仕事をやって、帰ってきてしまった
そして3時間ぐらい仮眠を取って
体調を整えることにしたのだ
その時にあった仕事は、“任せてしまって”

 

! 考え方を、変えることにした
「やってね」作戦進行中である

 

業務と、責任と、権限を、会社組織のスタッフに委譲していくのは
会社を成長させる場合には、絶対必要なこと
分かっちゃいるが
自分がやった方が早い
自分でやった方がうまくいくと、思えてしまって
なかなか実行できなかったように感じる
「仕事を任せてしまう」という“フッキリ”が、なかなか出来なかったのだ

 

仕事を任せても
詰めの部分で、手を出して、自分で仕上げてしまう
自分では、自分なりに手本を示して
そのスタッフに力を着けてもらうつもりであったが
いつの間にか
「最後は、社長が自分でやるのだから、ここまでぐらいやっておけばイイ」
という風潮が出来てしまい
かえって担当者の力を伸ばすことが出来ないでいた

 

そこで考え方を変えて
任せられるレベルまで、きちんと指示をして
後は、任せてしまう
期限を決めて、任せてしまう
そして、その仕事の出来具合をきちんとチェックして
レベルに達していなかったら
やり直させる
もちろん、何故ダメなのかを、きちんと説明はする
そして、最後までやってもらう

 

それで
結局やれなければ
あるいは、途中で放り出すようなら
ましてや、責任回避、責任転嫁をするようなら
その仕事は、とっとと取り上げる
どんどん取り上げて、他の者にやらせるようにする

 

仕事を取り上げられたものは、仕事が減ることになる
当然、報酬も下げる
当たり前のことだ
役職も下げる

 

逆に、仕事が増えるものもいる
一所懸命やればやるほど仕事が増えて、力も付いてくる
当然、報酬を上げる
役職も上げる

 

どんどんそれをやる

 

それを実行することによって
会社の成長が多少鈍っても、それはこの会社全体の力がそうなのだから
致し方ないのだ
自分で、ジタバタと、あがくのはやめる

 

しかし、その方が、結果的にうまくいくような気がするのだ
きっとその方が、会社の為、みんなの為になるように思えるのだ

 

気持ちに余裕を持って
みんなの成長する力を信頼して
「やってね」作戦、敢行である

 

きのうの夕日は綺麗であった
夕日の中、彗星のように見える飛行機と短い飛行機雲

 

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2002年06月04日(火曜日)

433話 「やってね」作戦

このところ常々考えているのが
「やってね」作戦

 

私は独立してから約20年近くになる
最初は何から何まで自分でやって、それはそれでよかった
だんだん社員が増えてきて
仕事の量も増えてきて
もちろん、何から何まで自分でやる、なんてことは出来ない
みんなが力を合わせて、会社を回してくれている

 

しかし
私の根底には、まだ
「自分がやらなくては」の気持ちがある
私は社長なのだから
経営者として、会社を引っ張っていくことは当たり前のことなのだが
すべてのことに対し首を突っ込んで、あれこれ指示をしていると
かえって、物事が遅々として進まないことに気がついている

 

そこで考えたこと
「やってね」作戦

 

「○○君、△△を、□□までに、やってね。」と、お願いして、約束をする
これで全部を済ましてしまおう、ということ
そして
それをきっちり手帳に書いていって
約束を守っていってもらう

 

単純に、そういう手法にしてしまう

 

決めた!
そう決めた!

 

決めたからには、1年間はこれでいく
さぁ、どうなるか

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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