谷 好通コラム

2002年08月11日(日曜日)

491話 ストレス溜まる

今日のMINEは、大変涼しく
ときおり土砂降りになる不安定な天気であった

 

朝、サーキットに行かねばならない時間があるわけでもないので
実にけだるく
ダラダラ起きて、10時過ぎにホテルを出た
緊張感がなくなると、実にだらしなくなるものだ

 

それでも、10時50分からの予選には間に合った

 

出走の清水さんも
私の代わりに出走してくれることになった山本君も
テンションは最高に上がっていた

 

もし、私が走ることになっていたら
今頃はそわそわドキドキ、気分が高まっていて
一番好きな時間だ
今日は山本君を冷やかすぐらいで、何もすることも無く
なんともつまらない

 

結局、1日中あちらこちらをブラブラ
見物するだけの日に終わった

 

決勝は、ウェットコンディションで
清水さんがスペシャルレインに物を言わせて、ぶっちぎりのトップ
クラストップどころか
楽勝の総合トップ
我が山本君は、初めてのウェットでのレースにもかかわらず
そつなく走ってクラス3位

 

大過なく、順序どおりに走って、ゴールインしたレースであった

 

自分で走ったレースだと
有り余るほどの言葉が出てくるのだが
言葉がさっぱり出てこない
清水、山本両選手には悪いけど
ホンとに言葉が出てこない

 

やっぱり思うのは
レースは参加するもの、見ているだけではそんなに面白いものではない

 

前回の耐久レースで
直前キャンセルで不出場だった吉田君は、さぞかしつまらなかっただろう
自分の身になるとよく分かる
「見に来てよ」と、誰かれなく誘っても
誰もなかなか見にきてくれないのも良く分かる

 

そして、結局
今回は名古屋から誰も一緒に来なかった
私だけ
私ひとりだけで来て
一人で泊まって
朝飯も晩飯も一人で喰って
レースを“見て”
一人で帰っていく
今はその新幹線の中

 

MINEは遠い!
あまりにも遠い
サーキットを5時に出て
帰り着くのは多分10時半過ぎ

 

いつもなら
レースで元気をいっぱいもらって
余韻を残したまま帰るので、それほど気にならないが
今回のような場合、その遠さを余計にヒシヒシと感じて
これから何年もMINEに通うのは
やはり無理があるか
そんな風にも思えてくる

 

今回レースに出なかったので
すぐにも、また走りたい気分と
「しばらく、もう来たくないなぁ」という気分と、半ばである

 

きのうの午前中
「今回は走らない」と決めた
自分で決めたことなので、決して後悔はしていないが
後遺症はかなり残りそうだ

 

ストレスバリバリである
偏頭痛が止まらない
けだるく、走った時より、体が疲れているように感じるのだ

 

あ~っどうしてくれよう
このモヤモヤを

 

代走の山本君
よく頑張ってくれました

 

 

一昨年清水さんが乗っていた、あのレビンで頑張っている福島君
私はひそかに、しゃにむに戦う彼のファンなのです

 

 

雨のMINE、今回初めてメインスタンド、つまりピットの反対側からレースを見た

 

 

メインスタンドから見えるのは、ストレートのみ
たぶんサーキットで一番つまらない観戦場所だ
何とかしないとイカンよ、これは

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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