谷 好通コラム

2003年04月20日(日曜日)

692話 “とんぼ”の年輪

春が進み
すっかり暖かくなったどころか
日によっては暑いと感じることもある
本社二階の会議室は日当たりもよく熱気がたまりやすいので
久しぶりに、エアコンを冷房にセットした

 

でも、たいがいは
暖房も、冷房も何も入れなくてもちょうどいい
こんな気持ちのいい季節はものすごく短く
あっという間に
暑い夏の季節になるのだろう

 

会社の倉庫の南側に住んでいる
アフリカケヅメリクガメの“とんぼ”

 

彼は温度に敏感で
ちょっと寒いと、すぐに小屋に引っ込んでしまって
冬のように寒い日が続くと
何日も餌を食べない
別にハンガーストライキをやるわけでもないが
爬虫類は、気温=体温の動物なので、寒いと極端に新陳代謝が落ちて
エサを食べなくても済んでしまうのだろう

 

気温が上がってきて
つまり体温が上がってくると
見違えるように活発に動き始める
エサも山盛り食べる

 

暖かい日の
“とんぼ”の標準的メニュー1日分

 

小松菜2束
バナナ2本
茹でた“うどん”1玉
きゅうり3~5本
みかん1個
あんぱん1個
カメフード(ドライ)茶碗一杯

 

どうだっ!というほどの食欲

 

 

ウンコも一日に何回もする

 

冬の“とんぼ”と
春になってからの“とんぼ”は
まるで違う生活になるのだ

 

よく食べるし、よく動く
ちっぽけな庭の中をのっしのっしと歩き回っている

 

だから
冬の間の成長と
春になって暖かくなってからの成長では、そのスピードがずいぶん違って
それが甲羅に年輪のような模様を造る
お分かりいただけるだろうか
年輪のようなスジを数えると、“とんぼ”が現在8歳であり
9年目の春の成長期を向かえていることを

 

 

“とんぼ”が、買われてきた時は
直径3~4cmぐらいしかなく
大きめの竹を半分に切ったものが“とんぼ”の家であった
だから
年輪最初の甲羅の模様は直径5mmぐらいのもの
数えられますか?

 

この“とんぼ”は、爬虫類
太古の恐竜とか、トカゲ、蛇、ワニと同じ種類
ただの大喰らいかと思えば、そうでもなく
結構頭がいいのだ
庭に入っていって
「とんぼ!とんぼ!」と呼ぶと、小屋の中にいても
(暖かい時は)
必ず出てくる

 

出てきて、一直線にこちらに歩いてきて
足をガブっと噛み付くかと思えば、こちらの足に自分の鼻面を寄せ
そっと匂いを嗅いで
スル~~~っと、自分の甲羅でこちらの足を擦って行くのだ
スル~~~っと
その仕草がなんとも可愛い

 

 

(写真の下の方の黒い部分が私の“ひざ”です)

 

カメの“とんぼ”が、気温に敏感ならば
洗車は、お天気にものすごく左右される
日曜日の今日は雨であった
昨日夕方から雨が降り始め、今日は一時雷までなる始末

 

快洗隊も
刈谷店が今日までで洗車が200万
売り上げ280万(洗車以外も含む)
粗利で230万ぐらい
知立店が売り上げ120万、粗利100万ぐらいか
知立店はまだまだ知名度が低いので、刈谷店より雨に強く左右される
刈谷店はもうすぐ雨が降りそうな状態でも
昨日・土曜日は20万以上

 

ここまで続いた土日がらみの雨を
ぶっ飛ばすだけの晴れさえあれば
ゴールデンウィーク前と、序盤はいつもラッシュになるので

 

お天気さえ良ければ
刈谷店 洗車400万、売り上げ500万、粗利450万ぐらい
知立店 洗車190万、売り上げ220万、粗利200万ぐらい
そんな楽観的な予想をしている !(^^)!

 

雨がいくら降ったって
必ずその後には晴れがやってくるのだ
滅入ったって仕方がない

 

“とんぼ”も元気になって
のっしのっし

 

事務所の目の前にあるトレーニングセンターも
連日、研修が続いている
もうすぐ、快洗隊のオープンラッシュがやってくるのだ

 

 

(写真は一昨日、ある企業ワンデーに集まった車たち)

 

どこまでやれるか
やれるところまで突き進んでいくしかない

 

快洗隊の年輪を重ねて行こう

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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