谷好通コラム

2003年05月03日(土曜日)

本日休暇中にて、ゴメン

昨日の夜遅く、正確に言うと本日の午前1時
グァムに到着しました

今年初めての本格的な休暇

私は仕事中毒の疑いが濃く
休むぞ!と気合を入れても、頭の中から仕事のことがなかなか抜けない
日本を離れて、海の外にまで来てしまえば
スッパリと休暇に入れるかと思ったが
意外なことが解かった

今朝、グァムでの朝を迎えたわけだが
ひどく機嫌が悪かった
しかも、下痢である
私は胃腸系が異常に丈夫で
下痢になど滅多になったことがないのに
せっかくの休暇が台無しになってしまうのか

モヤモヤとしたまま
朝飯を食べて、快洗隊に電話をした
刈谷店と、知立店、両方にだ
と、電話をし終わったら、なぜか下痢が治ってしまった
機嫌まで良くなっている

朝一番の機嫌の悪さと、下痢は
きっと仕事の禁断症状だったのであろう
そこで、ちょっとだけ仕事のことを話したら、そんなものは、すっかり全快してしまって
すこぶる元気になってしまったのだ

休暇とはいえ
すっかり仕事と遮断されるのは、変化が急激過ぎて
かえって駄目なようである

今日は、望みどおりのシューティングをたっぷりやって
やっと休暇モードに完全に入れた感じ
休暇をひとつ取るにも、ややこしい自分の構造に呆れた
休暇の初日でした

そんなわけで、今日はこのページもお休みです。

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2003年05月03日(土曜日)

702話一年の成長ぶり

昨日の快洗隊日記に
びっくりするようなことが書いてあった

昨年の4月に入社
ひよっ子三人組の杉浦君、鈴木君、成住君のうち
一人だけ一歳年上の
成住君が
「僕、結婚します。出来ちゃったんです、赤ちゃんが・・・・」と書いた
彼はたしか20歳?21歳?
私の息子が生まれたのも、私が22歳の時
それを考えれば、何も早過ぎるわけでもなんでもない
最高!の話である

しかし、それをうれしそうに
ものすごくうれしそうに書いてあったのは、すごいと思った
書いただけでなく
それを、聞いて欲しくてたまらないように
みんなを捕まえて、みんなに話している

今日、たまたま彼と会ったときにも
一生懸命、私にそれを話そうとしてきた
私はそれを事前に聞いていたので、「おめでとう」とは言ったが
奴は、私が驚くところを見たかったようで
「聞いてるよ」と言ったら、ちょっと残念そうであった

うれしくて、うれしくて
誰彼となく、みんなに話したくて、ウズウズしているようであった
これは最高である

!!
今の世の中
せっかく子供を授かっても
「まだ産みたくない」
「まだ欲しくない」というだけで、簡単に殺してしまうことがあまりにも多い
いろいろ事情はあろうが
殺してしまわなくてはならないほどの事情なんて
そんなにあるわけがない
経済的な事情なんて、殺す理由なんかになるわけがない
そんなことがあるわけがない

結婚式の前に
子供が出来ていたんだけど
式でスレンダーなウェディングドレスを着たいので
どうしようか迷ったけど、結局、「堕しちゃった」という話を
軽薄そうな子が、テレビで、ヘラヘラと話していた

びっくりした
私はその時、どうしようもなく泣けた
悲しかった

お母さんが
自分のドレスのために
邪魔だからと
お母さんに殺された子供がいた、ということ

人間は、そこまで、どん底まで残酷になれるものか

今日の成住くんのように
自分の子供が出来たことを
うれしくて、うれしくって、みんなに話し回って
みんなに「おめでとう!」って言われるのが
当たり前だ
あったりまえに決まってるジャン

先ほど、彼のことを
ひよっ子三人組の一人と書いたが
実は
三人とも、もうひよっ子なんかとっくに卒業していて
そこそこ成長して、なかなか逞しくなっている
もちろん、一人前ではないが
それなりに成長している

1年という月日は、人間を大きく変えるに十分な時間の大きさである
たった1年だが、逞しくなるものなのだ

成住!
お前はエライ!
自分の子供が生まれることを、そこまでうれしいと思えるのは
あったりまえの話だが
それでも、それができない情けない奴が多いこの世の中で
そのあったりまえが
エライ!のだ
おれも、うれしい

私の次に、専務をつかまえて
うれしそうに子供のこと、結婚のことを報告している成住君
どうやら、専務は驚いてくれたようだ