2003年10月15日(水曜日)
818話 超短編上海風景
今回で上海の話は終わりです。
まず、上海蟹のオスとメス
毛がモジャモジャなのがオス、男であって
甲羅の裏にフンドシがある
毛がはさみの先にモシャっとちょっとだけ付いているのがメス、女である
甲羅の裏にはブルマがある
10月はメスが美味しい時期であって
オスは11月が美味しいと言う
上海のガソリンスタンドでは
バイクと四輪車の計量器が別々になっていて
普通の軽量機がいくら空いていても
バイクはバイク専用の計量器の前に群がっている
間違って、普通の計量器の方にバイクを持っていったおじさんが
スタンドマンに真剣に叱られていた
上海でこれから活躍する3人
3年後、この3人が上海で何をやっているのか
どうなっているのか
はたしてこの日のままか
はたまた、とんでもなくビックビジネスになっていて
大勢の上海スタッフが
「へぇ～、3年前は3人だけで始めたんだ、すごいなぁ～」と
この写真を見て感動するか
上海の街は
高速道路を走ると超近代的なビルが目立つが
その超高層ビルの下には
今までのままの上海が広がっている
李さんの叔母さんの家で
ご馳走をいっぱいいただいて、おまけに上海蟹まで食べて
でも、なんと言っても絶品なのが
叔母さん手作りの「ゴマ団子」
その叔母さんは
前々回の上海行きの時にお邪魔したグリットの吉田君が大好きで
今回は吉田がいないと少しがっかりしていた
彼はこのゴマ団子が大好きで
おばさんは、吉田に渡してくれと数kgのゴマ団子を渡してくれた。
荻野と畠中
上海でもやっぱり平気で、快洗隊のツナギでうろうろしていた
彼らは世界中どこへ行っても、きっとこうなのであろう。
2日目のトレーニングの日
休憩の時間に、かわいい女の子が道を聞きに来た
日本にはこんな純朴に感じのする女の子はなかなかいなくなってしまった
かわいい訪問者に
ニヤニヤする畠中も入るように写真を撮ったら
「ナンパしてるなんて絶対書かんでくださいよ」と、目が真剣であった
レストランに行くと
必ずと言っていいほど、食材が見えるように置いてある
ウマそうな海老ではないか
ウマそうな蟹ではないか、魚ではないか
料理前の海老たちを見てツバが口の中に出るようになってしまった私は
すっかり中国人の逞しさが身に付いて来たか
ごく一般的な自転車・バイクの修理屋さん
こんな感じの色々な店がズラッと続いている
これも、ごく普通の上海
よく見る風景です。
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