谷 好通コラム

2004年01月23日(金曜日)

878話 ラーメンとウドン?

洗車という商売をラーメンにたとえて色々書いてきたが
根本にあるのは
洗車ビジネスはサービス業であり
ラーメン屋さんもサービス業
両方とも
自分の店で、自分の品質で
自分の付加価値を作り出す商売
人が作った物を販売する物販とは根本的に違うということ

 

自分で原料を選び
自分で仕入れ
自分で技術を学び
自分の技術で商品を製造し
自分で品質管理をし
自分で商品紹介をして
自分で接客して
自分でマネージメントしていく
ある意味、究極のサービス業

 

その対極にあるのが
ある意味、物販の究極の形であるガソリンスタンド
つまり、同業者が全部自分と同じものを売っているという物販
だから
洗車を考えるときは
ガソリンスタンドの常識の中で考えるより
いっそのこと、洗車と同じサービス業であるラーメン屋のことと
対比させて考えた方がしっくり行くのだ
それが「ラーメンと洗車」の考え方

 

ガソリンスタンドの中での洗車とは
究極の物販の店舗の中で、究極のサービス業があるわけだ
これはどこかに無理がある方が当たり前

 

だから
たとえば、ラーメンで考えるならば
同じラーメンでも
物販の商売の中で取り扱われているインスタントラーメンのような洗車が
一般的なガソリンスタンドでは得意なのだ
たとえばセルフの連続洗車機での洗車は
自動販売機のカップラーメンであろう
極端な言い方をすれば、ほとんど機械任せの洗車も、それに近い

 

洗車機でコーティングを掛け、仕上げにしっかりと手間を掛けるのは
名人ラーメン屋の味に似せて作った“凝ったインスタントラーメン”と言えるか
いずれにしても素は工場生産したもの
職人の優れた技術で作られたラーメンとはやっぱり違う

 

人それぞれ、好みが違うのだから
ラーメンに対する好みも違う
だから洗車も、インスタントラーメンの類のものだけでなく
職人が作ったラーメンも作れるようになると
商売の幅がぐんと想像以上に広がって
高い収益が実現できる可能性がある
それを、快洗隊の実績や
高付加価値洗車を実現しているスタンドの素晴らしい実績が証明している

 

 

ところが!
厄介なことに!ラーメンが嫌いな人がいる

 

「ラーメンとウドン」

 

私はラーメンが好きだ
北海道の味噌ラーメンも、塩ラーメンも、醤油ラーメンも
九州のとんこつラーメンも
たいていのラーメンは大好きである

 

しかし、ほとんどのラーメンは結構くどいものであり
「私は“おうどん”の方が好き」などと、おっしゃって
ラーメンは好きでないと言う人もいる

 

たしかに“うどん”もうまい

 

讃岐うどんの本場
四国の高松の方などに行くと、朝から晩まで
毎日うどんを食べているのではないかと思う時がある

 

私も2・3度
四国のコシのあるうまいうどんを食べた事があるが
私は同じ所にあまりいないので、連続して食べたことは無い
しかし、専務は
昔(かなり昔)、四国の担当であったときがあって
連続のセミナーがあり、1週間近く四国にいることもあった

 

専務から聞いた話

 

四国の地元の方
「せっかく四国に来たんだから、今日のお昼はうどんを食べましょう」

 

専務
「うわ~っ、うれしいですね。僕は四国のうどん、大好きなんですよ。」
地元に対する敬意を込めての言葉なのだろうが
これが失敗の素

 

翌日
「昨日はわりと普通のうどんでしたので、今日はチョッと変わったうどんにします。」

 

夜、ちょっと仕事が長引いて
「だいぶ遅くなってので、小腹が減ったでしょう。うどんでも食べて行きますか。」

 

翌日の朝
ホテルのバイキングは、当然、うどんがあった。

 

その日の昼
「谷さんはうどんがお好きだそうですから、今日は本格的な奴食べてみますか」

 

その夜
「最後にうどんを入れるとうまい水炊きを食わせる店があるんです。
そこで一杯飲みましょう。一人の晩飯はうまくないですからね。」

 

最後の日のお昼
「今日は四国の最後の日ですね。
今日こそ、谷さんに喜んでもらえる取って置きのうどんを食べさせますよ。」

 

四国の連続出張から久し振りに帰ってきた専務は
「しばらく、うどんだけは食べたくない
何で四国の人は、あんなにうどんばっかり食べるんだろう」
と言っていた

 

これはオーバーな話ではないそうだ
四国の人は主食のようにうどんを食べる
街にはたくさんのうどん屋があって、みんな繁盛しているのだそうだ

 

こんなところで「ラーメンと洗車」の話をしてもダメだろう

 

四国のラーメン屋は大変であろうとも思う
みんなうどんが大好きなのだから

 

人それぞれ、好き好きであると書いた
だから、高いお金を払ってでも、うまいラーメンが売れるように
洗車だって、ものすごくきれいになる洗車が
値段が高くても、時間がある程度かかっても
その方がいいという人もいる
そんな人も一杯いるので、高い高品質洗車も売れるものだ

 

として来たが
「私は、うどんが好きであって、ラーメンはどうもね」
と言う人も
やっぱりたくさんいるのだ

 

洗車で言うと、どんな人だろう

 

とまた、くたびれてしまった
と言うより、話のイメージとしてはかなりはっきりしているのだが
どう書いたら良いのか分からなくなってしまった
やっと、ウドンが出てきたのに・・

 

また、一日いろいろ考えて
出来れば、明日書く・・・つもり

 

 

昨日、直営店を3軒を回るつもりでいたのに
知立店と安城店を回って時間がなくなってしまった
どうも刈谷店に最近行ってない
ここは安心していられるからだろう

 

けど、今日行ったら
ダイモスこと中根君が
足の具合が悪く、しかも昔の怪我で入れたボルトを抜く手術をするため
一週間の休暇を取っていると言う
もうひとり
第一営業部の新人榊原君が
風邪をこじらせて、肺炎の気があるということで休んでいると言う

 

刈谷店だって、いろいろあるんだなぁ
大変なんだなぁ
もっとちょくちょく来なければ
私が来たって別にドオッてことないけど
来なくっちゃ、と思ったのでした。

 

相模店の店長予定の「岡田君」

 

 

同じく相模店の右腕「柴田君」
刈谷店のど迫力年末を乗り越えた彼は、ものすごく逞しくなっていた

 

 

いまや刈谷店の主、藤川君
酒部くん率いる快洗隊FC本部の新会社の右腕になる
全国を飛び回る日は近い

 

 

そして、刈谷店の10代目マネージャー「石川君」
ここでの経験は彼の大きな力になるに違いない

 

 

ついでのおまけ
グアムの亜熱帯風景
(GUAMは“グアム”か“グァム”かどっちだろう)
寒いこんな日でも、
グアムは太陽サンサンなんだろうな

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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