谷 好通コラム

2004年10月15日(金曜日)

1040.急ピッチ出店企画

今日は関東での仕事、
全国規模でビジネスを展開している客先との打ち合わせは、
どうしても東京への出張になりやすい。

 

私は元々、東京を含めた関東を苦手としている。
どういうわけか、東京に来て仕事を一日やると、ぐったり疲れてしまうのだ。
東京は歩くことが多いからと思っていたが、
今日はそんなにたくさんは歩かなかった。
それでも、足を中心にすっかり疲れている。

 

足に“魚の目”が出来たらしく、
しかも悪い方の足で、歩くとしジクッジクッと痛い。

 

痛みと疲れは関係ないはずだが、
体のどこかに余分な力が入るのだろう。
夜8時50分に乗った新幹線の中で、体の芯が疲れているのを感じる。

 

今日の出張に同行は?快洗隊の畠中君。
九州・福岡の町に新しい快洗隊を立ち上げる打ち合わせだ。
もう一つ、千葉県にも1軒のお話をいただいた。

 

快洗隊の出店は、今年から来年にかけて急ピッチで進む。
来年にかけて、直営店を最低10軒、出来れば20軒出店したい。
FC店も同様だ。
すなわち、?快洗隊直営店・FC店合計で最低20軒、出来れば40軒の出店となる。
何故そんなにまで出店を急ぐのか、
まだ言えないが、急がなくてはならない理由が存在する。

 

急激な出店ラッシュを実現するには、
まず、運営スタッフの充実が必須だ。
快洗隊は人が主役であって、スタッフの技術力と、接客力によって
成果が大きく変わる。
その為には、十分な習熟と経験が必要となってくる。
だから、今現在5軒、今月と来月1軒ずつオープンするので、もうすぐ7軒、
この7軒の快洗隊に、約10軒分の人数のスタッフが研修を兼ねて配備される。
常に余分な数のスタッフが配備されて、研修生として
次の出店の準備とされる。
10軒あれば、13軒分のスタッフ、
15軒になれば、18軒分のスタッフが常に配備される。

 

快洗隊は労働集約型のビジネスである。
この型の店舗は、特に人件費の管理が重要であり、
少しの人員オーバーで、たちまち収益が悪化する。
それを承知で、常に3軒分の人員をオーバーして配備することは、
よほど店舗そのものに収益性がなければ出来ないことであり、
かなりの覚悟がいる。

 

現在の快洗隊直営店は5軒とも、黒字体質に成長している。
台風が9個も上陸するという今年の天候不順にもかかわらず、
損益分岐点を20%ほどオーバーの黒字体制を敷くことが出来ている。

 

新規店をオープンするには、
初期費用としても、宣伝広告費としてかなりの余計な出費を強いられるが、
既存店の黒字でそれをもカバーしつつ、出店を続け、
何とか単月で赤黒トントンで切り抜ければと考えている。

 

15軒ぐらいまでをトントンで切り抜ければ
ある程度のスケールを持ったとき、黒字が徐々に蓄積されていくはず。
それまで、すべての店において緊張感を持った運営が期待される。

 

 

出店ラッシュを実現しようと思ったとき
もう一つの大きな問題、というよりも、最も重要な問題がある。
出店用地の確保だ。
これには本当に苦労する。

 

千葉県松戸に今月23日にオープン予定の「オートパラダイス快洗隊」も、
代表の田中氏と大貫氏が、
その抜群の行動力と交渉力で西走東奔して出店用地を探しまくり、
1年もかかって、やっと用地を確保したもの。

 

その1年間の苦労は、本人たちでないと分らないものだが、
端から見ていても痛々しいものがあった。
社会的に一流の実力を持った男が二人がかりで、
探しまくって、一年もかかってしまったのだ。
「こんなはずではなかった」と、二人は何度思ったであろう。

 

出店のための用地は、
その辺の不動産屋さんに頼んでおけば、
ホイホイと出てくるものではない。

 

それこそ何百件もの物件を見て回り、
足で探して、これはと思った物件の地主さんには
誠意を込めて交渉していかねばならない。
それはそれは大変な苦労であり、多分に幸運にも恵まれなければならないのだ。

 

そこで考えたのが、
以下の企画。

 

「あなたのお店の隣に快洗隊を建てませんか?
皆様の代わりに株式会社快洗隊が、運営させていただきます。」というもの。

 

快洗隊を、
ガソリンスタンド(特にセルフ)の隣に建設したり、
鈑金屋さん、整備屋さん、ドライブショップなどに隣接して作ると、
快洗隊自体の運営の立ち上がりが早く、
また、本業にも大きなプラスの相乗効果を発揮することが分っている。

 

しかし、快洗隊の運営は、
欲求商品の提供であり、技術の維持、高度な接客力が要求されるなど、
難しい面も多々あり、そう簡単には、
快洗隊本来の収益と、相乗効果を実現することが出来ない。
そこで、その役割を私たち?快洗隊が引き受けて運営しようというものだ。

 

ガソリンスタンド(特にセルフ)、鈑金屋さん、整備屋さん、ドライブショップなどに
隣接した土地を、?快洗隊が借り受け、
?快洗隊が
責任を持って、店舗を設計し、建設し、スタッフを養成して、オープンし運営する。
店舗の収支は?快洗隊がすべて負う。
必ず、高収益の店舗を構築しなければならない。

 

店舗が立ち上がって、
5年、あるいは7年経ったら、
土地を提供してくれた皆さんに、
快洗隊をそっくり事業継承する。
もちろんその時点で作り上げられた事業の収益性によって
評価された成果報酬をいただくことになるが、
5年、あるいは7年のリピート客の蓄積は、
開店以後7年経った刈谷店の実績を見てもらえば、ご理解いただけるものと思う。

 

言って見れば、
「皆さんに代わって?快洗隊が、
皆さんの店舗の中に、あるいは隣に、
本業に対して素晴らしい相乗効果を発揮する店舗「快洗隊」を作り上げ、
十分に高い収益性が出来上がったところで、
事業をそのまま継承して、お渡しします。」というものだ。

 

私たちとしても、かなり思い切ったものであり、
苦労もリスクも大きいと覚悟をしている。

 

それを負ったとしても、なお、出店を急がなければならない大きな理由があるのだ。

 

つ・ま・り
ダースベーダーがやってきているということ。
(こんな言い方しか出来なくて申し訳ない。)

 

 

晴れ上がった秋の空の下
今日はゆっくり目の9時54分の新幹線に乗って東京に向かった。
何と、1時間近く先の新幹線まで普通席が予約で埋まっている。
だから、今日はグリーン車である

 

 

携帯の予約が出来るようになってから、こんな状態が良くある。
私も、そろそろ携帯での予約を覚えなくてはならない。

 

頼んだグリーン席はもちろん「D」
“富士山側”である。
ここまで晴れ上がっていれば、当然“くっきりの富士山”を期待する。

 

・・・・
やっぱり“くっきりの富士山”であった。
こんな日は、
「今日は良い事があるに違いない」の予感通りの一日であった。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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