谷 好通コラム

2004年11月07日(日曜日)

1054.快洗隊北神戸店で

きのうの夜は、家に帰り着いたのが12時を回っていて、
メールの返信を書いているうちに
強烈に眠くなって、2時ごろ寝てしまった。
(きっとビールを飲みながら書いていたのがいけなかったのであろう。)

 

この5日間連続日帰り出張で睡眠不足気味ではあったが、
以前は疲れを次の日に残さないのが私の特技であったはずなのだが、
ジワッと疲れがたまるようになったのは、
50歳を境にして体が変化しつつある現象の一つだ。
疲れには寝るのが一番、
眠くなったら、素直に眠ること。

 

以前は、夜どんなに遅く寝ても、
次の朝は決まった時刻に眼が覚めてしまっていたが、
今は、放っておけば朝九時ぐらいまでは寝ていられるようになった。
そんなことが出来るのは一月に一度ぐらいのことであるが、
それでも、遅くまで寝ていると、
かえって頭が痛くなって、無理して早く起きた方がやっぱりすっきりする。
まだまだ、体は衰えてはいない証拠か?

 

先週は、ロス・アンジェルスからラスベガスに渡って
オートアフターマーケットのトレードショー・SEMAショーを
見に行くつもりであった。
そろそろ世界最大のマーケットアメリカをきちんと見ておく頃だと思ったからだ。
しかし、結局私は行くのをやめた。
谷常務単身で行ってもらうことにしたのだ。

 

私が今このショーを見に行って、
向こうの業者の人との接触を持ったり、縁を見つけたりしたら、
そのどこかに何らかのチャンスを見つけて、
必ず、また新しい動きを始めてしまうに違いない。
私の、「何でも見たい、やりたい。」は、特技を通り越して病気のようなもの。
しかし、
この時点でアメリカでの新しい動きを始めるには、
日本でやらなくてはならないことの多さと、中国での動きの速さを考えると、
とても、会社としての体力と能力が着いていかない。
私の体力も持たないだろう。
そして、何より力の拡散が怖い。
そういう意味で、今回は、私は行かない方が良いと考えたのだ。

 

と言っても、
単身行ってもらった谷常務も私に負けず劣らず「行け行けドンドン系」で、
帰ってきてから何を言い出すか、心配ではあるが。

 

そんな訳で、ぽっかりと空いた5日間を、
五回に分散して、スタッフ全員出席の拠点会議を開き、
全国を歩くことにした。

 

アメリカに行って、新天地に足を踏み入れる代わりに、
じっくりと足元を見ることにしたのだ。

 

福岡、札幌、愛知とやって、
一昨日は“神戸”の大阪営業所で、近畿・広島の合同ミーティング。
神戸には車で行った。
200km以上の出張で電車を使わず自動車で行くのは珍しい。
足の裏の例の“魚の目”が気になって、自動車で行くことにしたのだ。

 

神戸は快洗隊北神戸店の待合室の上にある。
だから、大阪営業所に行くと北神戸店のみんなと会えるのも楽しみの一つだ。
北神戸店には、山迫マネージャー、吉識君、山戸さんがいる。

 

山迫君は、快洗隊大好き、北神戸店大好き、お客様大好き、の
典型的快洗隊マネージャー
若いが、旺盛な責任感と実行力を持つ若者だ。

 

吉識君は、最近アイ・タックの営業から北神戸店に配属された。
二ヶ月の研修は受けたものの、やはり現場での経験が薄く、
アイ・タックの営業として快洗隊の経験を積み、
大きな自信を持って欲しくての配属だ。
快洗隊での吉識君は、活き活きしていた。
営業の時より、ずっと楽しそうである。
彼は実に誠実で信頼が置ける人物なのだが、いまいち自分に自信が持てなかった。
誠実であるがゆえに、
洗車に対して自分よりずっと経験のあるSSの人たちに対して、
いろいろな事をお伝えするにも、
自分の少ない経験と実力を思うと、少し腰が引けてしまっていたようだ。
彼の快洗隊の実戦での経験が、
大きな力となって身についていくことは間違いない。
楽しみである。

 

快洗隊のスタッフはどの店のスタッフも、口を揃えて「楽しい」と言う。
仕事は結構つらいはずなのだが、快洗隊とは、本当に不思議な店である。

 

山戸さんは、紅一点、山戸裕子さんという。
結婚していて、子供さんもいる。
だからそれなりのお歳のはずなのだが、イメージがすごく若いのだ。
その容姿はもちろんだが、口ぶり、身振りが、実に初々しくて、
それが心の新鮮さから出てくる自然な初々しさで、好感のかたまりのような人。
みんなから「ユウコママ」と呼ばれる。
そんな風にいうと、やさしくて弱々しそうな感じがするかもしれないが、
とんでもない。
ポリッシャーでの研磨の腕は、この店の一番の腕であると言う。
ポリッシャーはかなり重く、研磨作業もかなり重労働のはずだが、
この華奢な体で、実にうまく作業を進める。
見かけどおりのやさしさと、
見かけとは大違いの力とテクニックを持った「ユウコママ」なのである。
スタッフも、お客様も、みんな「ユウコママ」が大好きなのだ。

 

 

左から吉識君、広島の山本所長、山迫マネージャー、
一番右がアイ・タックに出向し営業の勉強をしている西園君

 

 

大阪営業所の鴨井所長。ひっきりなしの電話に掛かりきりであった。
アイ・タックのエースの一人である。

 

 

北神戸店は、オープン以来一年と二ヶ月を経過し、
オープン当初の苦しみから完全に脱出して、絶好調の波に乗ってきている。

 

 

昨日は東京であった。
東京では、最高にエキサイティングでありハッピーなことがあった。
今から上海に行く。
2時間の飛行機の中で、じっくりと書きたい。

 

東京行きでは、
やっぱり富士山が見えると、必ずいいことが起きるのだ。

 

ガスが掛かっているが、
それでも、やっぱり富士山である。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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