谷 好通コラム

2004年12月31日(金曜日)

1090.鳴海店・年末スタッフ

鳴海店はほんの1カ月前にオープンしたばかりの店。
基本デザインは安城店であり、
デザインとしては2軒目であることもあって、かなり洗練されてきた。
ちょっとテントが高過ぎたかな?という程度で、
一つの完成形に近いような気がする。

 

新しい試みのドライブスルーの仕組みを取り入れてみたり、
ウィンドフィルムを前面に出したり、
色々な試みもしてみた。
広さも今までの快洗隊の中では最大の202坪

 

周辺の人口密度も、愛知の今まで3軒に比べるまでもなく十分過ぎるほどで、
オープン前から大きな期待を持っていた。

 

しかし、刈谷、安城、知立は隣接都市であり、
お互いに15分ほどで行ける場所。
それ相応にドミナント効果が出ていたのか、オープン後の年末は
450万円を越していた。
今回の鳴海は、この3軒との地区とは人の行き来がほとんどない場所で、
ドミナントの効果はまったくないと考えたほうがいい。

 

それでも、初の名古屋市内の店であり、
マネージャーは刈谷店の藤川君。
気の強さでは一番の彼は、絶対に450万円は越す!と言い切っていた。

 

12月19日現在で、洗車152万円
12月25日現在で、洗車195万円
残り6日では絶対に450万円は無理だ。

 

11月20日のオープン以来、12月24日までぶっ通しで全品20%offは、
売上げの絶対額に重くのしかかる。
にもかかわらず客数が伸びない。
快洗隊をまったく知らない名古屋市緑区鳴海の人には、
圧倒的な人口密度をもってしても、ここまでかと思わせた。
やはり、認知までの時間が必要であり、
オープン1ヶ月では、リピーターの積み重ねがまったく無いに等しい。

 

また、20%off終了直後は閑古鳥が鳴く始末。
ちょっと嫌なムードが漂ったが、26日以降20万円突破が続き、
かなり追い上げたが、
29日の雨がたたり
29日現在で、255万円どまり。

 

それでも晴れ上がった30日には初の1日30万円突破を実現して、
とりあえず、300万円の大台には王手を掛けた。

 

しかし、期待の31日は緑区は“雪”
朝から平日並みの客足で、パラパラのご来店。

 

この年末、鳴海店は
オープンわずか一ヶ月であり、アルバイトさんもまだ不慣れであり、
大ラッシュに備えて最後の追い上げを期待し、
タイ・タック技研のエース藤村をはじめ体力的に現役に近いスタッフを応援に送った。
30日の30万円アップは、その成果とも言える。
しかし、最後の31日は
雪模様で北海道からの応援部隊は、
帰りの飛行機が心配で、早々に引き上げる。

 

それでも、十分過ぎるほどの陣営が残るが、
結果的に、この日は8万円。

 

鳴海店の12月の結果。
洗車売上げ 293万円。
洗車外収益 19万円
総粗利 312万円
総売上げ 345万円となった。

 

気の強い藤川Mgとしては痛恨の結果である。
考えようによって、いい結果であったのか、悪い結果であったのか、
今後、よく分析してみなければならない。

 

鳴海店年末のオールメンバー

 

マネージャーの藤川君

 

 

太田裕美・命の堀君。

 

 

脅威の“快洗隊ダイエット”近藤君

 

 

アルバイトさんの阪野さん

 

 

同じくアルバイトさんの百崎君

 

 

東京からの応援、元・安城店Mgエース藤村君

 

 

札幌から応援の、坂本所長

 

 

上海駐在の里帰り、応援部隊の荻野部長

 

 

朝たまたま寄ったら、恨めしそうに店を仰ぐ畠中社長がいた。

 

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2004年12月31日(金曜日)

1089.違う立場になる事

「お客様の視点に立って、
店を見、接客を見、商品を見なければ、商売は何も見えない。」

 

そんな風によく言う。

 

たとえば店舗を考える場合、
私たちは、店舗を平面図で動線をまず考え、
看板デザインなどは立面図でデザインを考える。
また、店舗が出来上がったあとは、店舗の中に入って見るし、
外から見る場合でも、至近距離でつい見てしまう。

 

ところがお客様の視点と言うのは、
ロードサイドの店舗ならば、
道路を走っている場合、かなり手前から見ることになるし、
ましてや道路に面した真正面から見ることはない。

 

お客様の最初の視点は、店舗の数十メートル手前の道路上である。
この視点から、店舗のポール看板がまず見えて、
その次に、道路にほぼ直角に据えてある看板、あるいは店舗の側面が見える。
そして、近づくにつれて、斜め前方から、そして少し下から見る形になる。

 

こんな目線で店舗を、お客様は見ていることを忘れてはいけないのだ。

 

いつも店舗内にいる私たちは、
お客様からの視点ではあり得ない場所に立って、店舗を見がちである。
まず、お客が見るであろう場所に、実際に自分自身を持っていくことが肝心だろう。

 

実際にお客様いる場所に行って見る。

 

そして、
お客様が“外”から店舗を見て、
何を感じ、何を理解するか、

 

その店に入ったら、何が有って、
自分はどうなって、何が得られるのか、

 

その結果、自分にとってプラスなのか、マイナスなのか、
得するのか、損するのか、
快適なのか、不愉快になるのか、

 

そして、“中”に、入りたいと思うかどうか。

 

店の前を通過する時、
チラッと一瞬見て、
どうでもいい店なのか、興味のある店なのか、
はたまた入りたいとまで思う店なのか、
ほんの2~3秒の勝負なのだ。

 

お客様の視点で考えなければ、そんな一瞬の勝負に勝てるわけがない。

 

お客様の視点に立つためには、
お客様のいる場所にまで実際に行って見なければ絶対に解らない。
そういうものだと思う。

 

 

「相手の立場になる。」
簡単に言えばこれだけのことだが、
しかし、本当はなかなか出来ることではない。

 

でも、実際にそこに行けば、意外と簡単に見えてくるものでもある。

 

そう、実際にそこに行かないと、
信じられないような事がいっぱいあるのだ。

 

昨日、新幹線で神戸に行く時、
名古屋から岐阜を通過して、それまではきっちりと晴れていて、
路面も乾いていたのに
関が原にかかったら、突然、目の前に雪国が出現する。

 

 

しかし、ものの10分も走ると、
また、元の晴れた世界が広がる。

 

時速200km/hで10分というと約30kmぐらいの幅か、
その間だけ「雪国」が広がるのだ。

 

関が原は、本州が一番細くなっているところで、
裏日本の雪を含んだ空気が、
山の間を通り抜けて表日本に吹き込んでいる道に当たるところ、
だから、その狭い区間だけ裏日本の気候になっているのだろうか。

 

これは、実際に体験してみないとわからないことだ。
あるいは信じられないことだ。

 

 

キーパータイムスは、月に一度の目標で発行している。
毎号12000枚ほど発送する。
その発送作業は実に大変な仕事で、
実際にやってみないと解らない。
このキーパータイムスの影響力はかなりのものがあるが、
その恩恵もこんな地道な仕事に裏付けられているものなのだ。

 

 

この看板、神戸店に設置してある。
高さ2.5m、幅1.5mほどの大きなもので、非常に効果的なものだ。
実際に見てみなければ、その効果は理解できない。
2枚組みになっていて10万円ほどで付けてもらった。
何故そんなに安く出来たのかも、
実際に見てみなければ解らないものかもしれない。

 

 

一昨日、午前中が雨であった29日。
せっかく、
全国から年末の快洗隊応援のために集まったアイ・タックの営業たちの為に、
何か出来ないかと考えて、
快洗隊のマネージャーたちに、
アイ・タック営業のインストラクターとしての技術チェックをしてもらった。

 

(写真は快洗隊日記より拝借)

 

いつもは逆の立場で、インストラクションをしている者たちが、
この日はチェックを受ける立場で、
快洗隊Mgたちに見られるのだ。

 

「これはいい経験になりました。」とは、アイ・タック営業たちの言葉。
逆の立場になることで、今まで解らなかったことが解ったというのだ。

 

相手の立場に立って考えるとは、
実際に相手の立場になってみること。
これが、また、なかなか出来ないことなのだが。

 

 

大晦日の今日、あいにく雨と雪が全国的に降っていて、
洗車お天気指数“0%”になっている。
年末の洗車ラッシュは、洗車にとって最大のイベントなのだが、
この雨と雪で、まったく台無しになってしまったわけだ。

 

ところが、ここで信じられないような事が起こっている。
土砂降りの中、
快洗隊・刈谷店では、やはり洗車ラッシュが出現しているのだ。

 

洗車屋とは、日本においてはまだパイオニア的な存在であり、
認知されるまでにかなりの時間を要する。
だから、オープンからすぐにラッシュが来るものではない。
商品としての洗車・コーティングなどの品質を確実に維持し、
大切な接客の質を維持していけば、
確実にリピーターを積み重ねていくことになって、
適度な販促(粗利の5%)で
一年目より二年目、三年目、四年目と
段階的かつ右肩上がりに確実に来店台数が増え、収益も上がっていくものだ。
そんなことを言い続けていた。

 

それが、この光景を造り上げているのだろう。

 

現在午後1時過ぎ。
朝からの予約客が、ほとんどキャンセルなしでご来店していただいている。
※この時点で洗車売り上げ20万円

去年のギネスは、土砂降りの中で一挙に突破された。
この光景は、実際に見てみないと信じられないものです。

 

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2004年12月31日(金曜日)

続・刈谷店・年末スタッフ

成長著しい土井君

 

 

アルバイトの稲葉君。いい動きでした。

 

 

谷常務(決して足手まといなんかではありません。現役バリバリです。)

 

 

洗車のすごさを実感しています。村藤君。

 

 

アルバイトのトーマック・絢(ケン)君。笑顔が最高です。

 

 

広島から応援の山本君

 

 

「完全予約制管理表」
夜8時を過ぎて、ボードもガラガラになっています。

 

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2004年12月31日(金曜日)

1088.30日は大盛上がり

30日は、やっと年末が来たって感じで、各店大いに盛り上がった。

 

ピークになるはずの29日が雨に降られて、
いっきにペースが落ちてしまった各店も、何とか30日に取り戻そうと、
気合十分。

 

北神戸店は、今まで1日30万円を超えたことがなかったのに、
いっきに33万円台に乗せて来た。
これで、洗車だけで計316万円。総粗利331万円
昨年のギネスに王手を掛ける。
去年の約2/3の人数で余裕しゃくしゃくである。
山迫mgいわく
「40万円までは、軽いですね。」
こういう事を言う時の彼の口調は、憎ッたらしいほど自信のあふれた言い口である。
2年目とは、1年目とこんなに違うものか。

 

安城店も、開店以来の1日の売り上げギネスである。
洗車で43万円。
それでもライバルの知立店に負けて根性派の中根mgはくやしそうである。
これで今月の洗車合計459万円、総粗利475万円
昨年の記録を突破。

 

知立店は、この日56万円と一日洗車売り上げのギネス!
しかし、29日のダメージが効いて、
月計では、いまだ洗車422万円、総粗利448万円
去年の452万円突破は、大晦日のお天気しだいとなる。

 

相模原店
ここは今年オープンで、1回目の年末。
店内がラッシュになった時の取り回しが、スムーズに行かないのか、
伸び悩む。
この日約30万円
いまだ、あと少しで400万円に届かず。
洗車月計392万円

 

鳴海店も初の30万台。
これで月計284万円、総粗利304万円
オープン2ヶ月目としては上等と考えたい。
今まで刈谷店のチーフだった藤川・現鳴海mgも、立ち上げの苦しさを実感して、
いい勉強をしている。

 

そして、刈谷店が今年初の70万円台に乗せてきた。
完全予約制がものすごい効果を出して、
去年の今頃は、店の前の駐車場を臨時に借りて
40台の順番待ちの車を溜めていたが、
今年はお客様が置いていった車が2・3台置いてあるだけ。
この「予約制」の仕組みについては、年が明けたら出来るだけ早く報告する。

 

この日70万円
洗車月合計803万円、粗利合計857万円

 

30日の刈谷店のスタッフ

 

石川誠mg

 

 

仙台営業所からの応援
石川和弘

 

 

応援の酒部・快洗隊FC本部長

 

 

都築君(この間は名前を忘れていた)

 

 

研修中の広島営業所所属・沼田君

 

 

このところぐんと大人になった鈴木チーフ

 

 

新鋭アルバイトの峯田君

 

 

元気元気の中井さん(キーパータイムス「カイセンタイ・アイズ」の筆者)

 

 

スタッフ紹介は次に続く

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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