谷 好通コラム

2005年03月23日(水曜日)

1141.今日も「明日から」

このコラム、このところ言い訳がましい話が続いている。
前々話では、
都市高速で私がスピード違反をする訳を、
猫のせいにして、言い訳を書いた。
前話では、
グァムに休暇に来たことを
「普段、一生懸命仕事やっているのだから」なんて感じで言い訳している。

 

 

ついでに今度は、
自分が減量が出来ない言い訳。

 

この歳になって太っているということは、体の健康にあらゆる意味で悪い。
それはよく分かっているので、本人は真剣にやせようと思っているのだ。

 

私が太っている原因ははっきりしている。
運動不足もそうだが、
間違いなく食事に一番大きな問題がある。

 

朝食と昼食はほぼ問題ない。
みんなに比べてそれほど多く食べているわけではない。
ただ、中国への出張の時は、
朝ごはんの“お粥”がおいしく、また、それに乗せる塩卵もおいしくて、つい食べ過ぎる。
昼食も、外食をすればついカロリーオーバーになりがちだが、
それでも朝食と昼食は、特には問題ないレベルである。

 

問題は、晩飯とそのあとにある。
まず、中国での晩飯はすなわち宴会であり、
出張中の晩飯は連日連夜の宴会のようなものである。
その量は半端な量ではなく、
山ほどの料理をみんなで突付くことになり、ついつい量を食べてしまうのだ。
中国での晩御飯は、絶対にデブのもとである。

 

しかし、1ヶ月の内そんなに長く中国に行っているわけではなく、
せいぜい計7日間ぐらいのもの。

 

本当のデブの元は、
日本での晩飯である。
正確に言うと、晩飯と“そのあと”なのだ。

 

日本での出張では、晩御飯をお客さんと食べることはほとんどない。
その日の仕事が終わったら、
その場で食事をせず、
ほとんどの場合、そのまま次の日の仕事の場所まで移動してしまう。
その方が、はるかに仕事の効率が上がるし、
営業マンの懐具合にも都合がいい。
わが社の営業マンは接待交際費を一銭も持っていないので、
お客さんと食事をすると、
必然的に「割り勘」か、「自己負担」か、「おごってもらう」のどれかになってしまう。
「割り勘」は、言い出しにくい場面が多い。
「自己負担」は、キツイ。
「おごってもらう」は、ツライ。
いずれにしても、
晩御飯は移動中の列車の中で駅弁か、
向こうに着いてから遅くからの食事となる。

 

遅い晩御飯も肥満の素ではある。
しかも、そのあと、みんなコンビニに行って次の朝の朝食を買いに行く。
ビジネスホテルの朝ごはんのバイキングは概してまずいし、法外に高い。
だから、前日の夜コンビニで買っておくのだ。

 

悪いのは、
私の場合、
この朝ごはんであるはずの弁当などを、
つい、つい、その夜のうちに食ってしまうことなのです。
目の前に食べ物があると、
それが次の日の朝ごはんと分かっていても、つい、手が出て、
晩のうちに食ってしまうこと。

 

分かっちゃいるが、ついっ、である。

 

実は、それは出張中だけではない。
家にいる時でも、寝る前に“つい”、食べてしまうのだ。
ビールを飲んでしまうのだ。

 

私は、空腹に対して異常に弱い。
「食べたい」という欲求に、異常に意志が弱い。

 

グァムで日に焼けた背中が痛いし、かゆい。
その背中を掻いてはいけないことが分かっていても、つい掻きたくなる。
それと一緒なのだ。

 

私は、絶対に体重を落とさなくてはならない。
今日も、「明日から、絶対に減量に入る。」とぶつぶつ言いながら、
つい、一本余分に缶ビールを飲んでしまった。

 

「明日からは・・・」
やっぱりダメなのである。
本当にダメなのである。

 

キーパータイムスの原稿の締め切りが切羽詰っている・・・
眠い目をこすりながら今から書こうか・・・
あした書こうか・・
グァムで遊びすぎたか、あ~~~~~~眠い。
(こんなこと書いている暇あるなら、原稿書きゃいいのに。)

 

パイナップルが、こんな花がそのまま大きくなって出来るなんて知らなかった。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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