谷 好通コラム

2005年04月07日(木曜日)

1150.30時間以上の旅

今日は朝6時に起きた。
朝9時の中部国際空港から成田空港行きの飛行機に乗るためだ。
いよいよアメリカ本土にいく日が来た。

 

実は、昨日の夜興奮して寝れなくなってしまい、
深夜3時まで起きていたので、正味3時間しか寝ていない。
それでも、「飛行機の中で寝なくてはならないので、ちょうどいい。」ぐらいの勢いで、
大勢に影響は無い。元気なものである。

 

名古屋からもLos Angeles行きの飛行機は出ているが、
何の都合か知らないが、べらぼうに高かったので、
一度、成田空港まで飛行機で飛んで、
成田から大韓航空のLos Angeles行きに乗ることにしたのだ。
その値段の差なんと5倍。金額で150万円もの差があったのだ。

 

成田空港では、大韓航空のLos Angeles便との待ち合わせが5時間もある。
空港で5時間の待ち合わせはつらいが、
この経費節減の折、
150万円もの値段の差があれば、
たとえ南極回りでも月回りでも、喜んで大回りぐらいするものだ。
5時間ぐらいなとも無い。
元気。元気。

 

 

名古屋から行くのは私と谷常務と畠中・快洗隊社長。
もう一人、研究開発の佐古さんが東京から成田で合流だ。

 

9時に中部国際空港を最新鋭のジャンボB⊷747⊷400で発って、
成田空港に着陸したのは10時過ぎ、
わずか1時間足らずの飛行であったが、着陸の時ひどく揺れた。
出張の多い谷常務が「今までで一番ひどい揺れでした。」と言うほど。
私はついこの間、広州→昆明で、もっとひどい揺れを経験しているので、
それほどでもないと思ったのだが、
着陸寸前には、
翼を大きく振って右に左にとコントロールし、
パイロットが、強風と“闘っているなぁ~”と、感じであった。

 

それでも当然のことながら私たちの飛行機は無事に成田空港に到着、
昼間の成田空港に着陸したのは始めてであったので、
そこに集まっている世界各国の飛行機が色とりどりできれいであった。

 

さぁ、ここで5時間の乗り換え待機だ。

 

暇つぶしと言うわけではないが、
せっかく関東にいて時間があるので、
鶴見部長に空港まで来てもらって、昼ごはんを食べながら臨時ミーティング。
なかなか充実した時間であった。

 

午後1時過ぎ、鶴見君も返って、
後は午後3時を待つばかり、

 

暇に任せて、
朝7時に刈谷に集合してから(私はちょっと遅れた。)
何時間経ったら、アメリカのホテルで足を伸ばせるのか計算をしてみた。
つまり、何時間で目的地に着くのかということ。

 

集合から中部空港発まで→2時間
中部空港から成田まで→1時間
成田空港での待ち時間→5時間
成田からLos Angeles→10時間半
ロス空港での待ち時間→5時間
ロスからサンアントニオ→3時間半
サンアントニオのホテルまで→最短で1時間

 

しめて“27時間半”
気が遠くなるほどの時間だ。

 

アメリカは遠いということを改めて感じる。

 

そろそろ大韓航空Los Angeles行きの搭乗時間が来たと思って、
午後2時半ごろカウンターに行ったら、
とんでもないことを言い出した。
飛行機がまだ成田空港に来ていないと言うのだ。

 

空港の風がひどくて、
先ほど「しりもち事故」を起こした飛行機が出たらしい。

 

たしかに、滑走路には突風が吹き荒れていて、
砂埃が嵐のように舞って、空港の建物の外全体が茶色になって見える。
この風景は実際に見るともっとすごい。

 

 

尻モチついたのは貨物機であって、大事には至らなかったようだが、
その影響が出て、
私たちのLos Angeles行きの飛行機が、
“成田空港に降りず”に、“名古屋の空港に降りてしまった”のだそうだ。
(私たちが飛んで来た名古屋空港に降りちゃった!)

 

でっ、出発は全く未定になってしまった。
早くても午後5時半過ぎになると言う。
つまり、また、あと3時間以上待たねばならないようなのだ。

 

 

それで、暇をもてあまして、これを書き始めたのである。

 

27時間半が30時間半以上に延びたわけだ。

 

 

現在、午後4時時半過ぎ、
いまだに飛行機は成田空港に降りてこない。
給油などの用意も考えると、午後5時半の出発は、まず無理であろう。
いつになったら、大韓航空の飛行機は姿を現すのであろう。
Los Angelesからサンアントニオへの飛行機の乗り換えも心配になってきた。
あ~~あ、である。

 

本当なら今頃は、「中国の洗車の現状と未来」をバリバリと書いているはずなのに。(^・^)
ナンチャッテ

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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