谷 好通コラム

2005年04月19日(火曜日)

1160.やってみるもんだ

今日の昼、午後1時過ぎに昼ごはんを食べに行った。
午前中のキーパータイムス5月号の編集会議が長引いて、ちょっと遅い昼ごはん。
行ったのはカレーのCoCo壱番屋・東浦店である。

 

途中の交差点で気がついた「事業用借地」の看板。
快洗隊にぴったりのロケーションである。
「ホ~、いいじゃん」
そこは通勤でしょっちゅう通る場所なのだが、
走り慣れているので、かえって気がつかなかったのだろう。
今日は、目的がカレー屋さんで、いつもと違う方向に交差点を曲がろうとしたので、
視線の方向が違い、
たまたま見つけることが出来たのだろうと思う。

 

看板には連絡先が書いてあって、
早速電話をしてみることにした。

私の車は、最近、携帯電話のハンズフリーを付けたので、
その交差点で信号待ちをしている時に、車を運転しながら、すぐに電話をした。

 

土地は市街化調整区域にあり、
物販などの店舗を建てるのは出来ないらしいが、
「沿道サービス」の店舗ならば店を造ることが出来る。
快洗隊は今までにないカテゴリーの店なので
“沿道サービス”になるかどうか微妙なところだが、脈はありそうだ。

 

早速、そこの土地の不動産屋さんに会社に来てもらって、
話をさせていただくことにした。

 

電話が少し長引いたので、カレーを食べるのが少し遅くなったが、
これはとんでもない“めっけ物”になるかもしれない。

 

刈谷店からの距離が実にいいのだ。
近過ぎてお客様が大きくオーバーラップするという事もなければ、
それでも、ある程度近くで、快洗隊のことを知っている人も多いだろう。
それは、立ち上がりが早くなるという非常にありがたい効果がある。
それどころか、
市街化調整区域で快洗隊が出来れば、
これからの快洗隊用地探しの範囲がグンと広がることにもなる。

 

看板を見た。→ これは良いとの直感があった。→ すぐに電話をした。

 

やってみるものである。
“すぐに”が肝心で、
チャンスを掴む時って、こんな感じなのだ。

 

 

何かひらめきを感じ、イイと思ったら、間髪を入れず行動に移す。
しかし、
少しでも時間を置くと、
必ず懸念が沸き起こってきて、
懸念を持ちながらのアプローチとなる。
そのアプローチは、自然と腰の引けた鈍いものになる。
そんな最初から腰の引けたようなアプローチでは、手に入るものも手に入らない。

 

迷いのないストレートなアプローチこそ、チャンスを掴む早道なのだ。
チャンスを掴み、チャンスを活かすことに全力を尽くす。
たとえ困難があろうとも、
それはただ単に克服するべき困難であるだけであって、
チャンスを諦めなければならない決定的な要素ではない。
何があっても「・・・だから仕方ない」ではなくて、
「実現するにはどうすれば良いか」という発想しか持たない。

 

しかし、それが“すべきことではない事”と判断した時は、躊躇なくやめる。
何の未練も持たず、すっぱりとやめ、捨てる。
実は、
このタイミングが一番大切なのだ。
「これは、だめだなっ。限界だ。」と考えたら、
ひとっかけらの躊躇もなく“捨てる!”。
間違っても「もうちょっとだけ様子を見て・・」とは考えてはならない。
不必要に傷が深くなるだけで、
それは、すべき決断から逃げているだけで、何の解決にもならない。

 

やめるべき時にスパッとやめ、
諦めるべき時に、何の未練もなく諦めることが出来る。

 

実は、
そんな“やめる決断”をタイミングを逃さず出来る自信があるから、
ふとっ見つけたチャンスに、懸念を持たずにチャレンジすることが出来るのだ。

 

・チャンスには躊躇なく、果敢に、集中して、すぐさま実現に向けて行動する。
・困難は、解決すべきことであって、実現を諦める言い訳にはならない。
・しかし、実現すべきことではないと判断したら、タイミングを逸することなく“やめる”。
・“やめる”自信があればこそ、全力でチャンスを掴みに行く自信が持てる。

 

今日、たまたま掴んだ東浦の土地のチャンスだって、
捨てるべきと判断したら、
その時が、どんな時点であったとしても、
躊躇なく捨てる。
何の未練もなく捨てる。それが出来る自信がある。
だから、このチャンスを全力で掴むことに集中することができる。

 

これは今日の東浦の土地のことだけではない。
今進んでいる札幌、岡崎、稲沢、鈴鹿の話、すべてのこと。
快洗隊の物件の話だけではない。
ビジネスのすべてに言えること。

 

チャンスは躊躇なく掴みに行く。
しかし、そのチャンスを捨てるべき時には捨てることにも何の躊躇もない。

 

明日の早朝から5日間の旅である。
何があるか、何を掴むか、何を捨てるか。

 

 

※載せ損ねてしまったアメリカでの写真を、未練がましく載せる。
私は自分で言うほど切れの良い決断を出来る人間ではないかもしれない。(^・^)
ナンチャッテ

 

Los Angelesのフリーウェーを走っていたら、渋滞にはまった。
その渋滞の先には、転覆事故があった。
まるで映画みたい。

 

 

事故は反対車線であった。
ということは、こちら側の渋滞は“見物渋滞”かと思ったら、
こちら側の車線でも事故をやっていた。
“見物横見事故”か?

 

 

どこでも明るいH.オサム

 

 

皆さんの参考に、アメリカの洗車料金表と、会員の料金表、
そしてディテールの料金表。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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