谷 好通コラム

2005年05月18日(水曜日)

1174.お早うございま-す

15日の土曜日は札幌に日帰りの出張。
もちろん充実のいい仕事が出来た。

 

日曜日は、鈴鹿サーキットにスーパー耐久の田中さん達のチームの応援に行った。
結果は、完走の3位。
一昨年の最終戦モテギ以来久しぶりの表彰台であった。
もちろん三位は三位であることには違いなく、嬉しいのだが
表彰台の田中さんと松永さんの少しだけ浮かない表情どおり、
万々歳の表彰台というわけではない。
しかし、完走なくしては入賞はなかったわけで、
入賞は、やっぱり立派な入賞と言うべきです。
三位の獲得は価値のあるものである。
詳しくは、ちょっと時間がかかるかもしれないが、スーパー耐久参戦記に。

 

 

16日、月曜日は東京への日帰り出張
とっても大切な仕事であった。

 

17日、火曜日からは台湾への出張で、
火、水、木曜日の2泊三日の出張である。

 

相変わらず、目まぐるしい毎日が続いている。

 

そんな16日の朝、九時半ぐらい。
東京へ出発する前のほんのちょっと時間を忙しく過ごしていたら、
「お早うございま~す。
刈谷税務署のものです。」
と入り口で大きく叫ぶ人がいた。
「はぁ、なんじゃらほい。」と思ったが、
とりあえず入り口に出たら、真面目そうな人が三人、
「あっ、お早うございます。刈谷税務署から参りました。」と真面目に言う。

 

最初何のことがわからず、あっけにとられていたら、
早い話が、
抜き打ちの税務調査!らしい。
「ホホ~~~」っと思って、とりあえず、会議室に案内する。

 

いままでも税務調査は何回か受けたことはあるが、
“抜き打ち”は、初めてである。

 

税務調査とは、この会社が“脱税”をしていないかどうかを調査されること。

税務署は3年程前?に来たきりでしばらく振りである。
この間は、二日か三日であったが、
今度は一週間かけて調査をするといわれた。
一週間?!
そういう意味ではこの会社も出世したもんである。

 

前回は、なんかちょっとした事で見解の相違が合って、
十万円とか二十万円の追徴となったが、特別大きなことはなかった。

 

元々このアイ・タック技研は、
頭の固い税理士さんにお世話になっており、
些細なことで「これくらいい~じゃん。」と私が言っても、
「ダメです。」の一言で済まされてきた。
だから、
税務調査が抜き打ちで入っても、別に後ろめたい事がある訳ではないので、
どうって事ないと言えばそうなのだが、
はなはだ気分的には落ち着かない。

 

皆さんも経験あると思うのだが、
何の後ろめたいことがなくても、
「今日、どこ行ってたの?」なんて不意に問いわれると、ドキッとなるものだ。

 

17日からの台湾出張、よっぽど中止しようかとも思ったが、
うちの税理士さんも、
「大丈夫ですよ。別に何もないんだから、仕事は仕事で行ってらっしゃいよ。」
と言う。

 

で、結局。
台湾に出かけることにした。
が、出張に行っている間に、
思いも寄らぬ事で、「これは認められませんね~~」なんて事になったら、
いやだなぁ~、と思うと、落ち着かない。

 

木曜日まで調査をして、金曜日に、帰ってきた私と面談をして、
色々質問をすると言う。
以前にも経験をしたが、
こういう時の質問って、まるで尋問なのである。
犯罪を追及するときの“尋問”のようで、
真面目に答えていても、なんか言い訳を言っているような気分になってしまい、
自分が即席の犯罪者になったような気がしてくる。
私はこういうの本当に苦手である。

 

台湾から帰ってくるのが、まったく憂鬱になる。
あ~~ヤダヤダ。

 

東京からの帰り、
夕暮れに富士山のシルエットが見えた。

 

小田原から

 

 

富士市から

 

 

当然ながら、16日の調査では何も無かったと、管理部長が言っていた。
当たり前である。

 

そして、今、17日の日付が変わる頃、
台湾にいる。

 

先日、名古屋に快洗隊を訪問していただいた
台湾最大手のガソリンスタントの会社を、逆に台湾に訪問した。
その店には、かなりびっくりした。
明日からでも報告を始めたい。

 

 

さて、税務署の方はというと、
月、火、水、木、金、の一週間を調査に費やす予定とおっしゃっていたが、
今日、火曜日までの調査で、とりあえず終了されたそうだ。
あとは、金曜日に台湾から帰る私と面談をしてすべて終わるとの事。

 

アイ・タックは頭がカチカチの税理士さんのおかげで、
不透明な部分がなかったことと、
経理を含めて、ほとんどすべての業務がコンピューター化されているため
調査がすこぶる早く進んだらしい。

 

私との面談の時に聞かれることも、まったく問題のない事ばかりである。

 

言ってみれば当然のことではあるが、
ホッとしたことも事実である。

 

あ~よかった。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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