谷好通コラム

2005年06月17日(金曜日)

1194.手帳紛失と結婚式

一昨日と昨日、東京で仕事をしていた。

一昨日は午前中にたくさんの方を前に講演をして、
昼から息子に会う。
午後、SONAXの吉村さんとドイツに行くことに絡んでの話をしたあと、
夕方には、レースの松永選手と会って、一緒に晩御飯を食べた。
松永選手の元同僚である長島正興選手の経営するレストラン。

この店の鮎せんべいが大好きである。
鮎を(多分凍らせて)薄く輪切りにして揚げてある。
カラッとしていて、甘いところと苦いところがあって、どちらもおいしい。
この日は、名古屋から電算担当のサメちゃんが同行をしてくれた。
でも、サメちゃんは“鮎せんべい”の苦いところは苦手だと言っていた。
この人は食べ物に不得手なものが多くて、それが私には信じられない多さなのだ。
面白い人である。
それにしても、出張に同行してくれる人がいると、大変気分的に楽で楽しい。
松永選手の話も大変楽しくて、
それは楽しい晩御飯であった。

8時過ぎにはサメちゃんを名古屋に帰して、私はタクシーで宿泊のホテルに行く、
・・・・
タクシーが飛ばす。
バカみたいに都市高速を飛ばす。
「ゆっくり行って下さい。」
・・・・・
「俺は急いでいないから、制限守れよ!」
・・・・
だんだん頭にきた。
・・・!
「なに急いでんだよっ、下手な運転でぶっ飛ばすんじゃないよっ!」
“下手な運転・・”という部分が気にさわったらしい。
ムッとした雰囲気が伝わってくる。
速度を緩めないまま、JR大塚駅に近いホテルに到着。

せっかく先程までの楽しかった気分が台無しになる。
それでも、ホテルでは良く寝ることが出来た。
メールを一日ためると、返信を書くだけで2時間以上かかり、
それが終わったら、タクシーのことなどすっかり忘れて、ぐっすりと寝たのだ。

朝起きて、ホテルをチェックアウトする時、気が着いた。
「手帳が無い!」
キーを貸してもらい、部屋に帰って隅々まで探すが、やっぱり手帳は無い。
・・・・・・
昨日、タクシーに乗ったとき、手帳を出して電話番号を探したことを思い出した。
ほとんど暴走状態のタクシーの中で、
たしかに一度、手帳を出した。
その後、「ゆっくり走れ。」「・・・・・・」の繰り返しがあって、
手帳をタクシーの中のどこかへ置いたまま、置き忘れてしまったらしい。
頭に来て、手帳のことを忘れてしまったらしい。

早速、タクシーの領収書を見て、タクシー会社に電話をしてみる。
しかし、忘れ物の届けは無いという返事だ。
相手も、私に怒鳴られて、頭に来ているはずだ。
たとえ有ったとしても、出てはこないだろう。

手帳を失くしてしまった。
すべてのスケジュールが書いてある手帳が無くなってしまった。
万事休すである。

私のスケジュールは、この手帳の中に書いてあるだけで、他には残っていない。
私は明日から何をすればいいのか、さっぱり分らなくなってしまったのだ。
どうしようもない。

今までも何度も、手帳を紛失しそうになったが、
そのたびに奇跡的に出てきたのだが、
今回は、出てきそうもない。

朝、スタッフ全員にメールを打った。
「とうとう、やってしまいました。手帳をなくしてしまったのです。
明日から、どんなスケジュールが入っているのか、全く分らなくなってしまいました。
私と関わるスケジュールを持っている人は至急連絡ください。」

藁をも掴む気持ちで打ったメールに、
私との関連のスケジュールは無いとの連絡が次々と入る。

たしか、私の手帳には7月5日過ぎまでほぼ毎日予定が入っていた。
本社関係の予定は管理部の部長らが把握していてくれていたが、
あとは私の記憶だけ、一生懸命思い出して見ても、半分も予定が埋まらない。

皆さんにお願いです!
これをお読みいただいた方で、
私との何らかのお約束を持っておられる方がいましたら、
私に御連絡をお願いします。
このままですとお約束の時間に、お約束の場所には、私は現れません。

私のスケジュールを教えてください。
本当に、マジなお願いです。
<m(__)m>

さて、
話は変わって、
今度は楽しい話。

今日の昼、会社の出荷業務の係長「中根久美子さん」の結婚式があった。
中根さんとは、お父さんの会社が快洗隊のFCに加盟してくださっての縁が始まり、
お父さんの紹介で、4年前に我が社に入社した。
紹介と言っても、この時の採用希望面接の人は何十人もいて、
その中から、厳密に面接の結果で採用したものだ。
彼女の気が強そうなところが一番気に入った。
(期待通りであった)

その後、彼女のお兄さんの中根大君が?快洗隊に入社。
彼は、今では直営店6店の統括マネージャーとして活躍している。
このHPの快洗隊日記の「ダイモス」が彼である。

中根一家とはそんなことで、縁が深い。

久美子さん、学生時代の頃からの彼との結婚らしい。
長い時間を掛けて縁を深めての結婚である。

心からおめでとう。</m(__)m>