谷 好通コラム

2006年01月26日(木曜日)

続・アイ・タックみたいな

研修のためのフィールドは使いやすそうだった。
ここの研修はカーディテイルのため洗車そのものの研修はしていないようだった。
○ワックス掛け
○室内のクリーニング
○研磨による傷消し
○デントリペア
○タッチアップペンによる簡易補修
○ホイールの磨き再生
研修メニューはこんな感じであった。
その意味ではアイ・タック技研の研修とは随分違う。

 

 

ケミカルは何も見なかった。
しかし、こうやって整然と並べられるといいものだ。
森く~~ん ??

 

 

私たちは研修所をトレーニングセンターと呼んでいるが、
ここには、本物の体のトレーニングの設備があった。

 

 

福利厚生なのか研修生のためか。
実は、今度5月に出来上がる愛知県・大府市の中央トレーニングセンターでも、
これと同じような施設を作ろうとしていた。
研修生と社員の健康のためであるが、私のダイエットのためもある。

 

「Right Look」のマークと名前の入ったエプロンで記念撮影。
帰りには「Right Look」マークと名前の入った上質のTシャツを1枚づついただいた。
ここはアイ・タックが全く出来ていないところで、
これを機に、一度きちんとしたCIをやらなくてはならない。

 

 

ミーティングルームはアイ・タックの現状と全く同じくらいのものであった。
これくらいが使いやすい。

 

 

よく分からないのが、この会社、ラジオ放送のスタジオを持っていること。
ここで、お客様からの直接の声を聞き、アドバイスをするそうなのだ。
私はこの手のことの仕組みに疎いのでよく分からないが、
とりあえず「すっげぇな~~~」と言うしかなかったのでした。

 

 

この放送のスタジオの横には、
今度は「写真の撮影用のスタジオ」があった。

 

専属の広告を製作者がいて、なかなか素晴らしいマニュアルとか、
パンフレットなど自社生産していた。
私は、本気で今度の倉庫の中二階にスタジオを作ってもいいなぁと思っている。

 

 

最後にこの会社の専務・バイスプレシデントのJoeさん、
Joeさんは日本の上智大学に2年間留学していた経験をお持ちで、
日本語も堪能である。
別に私たちが
日本語が話せる方がいる会社を選んだわけではなく、
たまたま偶然に、こういう日本の文化を理解して見える方が、
この会社の経営者であったという事であり、何かの強い“縁”を感じる。

 

 

このあと、もう一件用件を済ましてサンディエゴからロスへ帰る。
また2時間半のドライブである。
運転はトニー一人、
私たちは、申し訳ないがただの乗客で乗っているしかない。
今度来る時は国際免許にしてから来ようかなとも本気で考えいる。

 

夕方ロスに到着し、
そこからラスベガスに飛行機で行く。
トニーがぜひ見せたいと熱心に誘ってくれた。
この日の夜一晩だけのラスベガスという強行軍である。

 

横4列の飛行機で(初めて乗ったボンバルディアCRJ7000である。)
乗客もそれほどでもなくて、会的な旅わずか1時間であった。

 

ラスベガス上空ではもう夜、砂漠が続き何も見えない。
そこへ突如、砂漠のど真ん中に突然現れる巨大な不夜都市。
それは驚きを超えた、信じられないような光景であった。

 

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2006年01月26日(木曜日)

1334.アイ・タックみたい

今、成田空港へ向かってのシンガポール航空に乗っている。
帰るには1日早いし、ロスに来る時には同行していた増田君がいない。

 

幹部社員の身内に不幸があり、
その葬儀に出るために、急遽一日繰り上げて帰国する事にしたのだ。
お悔やみの知らせを受け取ったのは、ちょうどラスベガスにいた夜で、
次の日、朝早く起きて、ラスベガス⇒ロスに乗り、
ロスで、多分、今日最後の成田行き午後1時発のシンガポール航空に乗った。
この飛行機、
出発その日の予約は受け付けないので、
予約も何も無しで、いきなり空港の窓口に行ってチケットを買ったのだ。
片道3,500ドル、片道ビジネス料金ではあるが、ドキッとするいいお値段である。
いつも使っているKALの3.5倍もするが、
いつものチケットはトニーが取ってくれている特別な値段のものであって、
むしろ、これくらいが普通なのかもしれない。
しかしそれにしても高い、こんなことでもなければとても乗れない。

 

増田君には残りの仕事を託して、ロスに置いてきた。
あと一日、トニーと一緒になって頑張ってくれるだろう。

 

 

さて、一日さかのぼって前日の話。

 

ロスから約200km南に下ったサンディエゴという街に行った。
ここは昔、谷常務が何ヶ月間かを過ごした街、と言っていた記憶がある。

 

暖かい西海岸の南の町である。
ここには「RightLook」という会社があって、
洗車に関わる業務用の機械、道具、ケミカルなど商品を販売すると同時に、
洗車業を始める人たちに対する教育と訓練を行なっている。
まるで、アイ・タック技研のような活動をしている会社である。
ロス訪問の時にはぜひ寄ってみたいと思っていた。

 

場所は、サンディエゴの中心から少し離れたところにあって、
貸事務所がいくつもずらっと並んでいる。
その内の6つの建物をこのRightLook社が借りている。

 

 

まず案内されたのが事務所棟、日本の会社とはずいぶん雰囲気が違う。

 

 

次に商品倉庫が二棟
商品数はそれほど多くは無いが、
整理整頓されていてとてもきれいであった。
加えて、洗車を商売でやっている人たちに対する商品で、
これから提案をして行くといいだろうなと思わせるちょっとした物がたくさんあった。
思わぬ収穫であった。

 

 

次に工場、ここでは出張洗車のための“洗車カー”を作っていた。
小さなトレーラーに各種の機械を取り付けたり、バン車に付けたり、
色々なバリエーションはあるようだが、
基本的にはプランジャーポンプで高圧水。動力はポータブルなガソリンエンジン。
そして、エンジンつきの発電機、バキューム、高圧エアーのためのコンプレッサー。
こんな物を狭い所に上手くセットしている。

 

 

今度挑戦してみたいのが出張洗車。
そのために、大変役に立つ物を見ることが出来た。収穫である。
ここが作った出張洗車用のトレーラー版を、
トレーラー抜き(日本でトレーラーは無理)で買ってみたいと思った。

 

たまたまこの日は研修の初日だったので、
研修生が大勢、設備などの説明を受けていた。

 

 

研修場は、ものすごく大きなものでもないが、
よく使い込まれており、道具なども非常に使いやすい状態で整理整頓されていた。
(※全国のアイ・タックの研修所を持っている拠点の責任者、よく見ておいてね。)

 

 

やおら、練習用のボンネットを持ち出して研磨の実演をやってくれた。
ダブルアクションが2個付いて、使うのは簡単そうであったが、
果たしてこれできちんと研磨が出来る物か、
実際に私もやってみたが、よく分からなかった。
でも彼が磨いたあと、私には欠点は見つからなかった。
これは結構いいのかも分からない。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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