谷 好通コラム

2007年05月25日(金曜日)

1642.フーバーダム観光

今日の日がティムの店一軒での約1時間で済んでしまったので、
“観光”をする事にした。

 

本意ではないが、飛行機の時間までに4時間もあるのだ。
2時間前に空港に行ってレンターカーを返すにしても、あと2時間余ってしまう。
空港の中でひたすら時間が経つのを待つのもバカバカしいので、
気持ちを入れ替えていっそ観光に行ってしまう事にしたのだ。

 

目的地は「フーバーダム」
第二次世界大戦前、ブラックマンデーに端を発した世界恐慌に、
当時の大統領フーバーが景気高揚策として
ラスベガスの郊外の山中にロスへの水の供給を目的とした巨大ダムを造った。
公共投資で景気を刺激する手法の発端である。

 

ラスベガスの市街を抜けるとじきに、荒涼たる荒地の山に出る。
こんな景色がロスまで延々と何百キロも続くのだ。

 

 

しかし、
開発の手はこんな所にも伸びていて、
砂漠の中の巨大オアシスのように、超豪華ホテルの群れがあった。

 

 

その中でもひときわ豪華なホテルに入ってみる。
ホテルの名前は忘れたが、ずいぶん金をかけたHOTELではある。
わたし的には、あまりピンと来ないが、
好きな人にはたまらないシチュエーションが出来上がるようには要素が揃っている。

 

 

豪華HOTELオアシスから国道に戻ると、
また、ネバタの荒地の山が続く。
しかしフーバーダムによって蓄えられた湖「レイクミード」が見えてきた。
湖のあちらこちらにボートを留めておくマリーナがあって、
その一つ一つに何百艘ものボートが留めてあるのは、アメリカの豊かさなのであろう。

 

 

荒地の続く中でもレイクミードの周囲は水分がいくらかはあるのか、
緑が少しある。

 

 

やがて、山に入り、フーバーダムがある。
ダムなので当然規模は雄大だが、
今までに見たいくつかのダムに比べてびっくりするような大きさではない。
しかし、こんなものが60年前とか70年前とかに造られたことに意味があるのだろう。
しかも古さを感じさせない。

 

 

貯水湖側の風景。

 

 

このダムの真上にこれは巨大が橋が架けられようとしている。
そのでかさにはちょっと驚いた。

 

 

ダムの反対側には、ダムがかけられる前の渓谷の風景が広がっている。
アメリカの風景はいずれにしても視角の広がりが全く違う雄大さがある。
ビシネスの方も、その雄大さを早く開拓出来ればいいのだが。

 

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2007年05月25日(金曜日)

1641.今日はティムの店

ラスベガスの朝は静かである。
徹夜でギャンブルに興じた人たちがやっと眠る時間なのであろう。

 

 

私達はそうは言っていられない。
遊びに来たのではない。仕事で来ているのだ。
カジノを横目で見ながら晩御飯を食べて、夜は早くに寝てしまった。
朝7時からの朝食、8時半にティムの店で仕事の打ち合わせをしに行くのだ。

 

と、張り切って出かけたが、
ティムは、先日テストをした車の結果をあと一ヶ月見たいと言った。
テストはダイヤモンドキーパーをアメリカ向けのやり方施工した車。
アメリカの水はミネラルとフッ素がたくさん入っているので、
水道水がウォータースポットの大きな原因になっている。
だから、ウォータースポットにならない施工の仕方で、ティムの店の車を仕上げた。
結果は上々。
深いツヤと撥水が保持され、しかも全くウォータースポットが着いていない。

 

※真ん中あたりの白いぼぉーっとした線は、ボンネットに映った飛行機雲

 

 

しかし、超真面目なティムは、もう一ヶ月だけ様子を見て、
この商品を採用するかどうかを決めたいと言うのだ。
私としては肩透かしの形だったが、
ティムの真面目そのものの言葉と、その様子に、納得であった。

 

ティムは、ガソリンスタンドと洗車、カーディテイルを一緒にやっている店を
3箇所持っている実業家である。
わずか29歳だが、ものすごくしっかりしている印象を持った。
彼の店でのテストに合格すると、ディストリビューターが信用して、
広く取り扱ってくれるのだそうだ。
彼の真面目さと客観性におけるテストの結果をみんなが信用しているのだ。

 

 

彼の店は繁盛店である。その様子。

 

 

アメリカの洗車場の待合は、たいてい屋外。
その雰囲気がなかなかいいので、
いつか自分の店でもこんな雰囲気を出してみたいと思っている。

 

 

いずれにしても、わざわざラスベガスにまで来たが、

 

これで、今日の仕事は終わってしまった。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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