谷 好通コラム

2008年11月12日(水曜日)

2062.ドキドキの日が近づく

今日は神奈川県の相模原市民会館。
神奈川県と西東京にかかる地域の方を対象に
セミナー「よりプラスの付加価値を求めて」と
第5回目の「PROSHOP研修会」を行った。

 

PROSHOPを立ち上げた当初から比べると研修会の出席者も増えた。
この関東においても
第1回目は関東全域のPROSHOPメンバーで、
新小岩の東京営業所に十数人が集まったに過ぎず
お互いに情報交換というよりも初期の段階では親睦会の色合いが強かった。

 

それが1年半の間にメンバーも徐々に増え、
会場も新小岩の東京営業所と、相模原営業所に別れて開催するようになった。
今回は両方で約80名の出席者があったが
実作業を伴わない研修会なので2会場で間に合ったが、
今後、メンバーも増え、作業を伴った研修会になってくると
来年の5.6月ぐらいのCM直前研修あたりではどれくらいの研修会が必要なのか、
ワクワクしている。

 

「キーパーPROSHOP」は、フランチャイズビジネスではない。
(提案書からの一文から)
「洗車・コーティングの『プロ』として、
お客様に支持される製品(サービス)と人が、
一体化した認定サービスブランドです。」とある。

 

だから、私たちはこのキーパーPROSHOPを広め、
活動していくことで直接的な利益があるわけではない。
今回のTVCMにおいても、
私達が一般ユーザーに直接ケミカルを販売するわけではなく、
全国約8,000箇所のキーパーコーティング施行店、キーパーPROSHOP、快洗隊などで
各種のキーパーコーティングという「サービス」販売の支援のためなので、
コマーシャル=取り扱い製品の売り上げ増加に直接的にはつながらない。
だから、今回のコマーシャルにおける費用対効果は多分マイナスであろう。
とてもペイすることはない。

 

それでもこのCMをやるには理由がある。
「日本に新しい洗車文化を」を本気で実現したいと思っているからだ。

 

新しい洗車文化とは、2023話に詳しく書いたが、
短い言葉にまとめると、
「マイナスからゼロへの回帰である洗車から、
ゼロからプラスへの付加価値を実現する車美容の概念を実現することによって、
“お客様に喜んでいただくことで、スタッフは嬉しい”、CSとESの両立を造り上げたい。」
そんな意味だが、本気でこれを実現したいと思っているのだ。

 

それによって、
私たちのビジネスが成長できるかどうかは解らないが、
自分自身が「車をキレイにするビジネス」に直接的、間接的に関わっており、
このビジネスがそんな理想的な形になったらどんなに嬉しいだろうと思うと、
どこまでやれるか解らないまでも「やりたい」と強く思うのだ。

 

正直言って数億円にのぼる投資は怖い。
しかしそんな理想を作り上げるための「やりたい」と思う強さが、
その怖さを越して一歩足を踏み出させてしまったのだろう。

 

ビジネスは、ギブ&テイクの関係であって、
必ず「ギブ」が先に来るのだ。
しかしテイクが保証されているギブだけしか与えないのならば
利益としては確実なのであろうが、可能性は広がらないし、夢もない。
思い切ったギブの先にしか大きなビジネスの発展は得られないはずだ。

 

どう計算してもプラスにはならないほどの大きなギブの先にこそ
大きな可能性が生まれてくる。
と言ってもこれは博打ではない。
ひょっとしてギブの造り方が間違っていればマイナスになるかもしれないが、
うまく行っても大きなリターンは見込めない。
良くてトントンだろう。
こんなのは博打ではない。
しかし、そのビジネスに関わるマーケットの大きさに確信が持てていて、
方法的に決して間違っていないと確信しているならば、
リターンを当てにせずに、ハイリスクに挑戦して、
その先に違う世界が見えてくるような気もするのだ。
平たく言うと「何か良い事があるかもしれない。」ということ。

 

企業家として夢をなくした時、
会社は求心力と可能性を失うそうだ。
目先の金勘定だけではなく、
企業としての理想や夢を実現するために
目をつぶって崖から飛び降りなければならない時もある。

 

ひょっとして、
夢を実現するための「翼」が我々の背中にあったら、
大空に飛び立てるかもしれない。
しかしひょっとして、
「翼」も何もなかったら、
崖から落ちていく途中で、必死になって崖から出ている枝にしがみつけば良い。
その枝の位置もきちんと確認しておくことは必要である。
大丈夫、ちゃんと確認した。

 

しかし確認ばかりしてちっとも崖から飛び出さなければ、
それはただの臆病者であって
いつまでも崖の淵で怯えているだけになる。
我々の背中に翼があることを信じて飛び出すのだ。
(なんちゃって、かなりオーバーですね)

 

確かに恐怖感はある。
しかし、明々後日の15日から東海四県で始まるTVCMがうまく行かなかったとしても、
全国での放映をやめる事はしない。
みんなに約束をしたのだから、やる。

 

次の来年3月に全国(関東・関西を除く)での放映までに
その次の来年8月の関東・関西での放映までに
もっともっとうまく行くように考え、行動する。

 

15日からコマーシャルがテレビで放映されるのを見たくないような気がする。
それでも、自分の想い描いた理想に向かっての新しいステップが始まるのだと思うと・・
じっと見据えなくてはならないのだろう。
ドキドキの日が近づいてくる。

 

 

急に寒くなって、冬がもうすぐそこに来ている。

 

 

新横浜からの帰りは「崎陽軒のシュウマイ」ははずせない。

 

 

月夜が明るい

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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