谷 好通コラム

2009年04月19日(日曜日)

2188.A当たり前のことを、B馬鹿にせず、Cキチンとやる

まず、ブログで嘘をついてしまった事をお詫びしなければならない。
先々回の2186話で「10年以上風邪を引いたことがない」と書いたが、
そういえば、今年の2月低体温の私が37゜Cの熱が出て、一日、頭がボォーとした。
それを風邪を引いたと宣言していたのを忘れていたのだ。
四つの秘訣を実行しても風邪は引きます。間違いをお詫びして訂正いたします。(^^♪

 

 

そういえば、会社に1人、
学校に入ってからずうっと風邪を引いていないと豪語する男がいた。
鈴置力親 営業本部長である。
そろそろ30歳を過ぎたであろうか、
彼はよくあるバリバリの営業マンのような
「売ってなんぼ」の考えも、価値観も持っていない。
キチンと相手に貢献することが、唯一、結果を出す方法であることをよく知っていて、
だから、客先からの信頼の厚さもずば抜けている。
営業の本当の基本である「相手の欲求と必要を実現する。」を知っているからだろう。

 

彼が言っている風邪を引かない秘訣はたった一つ。

 

1.外から帰ってきたら、必ずうがいをして、手を洗うこと。
たったこれだけだそうだ。

 

そんなことは学校でも耳にタコができるくらい聞かされたことだし、
親からもしょっちゅう言われたことだ。
しかしそれを実行している人はほとんどいないだろう。
それを本当に実行して、「記憶にある限りでは風邪を引いたことがない。」
と言えるのはある意味すごい。

 

接客の研修で「ABCの秘訣(?)」というのがあって、
「A当たり前のことを、B馬鹿にせずに、Cキチンとやる。」だそうだ。
接客の相手はお客様であり、
友達でも仲間でもなんでもない一般の人である
普通の人が一般的に当たり前としているキチンとした日本語を使うべきであり、
自分の姿勢を相手にキチンと向けることも当たり前のことである。
接客とは特殊な技術でも、手法でもない。
店側のスタッフとお客様との立場とは、
一般的な人と人との当たり前の関係である。
その当たり前の関係においてキチンとした話方と姿勢が接客のルールだ。
そして接客とは、相手の事を大切に思う気持ちであると言っていいだろう。
人と人との関係においての基本になる当たり前の気持ちである。

 

洗車、コーティングの売上を上げる秘訣は、
「お客様の車をキチンとキレイにして喜んでもらうこと」それに尽きる。
洗車、コーティングの仕事とは作業そのものではない。
色々な道具と技術を使って、お客様のお車がキレイになったその結果が仕事である。
当たり前のことである。

 

そして、お客様が欲しいキレイを探すのが受注の接客であり、
作業を気持ちよくお待ちいただく環境をキチンとしておくのも、ある意味、接客であるし、
きれいに仕上がった車のキレイを、
お客様に気持ちよくお渡しするのも接客である。

 

お客様が望んでいることは、
お客様が欲しいキレイを見つけて、キチンと実現すること。
そしてその過程においてお客様が、キチンと気持ちがいい事。
この当たり前のこと以外に何かあるだろうか?

 

A当たり前のことを、B馬鹿にせず、Cキチンとやること
この接客の鉄則と、見事に一致する。

 

看板とか、チラシとか、販売促進物は、
お客様との最初の接点を作り出すだけのことで、
キチンとした作業によるキチンとした当たり前の商品があって、
当たり前のことを表現できるキチンとした接客がなければ、
あらゆる販促は意味を持たない。

 

販促に頼ってはいけない。
当たり前のことが当たり前に実現されていて、初めて販促が有効になる。
販促ありきでもいけない。
まず、当たり前のことが販売促進されるものに存在しているかどうかが肝心である。
その上での販売促進策は十分に効果を出すだろう。

 

基本を大切にし、お客様の欲求に応えるキチンとしたキレイさを実現し、
お客様に気持ちよく喜んでいただく。
その積み重ね。
洗車、コーティングのビジネスにそれ以外の成功の方法はない。
非常に単純なことだが、本当にそう思っている。

 

 

今日は日曜日。
愛知の快洗隊10店舗を回った。
今月の快洗隊は息を吹き返したように好調である。

 

基本を大切にし、お客様の欲求に応えるキチンとしたキレイさを実現し、
お客様に気持ちよく喜んでいただく。
その積み重ね。
全国の直営店17店舗での今月の付加価値予算は約6,000万円。
今のペースならば十分に達成できるだろう。
1店舗当たりで平均約350万円になる。
これだけのお客様のお車のキレイを実現し、お客様の喜びを実現できることが
スタッフ全員のモチベーションだ。

 

 

しかし、新店の中川店を入れて10軒、一日で回り切るのはかなりしんどくなってきた。

 

まず朝一番で鳴海店に行った。
新店長であるベテラン堀君が苦労しているが、
我々は彼の実直な店舗運営に絶対の信頼を置いている。
間違いない。

 

と言いつつ、一番目の店舗の写真はいつも撮り忘れる。
鳴海店の諸君ゴメン。

 

 

二番目に行ったのが東海店。
忙しい土日もアルバイトさんがしっかりしているので安心していられる。
(写真の車のテールランプを見て「おおっ」と思った人はかなりの車好きの人です。)

 

 

今月20日から新店の中川店にチーフとして赴任する伊藤チーフと、
来月ゴールデンウィーク明けに福岡営業所に赴任する原田君。

 

 

大須店はますますものすごい存在になってきた。
来月、拡張工事をやり(営業したまま)、今の2倍以上の広さの店舗に変身する。
三名になった大須のスタッフ。
真ん中に立つのが「この仕事をやる!」と目的意識を持って入社してくれた小杉君。

 

 

続いて甚目寺店。
いつも写真からもれてしまっていた角谷君。たくましくなっている。

 

 

新店長伊藤君。
新任になって2月3月と予算を落としてしまったが、
4月からは常勝・甚目寺店に復活する気配濃厚である

 

 

完成間近の新店・中川店。
馬鹿でかい看板は高さ約14mもある。周りの看板と比べてもひときわ高い。

 

 

コイン洗車エリアから快洗隊方向を見る。

 

 

反対に、快洗隊エリアからコイン洗車場エリアを見る。

 

 

平面配置図。

 

 

4台分、余裕のコーティングブース。

 

 

快洗隊、コイン洗車場両方のお客様が利用するゲストルーム。かなり広めだ。

 

 

名古屋方面から(東)から中川店の全景を見る。
(看板のカーンの写真の位置をデザインの時点で間違えたか。)

 

 

岡崎店。
積載車が活躍していた。
徐々にではあるが、積載車が活躍する場面が多くなってきた。

 

 

岡崎店の新人社員大島君。不意打ちの写真である。

 

 

知立店のチームワークは本当に気持ちいい。

 

 

快洗隊一番のタワー人間古林君。183cmあるそうだ。
それでもオリバーカーンの等身大POPの横に立つと、5cm負けているのが良く判る。
古林くんもでかいが、カーンは本当にでかい。

 

 

安城店に赴任した新入社員斉藤君。
センスの良さは服部店長のお墨付きだ。

 

 

次に刈谷店。
体重102kgのマッチョマン小杉君。
快洗隊に来て3週間、まだ体重はまったく落ちていないと言う。たくましい。

 

 

刈谷店のアイドル「リンちゃん」ますます娘らしくなってきた。かわいい。

 

 

最後に大府店。
入社してもう3ヶ月か?まだそんなに経っていないか?
すばらしいフットワークにちょっと驚いている。

 

 

5話前の2183話で擬態している毛虫を載せたので、
「気持ち悪い」の非難ごうごうかと思ったら、何の反応もない。
ひょっとしたら、擬態を見破れなかったのかな。

 

その毛虫が隣の木に繭(まゆ)を作っていた。これは判るでしょ。

 

 

刈谷店のアイドル「リンちゃん」を載せたら、
元祖アイドル「チ~ちゃん」を載せなくては片手落ちになるのだ。

 

Posted   パーマリンク

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2009年4月
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.