谷 好通コラム

2009年05月29日(金曜日)

2217.スケジュールが空欄になった日

今日は珍しくスケジュールが空欄になった。

 

ここ何日か長く続いた膝の痛みが引いているが、
無理をするとまたぶり返してしまうので、
ずいぶん前から積極的に自分から予定を入れることをしていない。
それでも誰かがたいてい、何らかの予定を入れてくるものなのだが、
たまたま今日は誰も何も入れてこなかったのだ。
みんな一応私の膝を心配してくれているのか、本当にたまたまだったのか知らないが、
たまにはこういう日があってもいい。

 

午前中、たくさんのメールを書いたり原稿をいじったりしていたが、昼から外に出た。
特に用があったわけではないが、会って話をしたい人が私にもいる。
柴田さんと酒井さんは会って話をしているだけでホッとするし、
私が持っている範疇を越した世界を持っていて、勉強になる。

 

一昨日の夜は眠れなかった。
ある快洗隊店舗でお客様のお車にトラブルがあって、
対応がまずかったため、インフォメーションにお客からのメールが一昨日の夜届いていた。
それを読んで愕然とし、
考え込んでしまい、眠れなくなってしまったのだ。
次の朝、幸運にもすぐに初期の手だけは打てたが、大きな課題を残した事には違いない。
店舗の問題だけではなく、
会社としての初動に対する認識と、
危機に対して鈍感になっていることが一番の問題だ。
自分たちの仲間に対する信頼を見失いかけるところだが、
そうではない。
いずれも、私自身がこれまで行ってきた事の結果であり、
問うべきは自分自身であることを、あらためて自身に納得させるしかない。

 

五月の連休前に膝を痛めて、体に何か弱みを持つと、
人間は弱気になり、否定的な発想を持つようになるのか、
何かにつけての自分のネガティブな言葉に違和感を持ちつつ、
ブレーキがかからなくなっていた。

 

柴田さんの話は元気が出る。酒井さんの話は面白い。
午後からのお2人への訪問は、
直前のアポイントであって、ご迷惑をおかけしたに違いないが
快くお会いいただき、助かった。
特に柴田さんは一日の平均睡眠時間3時間前後という超多忙な人。
心の深さと、透き通った価値観から出てくる破天荒な言葉にどれだけ助けられたことか。

 

 

今日と明日は天気予報によると「雨」だったはずだ。
洗車屋にとっては、雨予報ほどキツイものはない。
関東は一日中雨だったようだが、
愛知は全く雨など降る様子はなかった。
思わず、はずれた天気予報に恨み言を言いたくなる。

 

明日はぜったい晴れる!
五月最後の土日の週末が晴れてくれれば、こんなに嬉しいことはない。
みんなの嬉しい顔が見えるようだ。

 

見よ!この夕焼けを。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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