谷 好通コラム

2009年07月19日(日曜日)

2261.スター「小杉研太」の電池が切れた

涼しい北海道から帰ってきて、さすがに名古屋の暑さはこたえた。
クーラーを目いっぱい入れても涼しさをまったく感じないのだ。
どこに触れても生ぬるく暑い。
辟易としながら刈谷駅横にある刈谷産業振興会の「相生ホール」へ向かう。
飛行機の到着が遅れたので約束の時間にはかなり遅れたが、直行である。

 

「DPEプロレス」の試合があるのだ。
DPEとは何の略か知らないが、刈谷市にあるプロレス道場が主催する団体で、
いわゆるローカルプロレスの一つなのだろう。
これが日本でも有名な団体なのかどうかはまったく知らないが、
この試合に、我が社の社員で快洗隊・中川店勤務の「小杉研太」が出場するというので、
快洗隊の連中を誘って見に行くことにしたのだ。

 

プロレスは実際に生では見たことがない。
しかし小都市をベースにしたローカルプロレスなので、
全然大したことなかろうとタカをくくっていた。

 

会場はなかなか本格的でリングも立派である。
我が「小杉研太」が出場する試合の前の試合が行われていた。

 

 

観客A,B,C,D

 

 

観客E,F,G
そのほかにH,I,J

 

 

いよいよ小杉研太の登場である。
厳しい表情で最前列の観客にすべてタッチしていく。
拍手と声援が大きいのは、小杉研太がスターである証拠だ。

 

 

リングに上がってから吼える。
試合は2×2のタッグマッチだ。

 

 

まず相棒が出て行く。
小杉研太のパンツに刺繍された「快洗隊」の文字がまぶしくも恥ずかしい。てれる。

 

 

小杉研太がリングの中へ、
しかし、相手は小杉の左でを集中して責めてくる。

 

 

キーロック。
執拗な左手攻めである。小杉の左手が白くなってくる。

 

 

このあと反撃、
小杉の得意技は強烈なラリアートだ。
切れのある技で、なかなか強い。やるではないか。

 

しかし、小杉が攻めている時は、私も興奮して写真がまったく撮れていない。
いいところの写真がまったくないのだ。

 

 

小杉の技はきれいで強い。
しかし、ちょっと隙をつかれるとすぐに攻撃される側になってしまう。
リングサイドのアナウンスは「小杉の電池が切れた!」と叫んでいた。

 

 

二度三度と素晴らしく責めたり、電池が切れたり、
一進一退が続いたが、ふとよそ見をしたら、小杉がリングの真ん中でのびている。
カウントスリーで負け。
どうやって負けたのか一瞬の出来事であった。
小杉の電池は本格的に切れたようだ。

 

 

勝負が決まってからの「マイクパフォーマンス」は、何を言っているのかよくわからなかった。
小杉研太選手、まだまだこれからの大器であるようだ。

 

 

いつの間にか、快洗隊の店長連中が来ている。
店が忙しくて小杉の試合にはちょっと間に合わなかったようだ。残念。

 

 

小杉の試合が終わった休憩時間で、
たくさんに人にサインをせがまれ、ファンの人と一緒に写真を撮っているスター小杉研太。
私たちももちろん一緒に写真を撮ったのだ。
社員小杉研太ではなくスター小杉研太と。

 

 

後ろのおじさんはナンだろう。
それにしても鈴木博公の凄み顔は小杉よりはるかに怖い。

 

 

小杉のパンツには「一級技術認定」のステッカーが貼ってあった。芸の細かいところだ。
しかし、残念ながら小杉は一級にまだ合格していない。反則である。

 

 

スター小杉研太に丁重にご挨拶。

 

 

私の凄み顔もなかなか怖い。

 

 

小杉研太も扶養家族手当増加の予定である。
かわいいお嫁さんとは、どうしても笑顔のやさしい顔になってしまう小杉研太。

 

 

メインイベントは3×3のタッグマッチ。本当になかなか本格的で、
けっこうマジで興奮してしまうのだ。

 

 

しかし、この日一番光っていたのはこの女子レフリー。
ものすごくいい動きと、表現力が素晴らしかった。
「どこかで見たことがあるなー」と思ったら、高知のあの人ではないか。かっこいい。
ローカルプロレス、最高でした。

 

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2009年07月19日(日曜日)

2260.続・北海道をなめてはいけない

北海道は寒かった。
快洗隊札幌店を出て千歳空港に向かう高速道路では
どんよりと雲が広がり、外気温はなんと15゜C。

 

しかし、困った事に北海道の気温に体が適応してしまったのか、
この時には、寒いと感じるより「涼しくて気持ちいい」と感じるようになっていたのだ。
これはまずい。
たった1日半で適応してしまったのは、
ずっと半袖シャツだけで、寒いと感じるのを我慢してしまったからだ。
寒いと思ったらすぐに何かを着て温かくしなければならない。
しかし半袖しか持っていなかったので寒さを我慢せざるを得ず、
体の方が一生懸命適応してしまったのだ。

 

 

こうなると、名古屋に帰ってからがツライ。
北海道の温度に適応してしまった体には名古屋の暑さがツラクなる。
北海道をなめてしまったツケは、名古屋に帰って来てから払わなくてはならないのだ。
まずいなぁ~と思いながら、
とりあえず、
時間が少しあったので昼ごはんを坂本所長と食べる事にした。

 

「食堂 やす川」だ。
千歳市内から支笏湖へ向かう道の千歳市内を抜ける直前にある。

 

 

北海道に通い始めた十数年前、
まだまだ仕事も少なく時間にいつも余裕があったので、
昼ごはん時にこの辺を通過する時には、いつもこの「食堂 やす川」で昼食を食べた。
ミックスフライ定食と、メンチカツ定食がオススメだ。
とても量が多くて美味い。
薄い衣で揚げたてのフライは抜群に美味い。
冷奴とお漬物、小ぶりのサラダ、山盛りのごはん、
そしてエビ、キス、カキ、ピーマン、イカ、ホタテのフライが山盛り。これで950円は安い。

 

 

2年半ぶりに「食堂 やす川」に行ったのだが、
奥さんが私の事を憶えていた。
「あなた、二年ぐらい前に、玄関で雪に滑って転んだでしょ。憶えてるよ。」
私はすっかり忘れていたのに、あの悪夢を憶えているとは。
北海道の雪は、決してなめてはイカンのです。

 

 

雨の降る寒い千歳空港。

 

 

名古屋上空に近くなって高度を下ろしはじめる。
雲の様子を見るだけでも、いかにも暑そうなのだ。
北海道をなめたツケを、名古屋の暑さで払わなくてはならない。ツライ。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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