2009年10月29日(木曜日)

2339.歳取って、帰巣本能強くなるか

キーパープロショップの登録が今、急増している。
今日現在で登録1108軒であり、
店舗確認、登録業務などの作業中で登録待ち店舗も数十件ある。
ここ数ヶ月、特に登録軒数が増えてきているのは登録による効果が高いからだろう。
キーパープロシッョプの技術への信頼性が上がってきたのと、
認知度も一年前に比べて倍にまで上がっている。
特にインターネットを通じてキーパープロショップへの来店が目立って増えていて、
それもフォトログへの投稿が多い店舗に集中して来店が得られているようだ。

 

2年9ヶ月前に一回目の技術研修、認定の登録がされて、
最初の2年で約500軒が登録され、
そこから9ヶ月足らずで約600軒以上が登録されたことになる。

 

仲間が増えることは大変嬉しいし、ありがたいことだと思う。
しかし、キーパープロショップはフランチャイズチェーンではなく、
サービスブランドとしての名称であり、
たしかな技術で間違いのないキーパーの美しさを実現することを目的としている。

 

だから登録に際して加入料、入会金とかもなく、会費すらもない。
きちんとした技術で品質の高い「キレイ」を作り出し、
真面目にお客様に提供する事だけを条件にしている。
だから技術の研修だけでなく検定も受けて、
店舗の設備もきちんとチェックさせていただく。
そして登録を受けてからの定期研修会への出席は必須にしているのだ。

 

研修会への出席者も一人でもいいが、
二人三人と出席される熱心な店舗もいて、
参加者もものすごい数になってきているが、
「実技」を主にした研修会なので、一度に百人二百人と集めるわけには行かない。
会場の狭い相模原で25名、広い愛知の中央トレセンでもせいぜい70名までが限界だ。
平均して40~45名。
結果として九州で4回、東海では6回、関東では7回も開くなど、
結局、今回は全国で30回以上の研修会をやることになっている。
何年か先、今の倍の登録軒数になってくると
一年に全国を二回ずつを開催とすると30回×2回×2倍=120回となってくるはずで、
年の三分の一の日を研修会だけで占めるのは、いささか非現実的になる。

 

今回は今日で14回か、15回目の研修会だ。
南北にも頻繁に移動するので、地方によっての気温差に体が着いていかないし、
通常の仕事をインターネットのメールでこなしていくにも限度がある。
今後どのような内容と形で研修会を開くか、そろそろ曲がり角に来ているのかもしれない。

 

とは言っても、
軒数が増えるほど品質の維持は難しくなっていくのが当然なので、
研修自体はもっともっと充実させていかねばならない。
今月1,000軒を突破して、あっという間に1,100軒を越した今、
ありがたい、大変ありがたいと思うと同時に、
真剣にキーパープロショップの在り方自体を考えなければならない時期に来ている。

 

しかし、
それでも、年に二回、
お客様の車をよりキレイにすることに賛同された全国の人たちとお会いするのは、
私自身の励みになるし、こんなに楽しい事はない。
何年先までも、全国に行ってたくさんの人たちにお会いできるように、
自分自身の体力を維持することも肝心なことなのだろう。

 

とは言っても、
わかっちゃいるが、
夜になるとついお酒を飲みたくなって、
仲間と居酒屋に足を向けてしまうのが、我が自省心の無さである。
しかし何が楽しくて仕事をしているかと考えると、
「酒を飲みたいから」が我がモチベーションのかなりの部分を占めていることに、
御しがたい矛盾に行き着く。

 

今日は家に帰れる。
歳を取ってくると帰巣本能が強くなるのか、
我が家に帰ることが無上にうれしい。

 

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