谷 好通コラム

2010年02月27日(土曜日)

2436.新潟、楽しい時間と瓢湖の鴨たち

昨日の夜は上越市のホテルで仙台営業所の三人と、
ホテル下の居酒屋さんで飲んだ。
9時過ぎから閉店の10時半までのたった一時間ちょっとであったが、
この接客のあまり良くない居酒屋さんは、魚が美味かった。
刺身が新鮮であると思ったし、
ブリのカマなんて頭付きで一人では食べきれない量で、
しかも安かったのだ。
値段は恥ずかしいので書かない。(めちゃ安い)

 

それよりも久しぶりで仙台のみんなとゆっくり話が出来たのが良かった。
一人だけ来れなかったスタッフがいたが、またいつか。

 

 

新潟では充実していたと思う。
大切な客先のスタッフの方たちすべてに集まっていただき、
今大好評のクリスタルキーパーの話と実演が出来たし、
午後から三条市に行って、
クリスタルキーパー誕生のヒントをいただいた会社にお礼も出来た。
それから、新潟市に行き、
私のコラムをよく読んでいらっしゃるという経営者の方と、
大変、楽しい時間を持たせていただいた。
何か勇気をもらったような気がして、本当に楽しかった。

 

もう一つ、
夜7時30分新潟空港発の飛行機に乗るための時間が2時間余るので。
昨日思いついていた「瓢湖」に行ったのだ。
これは、“サボリ”である。

 

 

何年か前に、一度行ったことのある瓢湖では、
有名な餌付けされた「白鳥」に混じって
何種類もの「鴨」が数え切れないほどいて、すごく感動したことがある。

 

それでいつかまた瓢湖にぜひ来たいと思っていたので、
仙台に帰らなくてはならない渡辺所長と中さんに無理を言って連れて来てもらった。

 

 

大きな白鳥もとても存在感があって素敵だが、
小さな鴨たちが我がもの顔で、活き活きと湖を占領している姿は、
それぞれに生き物らしさがあって感動を覚える。
可愛いというより、たくましいのだ。

 

大きな生き物は存在感があるが、
何か痛々しいものを感じるのはなぜだろうか。
「体はデカイが、気はやさしい」とは体の大きな人によく言う言葉だが、
体の大きな生き物はなにか傷つきやすそうで、
存在そのものが痛々しいものに思えてしまう。

 

その点、小さい生き物は、ネズミに代表されるように、
どんな環境の変化でも平気で順応できるみたいで、たくましさを感じる。

 

何千万年前か、何億年前か憶えていないが、とにかく大昔。
巨大な体に進化した恐竜たちが、
隕石の地球衝突によってもたらされた環境の大変化によって、
ことごとく絶滅した時、
生き残ったのは、体の小さな生き物たちだけであったと何かの本にあった。
特に温血動物の哺乳類の祖先、まるでネズミのような生き物が強かったらしい。

 

そんなたくましさを小さな鴨たちに感じる。
でも実際は、野生の彼らは繊細であり、
人間の開発行為によって生息範囲が急速に狭められて
絶滅危惧種に指定されているものも少なくないらしい。

 

私は彼らが好きだ。
大好きだ。

 

 

☆キンクロハジロ
ワードで変換したら「金黒恥じろ」と出た。たぶん違うと思う。
この目つき、ほれぼれするほどイイではないか。

 

 

☆オナガガモ
尾が長いので「尾長鴨」。この鴨が一番多かった。

 

 

☆ハシビロガモ
くちばしの幅が広いので「はし広鴨」。

 

 

☆バン・・ただ単に、バン。
これは鴨の仲間なのかどうか解らないが、仲良く仲間になって混じっていた。

 

 

バン、オナガガモ、ハシヒロガモ、キンクロハジロ、白鳥。
この中に全部いる。わかりますか?

 

 

今日私が見分けられたのはこの5種類だけ。

 

首が緑色の「マガモ」は、中さんは「いた」と言うが、
私には分からなかった。残念。

 

桟橋にひしめき合って。

 

 

桟橋全体。

 

 

「瓢湖」のほぼ全貌。湖と言うより大きな池ぐらいの大きさだ。

 

 

私に少しのサボリの時間をくれた午後7時30分発のJAL4338便「ボンバルディアCR-J」

 

 

この便は懐かしい「小牧空港」に降りる。
しかも今日は名古屋市街が一望に見える「南からの着陸」だ。

 

「着陸態勢に入ります。」のアナウンスがなかったので、
こんな低い高度に下がっても「まだいいのかな」と思いながら写真を撮った。
東山公園の「スカイタワー」を飛行機から撮れるなんて、ラッキーかと思ったら、
私がアナウンスを聞き逃しただけだったかもしれない。
だとしたら、これはルール違反になる。めんぼくない

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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