谷 好通コラム

2010年10月25日(月曜日)

2640.詰まった日程を見てわくわく

 

日程さえ決めれば、
やろうと思ったことはほとんど実現する。

 

一つの大きな仕事があったとしたら、
その仕事を実現するための要素を、日時を具体的にして予定を立てることだ。

 

いつ何があるのか。
だから、いつ何をするのか。
はっきりとした日時つきで、自分の行動を決定していく。

 

行動をする日時を決めれば、自分の都合はその予定に従って決めればいい。
「そのうちやろう。」は「やらない」と決めたのと同然で、
実現することはまずあり得ない。
「暇が出来たらやろう。」も同じで、
こういうことを言う人は、
たいてい、暇を持て余すほど持っているような仕事のできない暇人である場合が多い。

 

「何をやる」と決めたら、
実現のために、まず「いつやるのか」を決める。
「何を」「いつやるのか」を決めれば、
いつまでに出来るように準備が始まるし、
その準備をいつやるのかも決められる。

 

「何を」「いつ」「どこで」「誰が」「どのようにして」「なぜ」「どうする」か、
目的である「何を」がはっきりしていれば
実現に向けての行動のすべての出発点になるのが「いつ」であり、
その次の「どこで」「誰が」・・・・・は、
「いつ」が決めれば、すべて自動的に決まっていく。

 

「いつ」を決めなければ、
「どこで」「誰が」「どのようにして」「どうする」は、決まっていかないものだ。

 

物事の実現には「計画」が大切というが、
「計画」とは「いつ」が軸になって出来上がるのであって、
その他の要素は、「いつ」が決定されることによって決まっていく。

 

 

なぜこんなことを、リキを入れて書いているのか。

 

今回のキーパープロショップ研修会を、
少人数で出来るだけ相互のコミュニケーションを取れる形で開催しようと決定した。
しかしその結果、63回もの開催が必要となり
漠然と物理的に無理なのではないだろうかと思った。
しかし、実際にカレンダー上に予定を書き込み、
それを一つ一つ実行している内に、
この予定ならば間違いなく実行できると確信した。
いつ、だれが、どこで、をまずカレンダー上に書き込み、
その日程を実行するために、準備を進める。

 

今回は私と、鈴置常務、畠中常務の3人で手分けして研修会をやっていくので、
最初は三人でやり、次の段階で二人での開催とし、
どんなことを、どういう方法で提案していくのか、お互いに調整して、
8回目くらいから、
つまり明日からの開催からそれぞれ一人で実施していくことにした。
その段取りも比較的早い時点で決めたから、ここまで来れたのだろう。

 

まず早い段階でカレンダーを決めてしまったのが良かった。
研修が始まるまでは、
カレンダー上に約1ヵ月半びっしり埋まった予定を見ただけで、
くたびれてしまうような気分であったが、
何回かの開催を重ねるうちに、
詰まった日程が逆にわくわくするような気持ちになっている。

 

何をするかが決まったら、
まず「いつやるか」を決めること。
これは、意外と物事をスムーズに進めるポイントのようです。

 

普段の仕事は、研修会の前か、終わってからやれば何とかなりそうだ。
今日も、東京での研修会が終わってから、
東京本部で二つの会議をテレビ会議でこなし、名古屋に帰る。
それでも夜9時20分の「のぞみ」の最終便に乗ることが出来た。
楽勝である。

 

 

会議の都合で一緒に帰ることになった酒部部長と石川所長は、
列車が最終便だけあって、普通席が満員だったので一緒にグリーン車に乗り、
石川君は「初めてグリーンに乗った」とご機嫌である。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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