谷 好通コラム

2011年03月21日(月曜日)

2746.二日間の中部キーパーラボ廻り、そして仙台から

未曾有の大災害のあと、原発事故の先がなかなか見えない中、
東北はもちろん、関東でも計画停電と燃料不足で、
洗車・コーティングどころではないでしょう。

 

災害をまぬがれた地域においても、被災地を思う気持ちもあって、
やはりマインドは低下しています。

しかし気が滅入ってばかりいても仕方ないのでしょう。
みなさん遠出をする気分にはならないのかもしれませんが、
近場のイオンなどショッピングモールは、いまだかつてないほどのラッシュ振りです。
とりあえず、みなさん元気なようです。
いいことだと思います。

 

私は一昨日、昨日と
久しぶりに、愛知・三重のキーパーラボ巡りをしました。

 

トヨタなどの自動車製造工場がずっと休みのせいでしょうか、
とりあえず、中部のキーパーラボはお客様が平日から多いのと、
新車の納車が一年で一番多いこの時期、
新車にコーティングを施工されるお客様が多く来店されています。

 

関東のキーパーラボ店舗は、計画停電の影響と節電の意味も含めて、
14日から18日までの五日間、関東の全8店舗の営業をお休みしました。
それでも、キーパーラボ直営全店で前年同月比125%とまだ前年を上回っています。
新店の鈴鹿店と柏店を除いても113%あります。
日が経つにつれ徐々に下がってはきていますが、
こんな時に本当にありがたいと思います。

 

一昨日土曜日は愛知の北の方面を全店廻り、
昨日の日曜日は三河と三重の全店を廻って、みんなから元気をもらいました。

 

まず、一番北にある「一宮店」
苦しんでいる方に激励を送るつもりで、
思いっきりガッツと笑顔をくれと言って撮りました。

 

 

「甚目寺店」、青山君。
若い子って1年でこんなに大人になるものなのでしょうか。

 

 

オッス

 

 

甚目寺店は元気です。

 

 

「中川店」も元気です。

 

 

「大須店」
この日、ポルシェラピードがダイヤモンドキーパーで入っていました。
初めて実物を見た。

 

 

「鳴海店」中川君。
今度お父さんと一緒に「漁師」になります。すごいですね。

 

 

こんにちわ。

 

 

ただいまダイエット努力中。

 

 

「岡崎店」相棒のマッキーが安城店に行ったので、
ちょっとさびしいかな。大島君

 

 

岡崎店新チーフ舩戸君。日本一の店のチーフ、重責ですぞ。

 

 

アルバイトさんから新しく社員に転進。小島君。

 

 

「安城店」花粉症かな。かのうちん。

 

 

新しく岡崎店から安城店に転進のマッキーと仲間たち。

 

 

福留君は彼女の実家が仙台で心配していましたが、
みなさん無事でほっとしていました。

 

 

「知立店」うんっ?どっかで見た顔が。

 

 

「刈谷店」応援の鈴木TFがなぜかさわやかです。

 

 

「大府店」古林君が新チーフに。

 

 

「東海店」アルバイトさんから新しく社員になった澤田君と。

 

 

毎度っ、佐々木店長。

 

 

浜ちゃん。いいですね。

 

 

「鈴鹿店」で。

 

 

今日の朝、
仙台営業所の四名のスタッフが、無事に営業所に集まってくれました。
それぞれ震災にあった時のショックと、
今の生活はすごい苦労があるようで、まだ底抜けの笑顔が出ません。
でも、この写真はテレビ電話の向こうを
不意に撮ったのでしょぼんとした顔をしていますが、
思ったより、みんな元気そうで、ものすごく嬉しかった。
左から、澤田君、中さん、大和君、渡辺所長。
本当にご苦労様でした。

 

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2011年03月21日(月曜日)

2745.出産ラッシュが始まるか。

東日本大震災における東北地方の悲惨は、
状況が明らかになってくるほどに
そのすさまじいことがより一層解ってきて、被災者のご苦労に胸が痛む。

 

福島第一原発はやっと一進一退の状況にまで漕ぎつきつつあるようだ。
しかし、これは、
これまでの一方的に悪くなる状況が、
ある要素において好転の兆しが現れ始めている程度であり、
いまだに根本的な危機状況から脱出したわけではない。
まだ悪い事態へ再び進み始める可能性は十分にあり、決して予断は許されない。

 

しかし、そうは言っても、
すでに首都圏へ直接大きな影響が出るような危機は、
とりあえず脱しているので安心できるはずだ。
先がまったく見えなかった状況から、
レベル5前後で
まさに一進一退が、これから先、月単位で続くようだ。
首都圏を含む関東はぜったい大丈夫と思う。
今の放射能レベルは騒ぐ以前の何も無いレベルであり、
今後も破局的なレベルにはならない。

 

そんな状況の中、
今、絶対に回避すべきは首都圏における無用なパニックであろう。
実際には電気とガソリンなどの燃料の供給不足以外の不足はないはずだが、
それでも一部の人による買占めなどによって、
スーパーやコンビニの食料・水等の棚が空になっている光景を見ると、
大都市圏においてはちょっとした不安によって
容易にヒステリックな状態になる危険性をはらんでいることを予感させている。

 

地方では
コミュニティーが成熟していて、みんなが助け合い、
被災地でも自己犠牲をもってみんなで今の困難を乗り越えようとしている。
しかし都市部においては、
多くの場合、コミュニティーが欠如していて、
それぞれの個人が自力で自分と家族を守るバラバラの状態だろうから、
ちょっとしたきっかけで、みんながパニック状態になることが一番恐ろしい。

 

今、報道では使ってはならない単語や事柄がいくつもあるようだ。
これは仕方がないことだと思う。
ある程度知っている人にとっては、
それが伝えられないこと自体が、
その人に余計に不安を与えることになっているのかもしれないが、
あらゆる単語や事柄をそのままの形で伝えると、
その単語や事柄を自虐的オーバーに捕らえて刺激的に騒ぎ立てる人が絶対いるので、
人心に不安定になっている現在、
それが発火点になって、
無用なパニックを引き起こすことになることも考えられる。
報道の関係者も、それぞれ自分がその引き金になることを恐れて、
出来るだけ使わないようにしているのだろう。
それは正しいと思う。
このような時は、みんながジタバタしても仕方がないのだし、
ジタバタしてへたに騒ぎ立てることが、
結果的に無用な恐怖感を呼び、犯罪的な行為になってしまうのだろう。
出来るだけみんなが冷静に、
制限があったとしても、出来るだけいつもの生活をすることだ。
すでに、すぐさま破局を伴うような危機は無くなったのだから。

 

私も原発事故初期の時点では、
私が中途半端に知っていた原発に関わる破局的な単語が次々と出てくることに、
一時は一直線に最悪の事態に突き進むと思った。
あの時点において私の頭は混乱しきったが、その危険性はたしかにあったと思う。
しかし、とりあえず、ある程度は状況が見えてきて、
部分的にではあっても事態の好転を示す数字が出てきたことにすごく安心した。

 

少なくとも最悪の事態に一直線に進む構図はない。

 

 

私も明日から東京に行く。
絶対に安全だと確信が持てるから。

 

 

震災があった次の日、千葉の「松戸店」店長の多田店長に赤ちゃんが生まれた。
「みはね」ちゃんという名前と聞いた。
こういう時にこそ家族の希望を背負った可愛い丈夫な子に育つに違いない。

 

 

そういえば、今日あたり、
愛知の「一宮店」の小杉店長に赤ちゃんが生まれるはずだ。
またまためでたいことで、こんなに嬉しいことはない。
そういえば、何人かの人が子供が生まれると言っていた。

 

またまた出産ラッシュが始まるか。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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