谷 好通コラム

2011年07月05日(火曜日)

2820.相手のためを考えたが勝ち。

これはキレイごとではない。
これは本当のことなのだ。
相手のためを考えたが本当に勝ちなのだ。

 

お客様は自分のことを良く考えて大切にしてくれる店が好きだ。
お客様は自分の役に立ち、自分が好きな品物を欲しいと思って買う。
だから、
ビジネスにおいてお客様に来ていただき買っていただくことを勝ちとするならば、
私たちはお客様のことを良く考えて、お客様を大切にすれば勝ちだ。
私たちはどうすればお客様の役に立ち、何が欲しいかを考えて作れば、私たちの勝ちだ。

 

一人が、みんなのためを考えれば、
みんなはその一人のためを考えてくれる。

 

会社が社会の役に立つ仕事をすれば、
社会はその会社を必要とし、発展させてくれる。

 

反対に、会社が自分たちのためだけを考えて社会に害毒を与えるならば、
社会はその会社を必要とせず、むしろ抹殺しようとする。

 

会社が社会のためと同時社員のためを考えた経営をすれば、
社員は会社のためを考えた行動をしてくれる。

 

社員が会社のため、つまりお客様のことを考えた行動をしてくれれば、
会社はその社員を必要とし、その社員のためを考える。

 

女房は亭主のためを考えれば、
亭主は女房をありがたいと思い、同時に仕事をバリバリやれる。
女房が亭主のためを考えず自分のことばかりを考えるならば、
亭主は仕事の遣り甲斐を見失い、結果として女房のためにもならない。

 

人間は、結局、自分のことを考える動物だとしても、
自分以外の人間たちのことを考えることによって、自分のためにもなることを
理性があるので理解できる。
しかし、いちいち自分の損得だけを考えて行動する人には、
みんながその人のためを考えなくなるので、結果的にその人は大きな損をする。

 

相手のためを考えたが勝ち。
キレイゴトなんかではなく、本当にそうなのだ。
本当にそうなのだから仕方がない。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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