谷 好通コラム

2012年03月16日(金曜日)

2998.どこまで進んで行くのか。とめるのか。

事業とは、やればやるほど、可能性がどんどん膨らんでいくもののようだ。
27年前に独立して、
最近になって、目の前にある可能性が、
とんでもなく大きなものであることに気がついている。

 

しかし時間的に制限のある私が、(単に歳を取ったということ)
その可能性のすべてを自分の手で実現して行こうとすれば、
間違いなくどこかで時間切れになって、中途半端な形で放り出すことになる。
不完全な形で放り出された事業は、
ロスが出るだけでなく、下手をすると全体の命取りになる可能性があるから、
すべての可能性を、無制御に自らの手で切り開こうとせず
キチンと後の人たちと縫い目なく事業を繋いでいく必要がある。

 

ややこしい言い方ではなく、平たく言ってみれば、
自分が100年生きるようにつもりで、
何でもかんでも、
自分でやろうと手を出してはいけないということだ。

 

昔は、自分が起こしたこの事業を安定させ、
いつか誰かに継承しても、
決して揺るぐこと無き強固な体質を作るには、
事業の規模を拡大して人と金とビジネスの絶対量を増やすことだと思っていた。
大きな会社にしてしまえば、そう簡単には沈まないだろう、ということだ。
ところが、実際に事業がそれなりに拡大してみると、
たしかに資金繰りとか組織はそれなりに安定するが、
拡大すればするほど、新たな事業範囲の可能性が出てきて、
やりたいことだらけで、気持ちがウズウズしてしまうのも事実なのです。

 

事業を拡大していく中で、
仲間たちが育ち、成長してくれて、
それぞれの人が持っている意欲と能力が拡大して、
自分がいなくても現状を維持出来るところまでには来ているのだろうと思う。
もちろん自分一人の能力なんてたかが知れているから、
自分一人で出来ることも限られていて可能性も限られている。
しかし、たくさんの人の能力と意欲が重なってくると、
出来ることが増え、拡大し、可能性もどんどん拡がっているので、
拡大と成長をストップさせて現状を維持する事が
かえって出来なくなっているような気もする。
そういう中で、自分の出番が増えてくるような場面もあり、
このままでは、シームレスで事業を継承する事が難しいような気もしている。
それで、かえって焦っている自分があるのです。

 

 

 

今日は関東のキーパーラボを7軒+建設中1軒+候補地1軒を巡ってきました。

 

 

まず朝一番で行ったのは「キーパーラボ松戸東店」
相変わらず絶好調ですね。

 

 

キーパーラボ松戸店の高山チーフと金城君。ただいま熱愛中きんちゃん。

 

 

「キーパーラボ柏店」
元気のカタマリ中島店長と芳賀チーフ。

 

 

初公開。
建設が始まった25軒目の直営「キーパーラボ浦和美園店(仮称)」
ここはぜったいすごい店になりますよ。

 

 

もう一軒、候補地を大宮まで見に行ってしまったので、
キーパーラボ板橋店と足立店をバスして(ゴメン)
「キーパーラボ八王子店」まで飛んでしまった。
ここは素晴らしいチームなのです。
アルバイトさんの高橋陽平君が、
メチャクチャさわやかになっていました。

 

 

「キーパーラボ上溝店」の内田店長は、
いつもこんなに怖い顔をしているのでしょうか。

 

 

「そーなんですよ。」とは(言っていなかった)米田チーフ。

 

 

「キーパーラボ相模原店」の早川君が待望の㊗1級ツナギを着ていた。
おめでとう!!

 

「キーパーラボ港南台」は、一皮向けて、爆発直前ですね。
我が尊敬する黒木店長。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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