谷 好通コラム

2012年10月06日(土曜日)

10.6.ちょっと大きすぎたかな。草加店。でも大丈夫

東京からの帰りの新幹線。
東京滞在はわずか5時間であったが、
昨日新規オープンした「キーパーラボ草加店」に寄ってきました。
埼玉県では嵐山店、浦和美園店に続いて3軒目のキーパーラボ。
これでキーパーラボ直営店26店舗、全体で39店舗となりました。

 

直営店は今期中に8店舗を目標としているので、
来年の6月までにあと7店舗を造ることになります。
今期中とは2012年7月から2013年6月までの1年間のことであり、
(6月決算のため)
予定としてほぼ確定している物件があと三店舗あるので、
物件として開発しなければならないのは、あと四件。

 

しかし、別に急がなくてはならない事情は何もないので、
無理をして不満足な場所、物件を起用する必要もないし、
そのつもりもありません。
しかし、目標は目標として持つべきなので、
そういう意味で、今期中に8店舗としたのです。
目標としたからには賀来本部長は全力で開発するのです。

 

今年5月にオープンしたキーパーラボ浦和御園店は、
好調な滑り出しでした。
そのオープン手法を、
草加店にも適用することになっています。
もちろん浦和美園店オープンで学習した改善点は修正しての上で、です。

 

詳しくはキーパーラボ運営本部長の賀来常務から、
報告があるはずです。

 

カー・コーティングと洗車の専門店「キーパーラボ」は、
店舗をオープンしただけでは、
お客様はまったく来ません。
それなりの宣伝広告活動が必要です。
ですから、その類の活動をまだ何もやっていない昨日は、
お客様は本当に来ません。
直近の浦和美園店では初日はご来店ゼロでした。

 

草加店は、初日だった昨日は、
5台のご来店で、
3台のお車に作業をさせていただいたので、
「ギネスです。」と店長の宇井課長と、応援の多田課長が笑っていました。
この余裕が、浦和美園店を上回る草加店のスタートを予感させてくれました。

 

広い敷地に、
コンビ二ストアのセブンイレブンさんと同居の店舗です。
設計図上ではまったく感じなかったのですが、
予想以上にでかい店に出来上がっていました。
ちょっとでかすぎたかなと思いました。

 

でかすぎると、ガランとした感じになってしまいがちになるのですが、
草加の街のマーケットと、宇井店長と草加店チームの力が、
すぐに大繁盛店にして、大きすぎる感を消してくれるでしょう。

 

現在のチャンピオン「足立店」の強力なライバルの出現です。

 

 

道路から見ると、こんな感じです。

 

 

中に入ると、そのでかさが分かります。

 

 

その向こうに、まだ開店していないセブンイレブンが小さく見えます。
本当はそれなりの大きさなのですが、敷地が広く、遠くに見えるので小さく見えるのです。

 

 

米田チーフ、宇井店長(課長)、多田課長。
石井スタッフは残念ながら、ポスティングに出ていて会えませんでした。

 

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2012年10月06日(土曜日)

10.6.私の勝手な自己弁護と強がり

今日が三連休の初日であることをまったく意識していなかった。
すっかり忘れていた。
東京へ向かう新幹線のキップ窓口には長蛇の列。
私は身障者割引を使うので窓口に並ぶしかない。
連休に出かける人はあまり新幹線など列車に乗り慣れていないので、
窓口で行き方なのか、席なのか、
JRスタッフと話をしている時間が長く、列がなかなか進まない。
イライラしても仕方ないのだが、
イライラしてくる。

 

みんなが休日の日に仕事をするのは私にとっては当たり前のことで、
起業して独立する前はガソリンスタンドというサービス業に勤めていたので、
18際の時、仕事を始めて以来ずっとそうだった。
今は会社を経営する身になったので、
いわゆる平日も仕事がぎっしりになったので、
いわゆる休日も平日も休まなくなっただけ。
それが当たり前になってしまっているだけ。
それでも社員の人は労働基準法なるものがあるので、
年間114日の休日を設定して、みなさん大体それを取っている。

 

しかしその基準法が適用されない取締役など会社の経営者たちは、
そんなことは気にせずに働いている。
それでも何日かは休むようにとは言うが、
それぞれ何とかやりくりして、家族との時間を持っているようだ。
常務取締役の畠中君は、
先日、金沢での取材の仕事があった時、
車で家族も連れて行って、取材をしている時間だけどこかで遊ばせ、
あとの時間を家族との休日に当てていた。
その手は、昔、私も使ったことがある。
人からは、それでは休みなのか仕事なのか、
どちらつかずで休みにならない。と言われそうだが、
やっている本人は、休みと仕事といっぺんに出来て
こんな都合のいいことはないと、しごくご満悦なのだ。

 

土日は事務所で原稿書きをするには最高の日だ。
外部からの電話も入ってこないし、訪問者もないので、
原稿を書くことに没頭できる。
特に日曜日は、事務所に出勤者もほとんどないので、
好きなCDをガンガン鳴らしながら、ルンルンで仕事ができる。
しかし、
土日に出張を伴う仕事をするのは最悪だ。
車で走れば、どの高速道路も行楽客で渋滞がすごいし、
飛行機も列車も混んでいる。切符を買うにも苦労する。
特に今日のように三連休の初日はうっかりすると、
今日のようなことになってしまう。

 

しかし、私がそんな風では家族との時間が取れないのではないかというと、
意外とそうでもないのだ。
何年か前に、富山に嫁に行った娘が、
昔、娘が子供だった頃に家族で海水浴に行った時の写真を
実家である家で見つけ、
「へぇ~、私たち、お父さんに遊びに連れて行ってもらったことがあったんだ。」
と、変な感心をしていたことがある。
たまにだが、ちゃんと連れて行くこともあったのだ。
子供はどこかへ遊びに連れて行っても憶えてなんかいないものだ、
家族や子供と一緒に遊ぶことで家族の絆が強まるなんてことも信じられない。
遊びではそういうものは育まれないと勝手に思っている。
子供は働く親の背中と生き方を見ながら一緒に暮らす中で、絆ができていく。
そう勝手に思い込んでいる。

 

最近は減ってしまったが、土日のキーパーラボの店舗めぐりには、
連れ合いが一緒に回ってくれて、それは楽しい。

 

家庭がイヤで仕事ばかりしているのではなく、
仕事が大好きで仕事ばかりしているのだから、
家庭をないがしろにしているつもりは、本人的にはまったくない。
家族がどう思っているかは見解の相違もあるので判らないが。
それでも、
ひょんな都合で仕事にキャンセルが出たり、
何かの都合が合えば、チャンスとばかりに家族を連れて行く。こともあつた。

 

・・・・・・
まわりが行楽客だらけの東京行きの新幹線の中で、
勝手な自己弁護と、つよがりでした。

 

 

富士山は残念ながらてっぺんが見えなかった。

 

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2012年10月06日(土曜日)

10.6.口が達者な人が、なぜ信用されないのか

「口が達者な人」といえば信用でない人の代名詞のように言われる。
話すことが上手い、口が達者だとなぜ信用できないのか。

 

口が上手い人[Z]は、
[a]のことを、いかにも[A]であるかのように、つい言ってしまうからだろう。

 

[a]と[A]は、同じように「エー」だが、
本当は[a]なのに、[Z]が「エー」と話すと、
聞いた人[G]はみんな、それが[A]だと思ってしまう。
なぜならば、[Z]には、「エー」が[A]とある方が都合がいいから、
だから[Z]は、
わざわざ[G]が「エー」が[A]であると思い込むように意図して話すのです。

 

そして、[A]だと思い込んだ人[G]が、
いつか「エー」が本当は[a]であることに気がついて、
その口が上手い人[Z]に、
「なんだ「エー」は[A]じゃなくて、本当は[a]だったんじゃないか。騙したな。」
と詰め寄ると、[Z]は、
「私は[a]のことを「エー」と言っていたんだ。[A]だとは一言も言っていない」
[G]にと居直る。

 

そんなことなのだろう。
自分のミスや間違いを、口達者に言いくるめ、
自分のミスや間違いではなかったように誤魔化してしまう人はよくいる。
それも同じような構造のことだろう。

 

第三者から見ると「エー」は[a]だとすぐ判るので、
「エー」が[A]だと思い込んだ[G]には、
その第三者が、それは[a]だと注意しても、なかなか信じられなくて、
かえって、その注意してくれた第三者のことを疑ってしまう場合もある。

 

しかし、
本当は[G]にとっては、「エー」が[A]であっても[a]であっても、
大した違いはなく、別に問題はなかったので、
[a]を[A]として誤認識して実害があったわけでもない。
しかし[Z]が、ちょっとした自分の都合で
[a]を[A]と思い込むように[G]に話したことが許せなかった。

 

どちらでもいい事で、
[Z]は、[G]からの信用を失ってしまう。
そんなこともある。

 

すべからく本当のことを、そのまま話した方がいい。
[a]でも[A]でも大して変わりもしないのに、
わざわざ「エー」を[A]だと思い違うように上手に話してしまうと、
[a]と[A]の違いで発生する[Z]のほんの”小さな得”よりも、
はるかに大きな「信用を失う」という”大きな損”をする事になる。

 

口達者な人、口上手の人が、つい、はまりがちな罠なのでしょう。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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