谷 好通コラム

2012年10月16日(火曜日)

10.16.ザルツブルグはオーストリアの街。巨大な城と教会

ザルツブルグへはミュンヘン駅から電車で行きました。
その前に通訳の小百合さんが
「パスポートを持ってきてください。」とおっしゃっていたので、
「ふ~ん、電車乗るのにパスポートが必要なんだ。」
ぐらいにしか思っていなかったのですが、
よく聞くと、ザルツブルグはドイツ国内ではなく、
ドイツに面しているオーストリアの街だったのです。

 

私は、ドイツには何度も行っていますが、
ヨーロッパには、乗り換え地の空港を別にすれば、
ドイツ、オランダ、スウェーデンの三国にしか行ったことがありません。
それに今回はオーストリアが加わったわけで、
すごく得をしたような気がしました。

 

ミュンヘン中央駅

 

 

ドイツの駅には改札がありません。
でも車内での検札があり、切符を持っていないと罰金なのだそうです。

 

 

出発しました。

 

 

ミュンヘン駅を出てしばらくすると、
大きな木が茂る自然の森の中をしばらく走ります。
ドイツの森は針葉樹と広葉樹が入り混じった自然の状態が守られており、
ものすごく気持ちのいい環境です。
この森の中で昼寝をしたら最高だろうなと想像してしまいました。

 

 

森を抜けると延々と牧場が続きます。牛、馬、羊。そして民家。

 

 

ザルツブルグとはモーツァルトが生まれた街であり、
中世から「塩の通商」で栄えた「塩の城の街」という意味らしいです。
ここの「城」は、山のてっぺんに君臨して外敵を跳ね返す「砦」であると同時に、
教会の司教や多くの民衆が避難して逃げ込める巨大な城でした。
昨日観た「豪邸としての城」とは大きくその性格を別にするもので、
規模も比べ物になりません。巨大です。

 

 

下からはケーブルカーで登ります。
高低差99m、乗車時間59秒と書いてありました。

 

 

幾重にも城壁が張り巡らされ、さながらちょっとした街です。

 

 

このあとお城の中を見学したのですが、
急な螺旋階段が四階分くらい続き、
足が少しグロッキーになりました。
だから、中も素晴らしかったのですが写真はほとんどありません。

 

 

苦労して登ったらザルツブルグの街並みが一望です。
まるで、おとぎ話のような街です。

 

 

お城のすぐ下に大聖堂があります。これもまた巨大です。

 

 

中に入ったらさらに巨大な空間で圧倒されます。

 

 

このドームはいったいどれくらいの高さなのでしょう。
素晴らしい色彩と雰囲気に圧倒されっぱなしで簾。

 

 

1時間ほど大聖堂の中にいて、外の広場に出ると、
観光用の馬車が歩いていました。

 

 

近くのカフェで、コーヒーと、ついケーキを食べてしまいました。
さまざまなケーキを大きなお盆に乗せて、売りに来ます。たまりません。

 

 

ミュンヘンに帰ってきたのは定刻の10分遅れで6時46分。
写真の赤いLAIL JETに乗ってきました。

 

 

ミュンヘンの居酒屋でささやかなお誕生日会です。

 

 

とってもおいしいさっぱりした黒ビール。
これでも小ジョッキなのですが、とても一気飲みは出来ません。

 

 

ザルツブルグの街並と教会。
素晴らしいオーストリアの街でした。
(※写真をクリックしてください)

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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