谷 好通コラム

2013年01月18日(金曜日)

1.18.六十才代では、80%の人が持っている

1月9日に全社員で行った新年会で、酒を飲み、
私は、まっすぐ歩けないくらいになって、
あらぬ事を大声で口走ったり、足が絡まりひっくり返ったりもしました。
こんなにひどく酔っぱらうのは初めてだと思いました。

 

家に帰り5時間ほど眠って起きたら、
酔いはとっくり醒めているのに、
頭がふらついてまっすぐ歩けないのです。
オマケに左手と左足が少し痺れています。

 

新年会でフラフラになったのはひどく酔っ払ったからではなかったのです。

 

気分はまったく悪くないし、頭が痛いわけでもない。
ただ、ふらついて、左手が痺れていました。
これは良くない兆候だと思い、
この日の夜遅く、
刈谷豊田総合病院の救急診療を受けに行きました。
そこでCTスキャンで頭部の検査を受け、
とりあえず、緊急性があるような所見は見出されなかったので、帰宅しました。

 

それで後日、MRIで精密検査を受けたら、
小さな梗塞が脳幹部に白く写っていました。
その時点ではすでに進行が止まっていて命に別状があるような状態でなく、
あれから、血栓を溶かす薬を飲んで、
酒は飲まず、タバコも吸わずで、仕事を休んでいました。

 

特に、タバコは死ぬまで吸えないと言われ、
ぶつぶつ言うくらいで、まったく苦痛はありません。
あれから一週間以上経ちましたので、
最初はパソコンのキーボードを打つのが少し辛いシビレがあったのですが、
今はもう、ほんの少し違和感があるだけで、すっかり大丈夫です。

 

脳幹梗塞といっても、
私の場合はごく程度の軽いもので、騒ぎ立てるほどのものではありません。
だいいち「隠れ脳梗塞」と言って、
一過性の症状としか出ない数mmの小さな脳梗塞は、
本人の自覚のないままその痕跡を残し、
50代では3人に1人、
60代ではほぼ80%の人が「隠れ脳梗塞」を持っているのだそうです。
だから私の場合、ほんの少し症状があったので判ったのですが、
珍しいものでもなんでもないのです。

 

それでも、生まれて初めて、
ひょっとしたら命に関わったかもしれない病気だったので、
少しだけ神妙な気分なっています。
でも、
お酒が飲めないわけではありません。
あまり飲みすぎてはいけないだけです。
タバコはあきらめましょう。
あと一週間ぐらいは、夜更かししたり、興奮するようなことはせず、
淡々とした仕事ならば良さそうです。
出張だって、強行軍でなければ、行けます。
来月の降雪地域のキーパープロショップ研修会はバリバリで行きます。

 

昨日から、本社事務所で、
何回も会議に出席して、好きなことを喋っています。

 

ブログも、すっかり書けるようになりました。
もう大丈夫です。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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